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2013年8月25日日曜日

韓国映画 『八月のクリスマス』(1998年)公開から15年


韓国映画 『八月のクリスマス』(1998年)公開から15年たった。早いものだ。

韓国で公開されたのは1998年1月24日のようだが、いまのこの時期にもっともふさわしい映画といえるかもしれない。

韓国のとある架空の小さな地方都市が舞台。写真館を営む青年が主人公。たまたま出会った駐車違反取締員(・・こういう職業が韓国にはあるのか)の女性との出会い、そして静かではかないノスタルジックな非恋物語

物語は暑い8月に始まり、秋を経て、冬に終わる。主人公の青年は不治の病に冒されていたのだ。どんな病なのか具体的にはまったくわからないのだが・・・ 不治の病ものが韓国映画や韓国ドラマには多すぎて、いまでは新鮮味はまったくなくなってしまっているが。

韓国映画にもこんな日本映画のような 静謐(せいひつ)な世界を描いた映画が作製され、しかもヒットしたということに驚きを感じた人は少なくなかったのではないか。

1997年のIMFショックは、タイから始まってインドネシアを経て、最後に韓国を直撃したのだが、ナショナリズムに支えられた経済高度成長という「近代」が突然に挫折した状況のなか、ポストモダンでノスタルジックなこの映画がヒットした理由はそこにあったのかもしれない。

ホ・ジノ監督の初監督作品で、第二作の『春の日は過ぎゆく』(2002年)もまたすばらしい作品であった。この映画は東京国際映画祭で特別上映されたときに見たが、『八月のクリスマス』に勝るとも劣らない作品である。

その後の映画はわたしは見ていないのでなんとも論評のしようはない。たしかヨンさまことペ・ヨンジュン主演の映画も作製されたと思う。

『八月のクリスマス』がすばらしいのは、なんといっても主人公を演じたハン・ソッキュ(韓石圭)という男優である。

高倉健を敬愛してやまないという1964年生まれのハン・ソッキュは、日本でも朝鮮半島問題をテーマにした『シュリ』(1999年)というエンターテインメント大作で知られることになった本格演技派の俳優である。シリアスな役からコミカルな役まで演じることのできるハン・ソッキュはほんとうにすばらしい。

わたしはDVDでハン・ソッキュ主演映画のほとんどは見たが、最近はこれといったヒット作にもめぐまれず、日本で公開される作品もないのが残念でしかたない。

ハン・ソッキュのなにがいいかといって、その声がじつにすばらしいのだ。ほれぼれとするような声は、低く落ち着いていて甘くてセクシーでもある。日本でいえばトヨエツこと豊川悦司が匹敵するのではないか。声がいい俳優、とくに男優は耳に記憶として残りやすい。

『八月のクリスマス』ではなんとエンディングのテーマソングもハン・ソッキュ本人が歌っている。いちど聴いてみてほしい。

主人公の恋人(未満?)役を演じたシム・ウナ(沈銀河)はこれぞ東洋美人といってよい女優であった。1974年生まれの彼女はいくつかの映画に出演したあと引退してしまったのが残念だ。

『八月のクリスマス』は、日本で 『8月のクリスマス』として2005年にリメイクされたが、『八月のクリスマス』が大好きなわたしはこのリメイク版は見ていない。

概してリメイク版にインパクトがないのは、オリジナルのイメージがあまりにもつよいからだ。








<関連サイト>

『八月のクリスマス』(Christmas in August) 主題歌

『八月のクロスマス』 ラストシーンと主題歌

『八月のクリスマス』全編 (8分割。合計97分 音声は韓国語、ただし字幕なし)


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