「春分の日」で祝日だから、たまには美術展にでもというわけで上野にいったら、東京文化会館の前にパネル展示があった(2019年3月21日。
おお、伝説のバレエダンサーのニジンスキーと「ロシアバレエ団」(バレエ・リュス)ではないか! 。まさに『春の祭典』。ストラヴィンスキー、ニジンスキー、ディアギレフといった名前が想起されてくる。
第1次世界大戦前のパリでセンセーションを巻き起こしたロシアバレエ団。 伝説のニジンスキーを一度は見てみたかったと思う。もちろん、100年以上前の話なので不可能な夢想ではあるのだが・・・
1913年のパリ、そしてその翌年に始まった第1次世界大戦。4年半にわたって続いた「世界大戦」で、ヨーロッパのみならず世界が激変する。天才舞踊家ニジンスキーもまた、世界大戦から変調をきたす。神経衰弱になり、その後の30年を精神病院で過ごすことになる。
100年たつと、100年前をあらたな視点で見直す機運が高まってくるものだ。世界大戦前後について、もう一回捉え直してみることが必要だろう。
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