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2017年12月24日日曜日

バーブラ・ストライサンドの A Christmas Album より Gounod's Ave Maria(グノーのアヴェ・マリア)


世界中の歌手が「クリスマス・アルバム」と題してCD(やLP)を発表してきたが、とくにわたしが好きなのは、米国のハリウッド女優でディーバ、バーブラ・ストライサンドの A Christmas Album だ。

このアルバムのお気に入りは、Gounod's Ave Maria(グノーのアヴェ・マリア)。ドイツの楽聖バッハの作曲を19世紀フランスの作曲家シャルル・グノーが編曲したものだ。聖母マリアへの祈りはラテン語(・・いわゆる「天使祝詞」)。

バーブラは、容貌からわかるように、いかにもといった感じのユダヤ系米国人のエンターテイナー。キリスト教の信者ではなくても、エンターテイナーだからクリスマスソングを歌ってアルバムまで出していても問題はないのでしょう。アメリカは圧倒的にキリスト教がマジョリティの国ですから、娯楽市場もそれに対応するということ。




アメリカでは、クリスマスは日本のお盆と正月を一緒にあわせたようなものです。family reunion ですね。一年に一回、家族が一緒に集まって無事と健康を確かめる機会。

クリスマスは、もともと「キリスト教以前」のケルトやゲルマンの「冬至祭」なわけであって、その上にキリスト教が乗っかって異教的な要素を払拭したもの。

ですから、キリスト教にこだわる必要はまったくありません。 日本人は、日本人の好きなように、クリスマスは楽しめばいいのですよ。





<参考>

Ave Maria  天使祝詞(アヴェ・マリア) 

Ave Maria
Gratia plena
Dominus tecum
Benedicta tu in mulieribus
Et benedictus
 fructos ventri tui Jesus

めでたし 聖寵充ち満てるマリア、
主御身とともにまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
 御胎内の御子イエズスも祝せられたまふ。

Santa Maria
Ora pro nobis
Nobis pecatoribus
Nunc et in hora,
In hora mortis nostrae

天主の御母聖マリア、
罪人なるわれらのために、
今も臨終のときも祈り給へ。

(「天使祝詞」は、訳詩集『海潮音』で有名な明治時代の英文学者・上田敏の訳になるもの)





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