「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2009~2018 禁無断転載!



2017年12月20日水曜日

全国民にガスマスクを配布せよ!-湾岸戦争(1991年)の際、イラクからのミサイル攻撃の脅威にさらされていたイスラエルは国民にガスマスクを無償配布した

(イスラエル政府が配布したガスマスク マイコレクションより)

冒頭の写真のこのガスマスクは、留学のため米国滞在中、ミリタリー関連のカタログ通販で購入したものだ。米国では銃器や刀剣なども通販で購入可能だ。

外箱にはヘブライ語で、「ガスマスク 自己防衛 個人用セット」と書いてある(*ヘブライ語の読解は友人の中東アフリカ料理研究家の教示による。ヘブライ語は右から左に読む)。

ミリタリーオタクではなくても、ガスマスクや赤外線ナイトビジョンなど、イスラエルがその世界では有名なことは知っておいて損はない。ITセキュリティの存在が有名になる以前から、イスラエルにはサバイバルにかんしての素地がある。

ガスマスクを購入したのは米国に滞在中のことだが、それは1990年から1992年にかけてであった。湾岸戦争に始まり、その後にソ連が崩壊したという、まさに世界情勢が激変した時期であった。

1991年の湾岸戦争の際、イラクからのミサイル攻撃の脅威にさらされていたイスラエルは全国民にガスマスクを無償配布したのだという。実際に、イラクからのスカッドミサイルがテルアビブでは着弾し死傷者が出ている。イスラエル国防軍が民間企業と共同開発したミサイル防衛システム「アイアン・ドーム」導入(2008年)以前の話だ。

このガスマスクは、そのイスラエルからの放出品(サープラス)だ。無償でイスラエル国民に配布されたガスマスクが、湾岸戦争後には米国でも流通していたというわけだ。イラクからの毒ガス攻撃は回避されたため不要となったのである。

JBPressの連載コラムで「どんな都市? よく分かるエルサレムとテルアビブ-イスラエルの米国大使館「移転」問題の意味を考える」(2017年12月19日公開)を執筆中に、ガスマスク配布にかんするエピソードを思い出した。わたしがイスラエルの渡航したのは、湾岸戦争後の1992年のことである。

(ガスマスクの交換用フィルター 筆者撮影)

フィルターには Zivilschutzfilter 68 とある。ドイツ語である。つまりドイツ製ということだ。zivil は「シビリアン」(=市民の)という意味の形容詞、Schutz は名詞で「保護」、Filter は名詞で「フィルター」軍用ではなく、市民向けの保護フィルターということになる。

Zivilschutzfilter 68 はガスマスクとしてはヴィンテージものとしてオークションで売買されているようだ。

マイコレクションのこのガスマスクは、現在に至るまで幸いなことに使用せずに済んでいる。だが、「いま、そこにある危機」である北朝鮮からの攻撃は核ミサイルだけとは限らない生物化学兵器の可能性もある。コンピュータウイルスによるサイバー攻撃の可能性もある。

ミサイル発射情報である「Jアラート」もいいのだが、日本政府は全国民にガスマスク配布するぐらいのことを検討してみてはどうか? 米国から「イージス・アショア」導入とのことだが、とても勃発する可能性のある「第二次朝鮮戦争」には間に合わない。

極端な話に聞こえるかもしれないが、生物化学兵器による攻撃の可能性はゼロではないamazonでもイスラエル製ガスマスクは販売されているので、関心のある人は見てみるとよいだろう。






<ブログ内関連記事>

JBPress連載コラム15回目は、「どんな都市? よく分かるエルサレムとテルアビブ-イスラエルの米国大使館「移転」問題の意味を考える」(2017年12月19日)

早いもので米国留学に出発してから20年!-それは、アメリカ独立記念日(7月4日)の少し前のことだった

『イスラエル』(臼杵 陽、岩波新書、2009)を中心に、現代イスラエルを解読するための三部作を紹介

Pen (ペン) 2012年 3/1号(阪急コミュニケーションズ)の「特集:エルサレム」は、日本人のための最新のイスラエル入門ガイドになっている

映画 『戦場でワルツを』(2008年、イスラエル)をみた

『イスラエルのハイテクベンチャーから学ぶ会』に参加-まずはビジネスと食事から関心をもつのがイスラエルを知る近道であろう

書評 『アップル、グーグル、マイクロソフトはなぜ、イスラエル企業を欲しがるのか?』(ダン・セノール & シャウル・シンゲル、宮本喜一訳、ダイヤモンド社、2012)-イノベーションが生み出される風土とは?

書評 『無人暗殺機ドローンの誕生』(リチャード・ウィッテル、赤根洋子訳、文藝春秋、2015)-無人機ドローンもまた米軍の軍事技術の民間転用である

書評 『イスラエルとユダヤ人に関するノート』(佐藤優、ミルトス、2015)-プロテスタント神学 × インテリジェンスという独自のポジションから読み解く

イスラエル産スウィーティーの季節




(2017年5月18日発売の新著です)


(2012年7月3日発売の拙著です)







Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは
http://kensatoken.com です。

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!



end