「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2010~2017 禁無断転載!



2012年1月8日日曜日

シリコンバレーだけが創造性のゆりかごではない!-月刊誌 「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2012年1月号の創刊6周年記念特集 「未来はMITで創られる」 が面白い


月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」創刊6周年記念特集特集 「未来はMITで創られる」 が面白い。

シリコンバレーばかりが取り上げられることが多いが、「創造性のゆりかご」はシリコンバレーだけではなく、東海岸のボストンにもあることをあらためて教えてくれる特集だ。

まずは、雑誌じたいに語ってもらおう。

特集:「未来」はこうして創られる[MITメディアラボ全面協力]
キンドルのEインクや、グーグル・ストリートビューの技術を生み出すなど、「未来を創る研究所」として注目を集めるMIT(=マサチューセッツ工科大学)メディアラボは、設立以来、世界の "デジタル革命" を牽引し続けている。MITがイノベーションを生み出し続けられる秘密に迫る。
すでに報道されているとおり、2011年9月に日本人の伊藤穣一氏がMITメディアラボの新しい所長に抜擢され、新体制が動き出している。

伊藤穣一氏は米国で教育を受けて、日本語よりも英語が得意な人であるとはいえ、米国の頭脳ともいえる研究組織のトップに日本人が主任するのは快挙だろう。

まずは、特集の目次をみておこう。

●MITメディアラボ訪問記 「より良い未来を創る人がここに集う」
●新しい選択肢を見つけるための「デザイン思考」というアプローチ
●オープン・イノベーションの文化が P&G を真の世界的企業に変えた
●石井裕メディアラボ副所長インタビュー 「2200年の世界に何を残せるか。それを考えて僕は毎日を生きている」
●伊藤穰一メディアラボ所長インタビュー「世界を変えることができるのは権威を疑い、自分で考える若者たちだ」

記事のそれぞれにつけられたタイトルが、MITメディアラボがどういう組織風土をもった研究機関であるか語っている。

ところで、MITのメディア・ラボについては、すいぶん昔であるが、すでにスチュアート・ブランドが本を出している

The Media Lab: Inventing the Future at M. I. T. というタイトルで 1988年に出版されたが、現在では入手不能。

スチュアート・ブランドといえば、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業講演で有名になったフレ-ズ "Stay hungry, stay foolish" が記された Whole Earth Catalog 生みの親である(・・下の写真)。

スティーブ・ジョブズも、スチュアート・ブランドも、1960年代の対抗文化(カウンターカルチャー)そのものといった人たちだが、生活をよりよいものにするために、テクノロジーのチカラを肯定的に捉えていた人たちだ。

ただ、米国で最古の工科大学は、MIT でもスタンフォード大学関連でもなく、手前味噌ではあるが我が母校の RPI (= Rensselaer Politechnic Institute : レンセラー工科大学)で、1824年の創立である。

MIT は 1865年、スタンフォード大学は、1891年の設立と、日本の大学とくらべても意外と新しい。キリスト教の牧師養成の神学校を中心にできあがった東部の名門大学と異なり、市民生活をテクノロジーのチカラによって建設していくことを目的とした工科大学が米国のイノベーションを下支えしてきたのである。

テクノロジーには功罪両面があるので、「テクノロジーで未来を開く」という発想は、ある意味では楽天的すぎるという批判もあるだろうが、テクノロジーでカバーできる分野はテクノロジーによって問題解決すべきだという信念が、米国だけでなく世界をよい方向に変えてきたこともまた否定できない事実である。

西海岸のスタンフォード大学、東海岸のMIT、ともにあたらしいテクノロジーが生まれるゆりかごである。大いに注目してきたい。




<関連サイト>

MIT Media Lab 公式サイト(英語)

月刊誌 「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2012年1月号の創刊6周年記念特集 「未来はMITで創られる」





<ブログ内関連記事>

MIT関連
書評 『グラハム・ベル空白の12日間の謎-今明かされる電話誕生の秘話-』(セス・シュルマン、吉田三知世訳、日経BP社、2010)
・・2006年に閉鎖された MIT の「ディブナー研究所」(The Dibner Institute for the History of Science and Technology)で執筆された科学史の作品

書評 『この国を出よ』(大前研一/柳井 正、小学館、2010)
・・大前研一氏はMITで原子力工学で博士号を取得


スタンフォード大学関連

NHK・Eテレ 「スタンフォード白熱教室」(ティナ・シーリグ教授) 第8回放送(最終回)-最終課題のプレゼンテーションと全体のまとめ


デザイン関連

NHK・Eテレ 「スタンフォード白熱教室」(ティナ・シーリグ教授) 第7回放送-シリコンバレーで働く 4人のゲストに聞く、創造性にまつわる 7つの質問


「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」関連

月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2011年1月号 特集 「低成長でも「これほど豊か」-フランス人はなぜ幸せなのか」を読む

月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2010年8月号の特集「ツイッター時代の「人脈力」は、旬なテーマを知的に分析した文章が読みどころ

新装刊の月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2010年7月号を読む-今月号の特集は「アップルが、世界を変える」

月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2010年5・6月合併号「ビジネスが激変する「労働の新世紀」 働き方が、変わる。」(SPECIAL FEATURE)を読む

月刊誌「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2010年3月号の特集「オバマ大統領就任から1年 貧困大国の真実」(責任編集・堤 未果)を読む





(2012年7月3日発売の拙著です)










Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!

 
end