「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2009~2018 禁無断転載!



2018年1月31日水曜日

書評 『血流がすべて整う食べ方』(堀江昭佳、サンマーク出版、2017)-血流がすべて。そしてそのためには胃腸を整えること


『血流がすべて整う食べ方』(堀江昭佳、サンマーク出版、2017)という本があるがレビューしてみないかという依頼がレビュープラスからあったので、二つ返事でOKした。

健康法の本だし、前作は20万部を越えるベストセラーで、本書は第2作だということなので、読んで損はないだろうと思ったから。

本書の内容を一言で要約してしまえば、「血流がすべて。そしてそのためには胃腸を整えること」になる。血流とは血の巡りのこと。血流が淀んでいるのは論外だが、サラサラだけでもダメなのだという。

というのも、著者は漢方薬剤師であり、漢方でいう「血」とは、血液だけでなく栄養やホルモンを含む概念のことだからだ。だから、血液サラサラであっても、栄養やホルモンが血流とともにカラダを巡っていなければ意味がない。入って出るまでの循環、これが重要なのだ。

胃腸を整えるために著者が推奨しているのは、食生活が変化する以前の日本人の食事ということになるだろう。四季の巡りと恵みを活かし、とくに食物繊維を十分に摂ること。

わたしの世代であれば、親から「腹八分目にしなさい」(・・つまり、食べ過ぎるな!ということ)とか、ことあるごとに食事にかんするさまざまな智恵をたたき込まれているが、若い世代ともなれば、たとえ女性であっても知恵の伝承は途切れてしまっている。だからこそ、著者の方法に従ってみるのもよいのだろう。

具体的なアドバイスですぐ実行できるものがある。たとえば、どんな家庭にも常備されている七味唐辛子。胃腸のための漢方といえるほどの薬効があるのだとか。

海藻は食物繊維の宝庫だが、海苔や昆布などの海藻を消化できる酵素をもっているのは日本人だけなのだとか。フランスでの遺伝子解析の結果あきらかになっているのだという。たしかに、有史以前から日本人は海藻を食べてきたからねえ。 これからも食べ続けるべきなのだ。

そして、著者がもっとも推奨しているのが「一週間夕食断食」。胃腸を掃除して血流を整えるのに最適な方法なのだそうだ。朝昼は食べて夕食は食べない。胃腸を休ませて、朝のお通じをよくするのが目的。

わたし自身は、長年にわたって朝食抜きの「半日断食」を実践しており、きわめて良好な健康状態にあるので、著者が推奨する「夕食断食」を実行するつもりはまったくないが、いままで「断食」(ファスティング)を実践したことのない人は試してみるといいかもしれない。

著者は、婦人科専門の漢方薬剤師で、とくに妊活の相談が多いのだそうだ。男性と女性の違いはもちろんあるが、男性であっても有用なアドバイスの数々であることは間違いない。

英語の格言に You're what you eat.(=あなたは、あなたが食べるものでできあがっている)というものがあるが、著者が説く内容もまさにその思想そのものである。

ココロとカラダは密接な関係にあり、カラダを整えることがココロを整えることにつながる。そしてそのカギは血流であり、胃腸を整えることにあるのだ。

基本的に女性を対象にしているが、女性に限らず男性でも、関心のある人は一読してみて、自分にあったものはさっそく採り入れてみるといいだろう。


レビュープラス








目 次

はじめに
第1章 血流が整えば、心も体もうまくいく
第2章 胃腸を掃除して血流を整える「一週間夕食断食」
第3章 血流を整える「食べたら出す」仕組み
第4章 血流を整え汚染を防ぐ食材と食べ方
第5章 血流は四季のめぐりと恵みで整える
第6章 食べることとは、生きることである
おわりに
主要参考文献


著者プロフィール

堀江昭佳(ほりえ・あきよし)
漢方薬剤師/不妊カウンセラー/有限会社堀江薬局代表/一般社団法人日本漢方薬膳協会代表理事1974年生まれ、出雲市出身。出雲大社参道で90年以上続く老舗漢方薬局の4代目。薬学部を卒業後、薬剤師となったのち対症療法中心の西洋医学とは違う、東洋医学・漢方の根本療法に魅力を感じ、方向転換する。本場中国の漢方医から学ぶ中、不妊に悩む友人の相談を受けたところ、漢方で妊娠したことに感動し、婦人科系の分野、なかでも不妊症を専門とするようになる。体の不調の解消だけではなく、本人の抱えている常識や執着といった束縛からの「心の解放」を終着点としている唯一の漢方薬剤師。血流を中心にすえた西洋医学、漢方医学、心理学の3つの視点からの総合的なアプローチは評判を呼び、自身の薬局で扱ってきた不妊、うつ、ダイエット、自律神経失調症など心と体の悩みは5万件を超える。地元島根はもとより全国、海外からも相談があり1か月先まで予約がいっぱいの状態が続いている。不妊相談では9割が病院での不妊治療がうまくいかず、来局されるケースであるものの、2009年以降に寄せられた妊娠報告は、累計1000名を超える。また、日本漢方薬膳協会の代表理事にも就任し、広く漢方薬膳の知識を広め、より多くの女性に幸せと笑顔を届けるために奮闘中。血流を改善して病気を遠ざける方法について書いた『血流がすべて解決する』(サンマーク出版)は20万部を超えるベストセラーとなった。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)






<ブログ内関連記事>

「生命と食」という切り口から、ルドルフ・シュタイナーについて考えてみる

「半日断食」のすすめ-一年つづけたら健康診断結果がパーフェクトになった!

成田山新勝寺「断食参籠(さんろう)修行」(三泊四日)体験記 (総目次)

書評 『修道院の断食-あなたの人生を豊かにする神秘の7日間-』(ベルンハルト・ミュラー著、ペーター・ゼーヴァルト編、島田道子訳、創元社、2011)-修道院における「断食」は、減量法を越えてスピリチュアルへの道を拓く





(2017年5月18日発売の拙著です)



(2012年7月3日発売の拙著です)









Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!



end