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2019年6月23日日曜日

映画『夏至』(ベトナム/フランス、2000年)を18年後の「夏至」に見る-雨期のハノイの美しい映像


昨日(2019年6月23日)は「夏至」(げし)だった。一年でもっとも日が長くなる一日。といっても実感はないが、これから「秋分」に向かって日が短くなっていく。 

日本(ただし北海道は除く)では「夏至」は梅雨時に来るが、この点にかんしては東南アジアも同様だ。東南アジアは「雨期」のまっただ中。日本の梅雨と違って、降り方は半端ではない。ときに豪雨になるが、雨上がりはヒンヤリして気持ちいい。 

昨夜は、夏至だから『夏至』という映画を見た。ベトナムとフランスの合作映画。フランス語のタイトルは À la verticale de l'été (英語だと The Vertical Ray of the Sun)日射角度が直角になる日が夏至だということ。ベトナム人監督のトラン・アン・ユン監督の作品。2000年製作・公開。じつは見るのは今回はじめてだ。 

ベトナムの首都ハノイを舞台にした三姉妹の物語それぞれの秘められた恋愛。チェーホフの『三人姉妹』以来、このモチーフはいろんな人が作品化しているが、創作意欲をそそるのだろうか。 

とにかく映像が美しい。その点では私が大好きな映画で同監督の処女作『青いパパイヤの香り』(1993年)に勝るとも劣らない。というよりも、『夏至』はベトナムでロケを行っているので、リアル感はフランスでセット撮影した『青いパパイヤの香り』以上である。 


(雨期のハノイの豪雨 映画よりキャプチャ) 

なんといっても雨期の雨のシーンである。そう、こんな感じの豪雨が当たり前のように降るのが雨期なのだ。2回目の訪問だったと思うが、ハノイで雨期の豪雨に遭遇したことを思い出した。古都ハノイである。豪雨のシーンも美しい。 

 ディテールにも注目したい。母の命日に三姉妹と家族が集まるシーンから映画が始まる。儒教圏で大乗仏教圏のベトナムならではのシーンである。祭壇には「心」と「祖先」という漢字。そして洋楽のあいまに聞こえてくるお寺の鐘の音。 


(祭壇には「祖先」の漢字 映画よりキャプチャ)

東南アジア、とくにインドシナ半島のなかでもベトナムだけが例外なのだ。カンボジアもラオスもタイもミャンマーも、いずれも上座仏教圏。ベトナムとタイは、似ている面もあるが、まったく異なる文明圏に属している。基本的に、ベトナムは中華文明圏、タイはインド文明圏だ。(*ただし、ベトナムは服属させた中部のチャンパー王国からインド文明の要素を取り入れている)。

フランスによる植民地化以来、インドシナというとベトナムのことを指すことが多いが、ベトナムはインドではなく、シナ(=中国)の影響圏である。そのうえにフランス文化が乗っかっている。 

コロニアルスタイルの建築物、そしてバインミーというフランスパンをつかったサンドイッチ。フランスでもサンドイッチとえいえばそれだ。フランスパンが街頭で山積みになって販売されている光景は面白い。 


(山積みになって売られているフランスパン 筆者撮影)

ただし、北部のハノイは、南部のホーチミン(旧サイゴン)と違って、季節の違いははっきりしている。

基本的に東南アジアは雨期と乾期にわかれるが、北部のハノイの冬は寒い。バンコクからハノイに出張したことがあるが、冬のハノイで寒い思いをしたことがあった。気温差が大きいことを考えてなかったのだ。 

ハノイの冬は、乾期で、しかも寒い。これは『夏至』というタイトルの映画では描かれることはない事実である。ぜひ知っておいたほうがいい。







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