「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

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2013年6月17日月曜日

【セミナー開催のお知らせ】 「生きるチカラとしての教養」(2013年6月27日)

(中世ヨーロッパの七自由学芸=リベラルアーツの図像表現)


【イベント開催のお知らせ】

来る 6月27日(木)に、ひさびさに一般向けセミナーを開催します。

タイトルは、「生きるチカラとしての教養」 です。

拙著 『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(佐藤けんいち、こう書房、2012) の出版から、まもなく一年になろうとしてますが、編集の際にカットしたものも多々あるものの、書くべきことはすべて書き切ったと思ってました。

しかし、意図的に書かなかったことがあります。

それは 「教養」 です。

「アタマの引き出し」は「専門知識」と「雑学」だ、という趣旨のことを『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』で強調しましたが、「雑学」という表現をつかったのは「教養」よりも幅広く、かつ裾野が広いという意味でありました。

しかし、かならずしも 「教養」=「知識」ではありません。知識が多ければいいという趣旨のことを拙著では書いてますが、「教養」はその「知識」を体系化し、自分で考えるため「知恵」とし、生きていくための「知恵」をつくりだすものなのです。

時代の転換期にあるいま、スキルやノウハウだけでは、もはや限界に達しています。自分の軸とするもの、頼るべきものとしての「教養」がいまこそ求められているのではないか、と。

しばらくぶりに、みなさんといろいろ「対話」を再開してみたいという気持ちになってきました。

そこで、「教養」をテーマにしてお話してみることにした次第です。


なぜ「教養」を取り上げるのか

わたしは、大学は、「実学」重視の一橋大学を卒業していますし、留学先のアメリカのレンセラー工科大学では「実学」として MOT(技術経営)を専攻し MBA(経営学修士)を取得している現役のビジネスマンです。

一橋大学もレンセラー工科大学も、ともに「実学」重視の専門教育機関として出発した大学です。一橋大学といえば商学、レンセラーといえば工学で、ともに「実学」です。

その「実学」重視の大学で、大学学部では「歴史学」を、大学院では「経営学」を学びました。ともに「実学」ではありますが、それぞれの大学のメインストリームではありません。しかし、前者の歴史学は商学から、後者の経営学は工学から必然的に要請され、育てられてきた学問分野なのです。

つまり「実学」は極めれば極めるほど、逆説的にリベラルアーツ(教養)教育が必要になってくるということを意味しています。小手先のテクニックやノウハウを越えた思考の分野にまで踏み込んでいかなくてはならないからです。

「専門」にはかならず哲学・宗教・歴史といった「リベラルアーツ」の裏付けが必要であるというのはアメリカでは常識ですし、もちろんヨーロッパでは言うまでもありません。ヨーロッパの大学制度を導入した日本においても、それは同じことです。

ビジネススクールのMBA教育ですら、すぐに役立つスキルやノウハウではなく、ビジネス界で生きていくためのリベラルアーツ教育であるという位置づけがアメリカではなされています。

哲学・宗教・歴史といった、いっけんすると役に立たない「虚学」ともいうべき学問は、じつは専門を深く極めるためには欠くことができない重要な要素なのです。役に立つか立たないかは、すぐ役に立つか、そうではないかの違いに過ぎません。


セミナーで話す内容について

セミナーでは、時代の転換期に必要なものはなにかという観点から、哲学・宗教・歴史といった、「すぐに役にはたたないが、じつはすごく役に立つ(!)「教養」というものについて、みなさんと「対話」をつうじて考えていきたいと思います。

-「教養」とはなにか?
-なぜ「教養」が必要か?
-どうしたら「教養」は身に着くか?


『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』をすでにお読みになっていると、話の内容がわかりやすいと思いますが、まだお読みでない方もおおいにウェルカムです。

終了後には、飲食をまじえた「懇親会」も考えておりますので、ぜひ「教養」とは何かいついて語り合いましょう! 


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<イベント開催概要>

場所: ルノアール飯田橋西口店マイスペース
   (東京都千代田区富士見2-2-6 今井ビル2階
     電話番号 03-5226-6345)
時間: 2013年6月27日(木) 19時~21時
参加者: 10名程度
会費: 2,500円 (別途、各自で飲み物を注文してください。持ち込み不可です)
懇親会: セミナー終了後、居酒屋等で懇親会を開きます(希望者のみ)
お申し込み方法: フェイスブックのアカウントをお持ちの方は、イベントページにて「参加する」ボタンを押してください。 https://www.facebook.com/events/132292253642150/

アカウントをお持ちでない場合は、ken@kensatoken.com までメールでお願いします。
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<関連サイト>

学長見解2013 ─ 二つの重要課題と一橋大学プラン135
・・実学と教養の関係について一橋大学の歴史に則して記述されている


<ブログ内関連記事>

ビジネスパーソンに「教養」は絶対に不可欠!-歴史・哲学・宗教の素養は自分でものを考えるための基礎の基礎

M.B.A.(経営学修士)は「打ち出の小槌」でも「魔法の杖」でもない。そのココロは?
・・「ビジネススクールでは、たとえ主専攻がファイナンスであろうが、マーケティングであろうが、まずまんべんなく全ての科目を履修することが求められる。全体を視野に入れたうえで、個別の専門を研究すべしという姿勢が一貫している。ビジネススクールも例外ではない。これは米国のリベラルアーツ教育の根本姿勢である」

書評 『私が「白熱教室」で学んだこと-ボーディングスクールからハーバード・ビジネススクールまで-』(石角友愛、阪急コミュニケーションズ、2012)-「ハウツー」よりも「自分で考えるチカラ」こそ重要だ!
・・「日本のように受験が最終目的なのではなく、自分がやりたいこと、やるべきことを見つけるための幅広く勉強することが求められる環境。なるほど、できるアメリカ人が専門分野だけではなく、幅広くモノを知っている理由はそこにあるのだなと納得させられるのだ。リベラルアーツとはそういうことである」

「バークレー白熱教室」が面白い!-UCバークレーの物理学者による高校生にもわかるリベラルアーツ教育としてのエネルギー問題入門

書評 『教養の力-東大駒場で学ぶこと-』(斎藤兆史、集英社新書、2013)-新時代に必要な「教養」を情報リテラシーにおける「センス・オブ・プローポーション」(バランス感覚)に見る

日本語の本で知る英国の名門大学 "オックス・ブリッジ" (Ox-bridge)

いまあらためて「T型人間」、「Π(パイ)型人間」のすすめ-浅く幅広い知識に支えられた「専門プラスワン」という生き方で複眼的な視点をもつ

書評 『知的複眼思考法-誰でも持っている創造力のスイッチ-』(苅谷剛彦、講談社+α文庫、2002 単行本初版 1996)

"try to know something about everything, everything about something" に学ぶべきこと





(2012年7月3日発売の拙著です)





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