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2014年1月5日日曜日

ミャンマーではいまだに「馬車」が現役だ!-ミャンマーは農村部が面白い


「最後のフロンティア」という謳い文句でミャンマーが注目を浴びているが、ミャンマーは大都市ヤンゴンだけではないミャンマーは地方が面白いのだ。

ミャンマーではいまだに馬車が現役だ! 

写真の馬車は観光馬車ではない荷物運搬用の馬車である。ここは幹線道路。もちろんクルマも走っているが、このように馬車が現役で使用されているのである。しかもひんぱんにすれ違うので、主要交通機関であることもわかる。

撮影したのは2009年。急速に変化しつつあるミャンマーだが、変化が激しいのはヤンゴンなどの大都市が中心。農村部はまだまだ昔ながらの生活のままだ。



写真の馬車を後部からみると輸送用であることが一目瞭然だろう。コメ(?)をつめた麻袋が積まれている。馬は馬力があるから荷物運搬には適しているのだ。



隣に停車しているのは日本の観光バスの中古車である。HINOMARU というロゴがそのまま消されずに残してあるのはミャンマーの人たちが日本製にブランドを感じているためだ。

交通手段に使用されるのが「馬」なら、農耕につかわれるは「牛」だ。

いまだにお釈迦様の時代と同様に、牛が耕運機の役目を果たしている。


農耕はいずれトラクターが取って代わっていくのだろうが、消えてしまわないうちにミャンマーに見に行くべし!

ヤンゴン=ミャンマーではありませんよ!






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書評 『馬の世界史』(本村凌二、中公文庫、2013、講談社現代新書 2001)-「馬と人間の関係」を軸に描いた東西ユーラシアの人類史





(2012年7月3日発売の拙著です)





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