5月はクローバーの白い花が咲く季節。クローバーもまた、花が咲くことでその存在が目に入ってくる。
白い花が咲いているのをみると、クローバー=シロツメグサ、なんだなと確認することになる。「四葉のクローバー」という幸運のシンボルがすっかり定着している現在の日本では、クローバーといったほうがとおりがよいのだが、日本語としてはシロツメグサというべきなのだ。
シロツメグサは漢字で書けば「白詰草」となる。wikipediaによれば、「詰め草の名称は1846年 (弘化3年)にオランダから献上されたガラス製品の包装に緩衝材として詰められていたことに由来する」、とある。
花びらが爪切りで切った爪のようだから「白爪草」だというのだと思い込んでいたが、そうではないようだ。だが、上記の記述からは、詰め物として花もいっしょに入っていたのかどうかまではわからないが・・・。
いずれにせよクローバー=シロツメグサは、日本の在来種ではなく、ヨーロッパ原産の牧草である。クローバーというと、なんとなく北海道っぽい印象があるのはそのためだ。
ふだんはクローバー(clover)としていても、白い花の咲くこの季節にはシロツメグサという日本名を思い起こしたいものだ。
四つ葉のクローバーを生まれてはじめて発見!
どくだみの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
(2012年7月3日発売の拙著です)
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