「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2010~2017 禁無断転載!



2010年2月5日金曜日

本の紹介 『交渉術』(佐藤 優、文藝春秋、2009)




人間観察術をベースにした交渉術は、もちろんビジネスにも応用可能だ

 著者自身のエピソードも、ふんだんに盛り込まれた「交渉術読本」である。

 著者の佐藤優については、あえて説明するまでもないだろう。
 1960年生まれで同志社大学神学部大学院修士課程を卒業して、外務省ではロシア畑の元・外務省主任分析官としてインテリジェンス活動に従事した変わり種。カルヴァン派のキリスト教徒である。
 北方領土返還交渉を、政治家の鈴木宗男とともに行ったが、いわゆる「国策捜査」によって逮捕、獄中生活を過ごした後、現在は作家として著作を量産している。

 本の内容は、「人間観察術をベースにした交渉術」である。大いに参考になるといってよい。
 とくに、「トップの孤独」についての考察は、実にすぐれたものであり、迫真ある描写となっている。実際に当事者として関わり、見聞した政治家についての観察に基づいており、説得力がある。
 「人間の強さと弱さ」についての深い洞察をもとにした、著者の交渉術から学べるものは実に多いといえる。職業外交官によるインテリジェンス活動と交渉術は、もちろんビジネスにも十分に応用可能だ。ただし応用の仕方は間違えない方がよい。

 著者の表現では本書は「実用書」である。好き嫌いはあろうが、一読をおすすめしたい。


<初出情報>

■bk1書評「人間観察術をベースにした交渉術は、もちろんビジネスにも応用可能だ」投稿掲載(2010年2月4日)

(*内容は再録にあたって大幅に書き直した)