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2017年12月22日金曜日

映画 『ヒトラーに屈しなかった国王』(2016年、ノルウェー)を見てきた(2017年12月22日)-立憲君主制のあるべき姿を身をもって示した国王の苦悩と決断の3日間


映画 『ヒトラーに屈しなかった国王』(2016年、ノルウェー)を銀座のシネスイッチ見てきた(2017年12月22日)。この映画は、立憲君主としてのノルウェー国王の3日間の苦悩と決断を描いた重厚でしかもエンターテイメント性の高いヒューマンドラマだ。

主人公は、ノルウェー国王ホーコン7世。スウェーデンとの同君連合が解消されてノルウェーが独立した際、独立国家のノルウェー国民は立憲君主制を選択、デンマークの王子が招聘されて国王となったのである。

1905年に国王に即位してから35年目の1940年4月9日、ノルウェーに苦難が訪れる。ヒトラーのナチスドイツが「中立国ノルウェー」に侵略してきたのだ。徹底抗戦するか、兄のデンマーク国王のようにドイツへの降伏を受け入れるか。究極の意志決定を下さなくてはならない立場に追い込まれる国王。


国民のために、そして祖国のためにをプリンシプルとして立憲君主に徹してきた国王だが、ドイツの電撃作戦のなか内閣とともに北へ北へと逃避行を続ける。

重大な局面を迎えたまさに「決定的瞬間」に、ヒトラーには屈しないという決意を内閣に示した国王。主権国家で国民国家としてのノルウェーの命運がかかっていたまさにそのとき、国王は決断を下し、政治に介入したのである。立憲君主としての制約を逸脱するものであったが、すべての責任を引き受け、王室の解体まで覚悟したのである。

この映画を見て思ったのは、昭和天皇の「御聖断」である。「ポツダム宣言受諾」を決断した昭和天皇もまた、その瞬間、立憲君主としての制約を逸脱したのであった。

ノルウェー国民の7人に1人が見たというこの映画は、おなじく立憲君主国で民主主義国家の国民である日本人にとっては、感じるところが多いと思う。

そういった感想は別にしても、指導者としてだけでなく、また一家の家長であり、親であり祖父でもあった一人の人間を軸にしたヒューマンドラマとして見るべき価値ある映画だと思う。

ぜひ見るべきだと推奨したい。


<関連サイト>

映画 『ヒトラーに屈しなかった国王』公式サイト

ヒトラーに屈しなかった国王(CINEMATOPICS、2017年7月10日)

400万の護衛がついている!」ヒトラーに決して屈しなかった国王(君塚直隆、現代ビジネス、2017年10月30日)


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