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2015年2月28日土曜日

「国境なき記者団」による「報道の自由度2015」にみる日本の自由度の低さに思うこと-いやな「空気」が充満する状況は数値として現れる

(「報道の自由度2015」 国境なき記者団の公式ウェブサイトより)

「国境なき記者団」というものがある。「国境なき医師団」が世界的に有名だが、直接の関係はないものの、ともにフランスに本拠地を置く非政府組織(NGO)である。フランス語で Reporters Sans Frontières (RSF)、英語では Reporters Without Borders (RWB)という。

「国境なき記者団」は、報道の自由を擁護するためにつくられたジャーナリストによる団体である。表現の自由が民主主義の根本にあるのと同様、報道の自由もまた民主主義の根本になくてはならないのは、市民がみずからのアタマで考え行動するためには、考えるための材料がただしく提供されなくてはならないからだ。

先日のことだが、「国境なき記者団」が毎年発表している「報道の自由度(World Press Freedom Index)」の最新版(2015年版)が2015年2月12日にプレスリリースがあったことについての記事だが、その内容はじつに驚くべきものであった。

報道の自由にかんして、日本がなんと世界で61位(!)なのだという。しかも、60位が隣の韓国というのだから、さらに驚きが大きい。



「報道の自由度」は、国境なき記者団の公式ウェブサイトに掲載されている世界地図をみると、それは一目瞭然だ。

「真っ黒」に塗りつぶされている中国(180ヶ国中176位!)やベトナム(175位)といった、いまや世界でも希少な共産党による一党独裁国や、中東のサウジアラビア(164位)などが報道の自由にかんして最悪なのは当然として、「真っ赤」に塗りつぶされているロシア(152位)や北アフリカやアフリカ諸国の順位が低いのも当然と受け止められる。

真っ黄色に塗りつぶされているフランス(38位)や英国(34位)、オーストラリア(25位)、それにアメリカ(49位・・スペースの関係からここでは掲載していない)は、報道の自由の高い国々である。

だが、日本は先進国であるのにもかかわらず、報道の自由にかんしてはけっして高い国ではなくなっている。もちろんジャーナリストによる主観的評価であるから、あくまでも参考値として受け取るべきであろうが、それでも世界180ヶ国中61位というのは恥ずべき数値ではないだろうか。

ロシアや中国、さらには北朝鮮や韓国などを批判的なまなざしで見ている割に、批判する側の順位が世界180ヶ国中61位という現実をいったいどれだけ考えているのだろうか

近年の「嫌韓論」の高まりから、なにかと低く評価しがちな韓国だが、61位の日本よりも韓国は上位の60位になっている。61位の日本が60位の韓国を批判し嘲笑する。こういうのを「目くそ鼻くそを笑う」というべきだろう。順位が韓国より下回っていることを直視すべきである。 

「国境なき記者団」の調査は、そうでなくても批判的な精神の持ち主であるジャーナリストたちによる、あくまでも主観的なものであることを考慮に入れても、世界180ヶ国中で61位とはまことにもって残念な話である。

時系列でデータを見ていると、2010年には日本は11位であり、国際的にもきわめて高く評価されていたことを考えれば、さらに残念としかいいようがない。

報道の自由度が低いということは、報道されるべきことが報道されていないということである。なんとなくいやな「空気」が充満する状況が数値の低さとして現れているというべきだろう。

外からの視線に敏感なのが日本人であったはずである。とはいえ、自虐的になる必要はない。しかし、夜郎自大になってはいけない。言いたいことが言える、報道されるべきことが報道される、そんな国であってほしいものではないか!






<関連サイト>

アングル:安倍政権への批判後退か、メディアの自粛ムード強まる (ロイター、2015年2月25日)
・・自分が実行している政策に自信があるなら正々堂々とやるべきだ。そうでないならば、なにかやましいものでもあるのか???


<ブログ内関連記事>

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書評 『スノーデンファイル-地球上で最も追われている男の真実-』(ルーク・ハーディング、三木俊哉訳、日経BP社、2014)-国家による「監視社会」化をめぐる米英アングロサクソンの共通点と相違点に注目

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書評 『醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!』(古田博司、WAC、2014)-フツーの日本人が感じている「実感」を韓国研究40年の著者が明快に裏付ける

(2015年3月6日 情報追加)




(2012年7月3日発売の拙著です)










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