先週金曜日(2025年3月28日)にミャンマー中部で発生したM7.7規模の大地震。もともと地震は発生しているミャンマーだが、今回の大地震は1000年に一度というべき規模のものだ。
(Wikipedia掲載の図を編集)
ミャンマーは、その国土の背骨というべき南北軸に沿ってサガイン断層なるものがあり、インド・プレートとユーラシア・プレートがぶつかる場所に位置している。内陸地震なので津波は発生しないが、ヒマラヤ山脈の麓に位置するミャンマーでは、過去なんども大きな地震が発生している。
(BBCニュース記事より)
日本に限らないが、震源地から100okmも離れていながら倒壊したタイのバンコクの建設中のビルの話ばかりがメディアでは流れているが、ほんとうに目を向けなくてはならないのはミャンマーの状況だ。
そのなかでも、「NHKのクローズアップ現代」の特集「“戦地”を襲った大地震 〜ミャンマー 見えざる被害〜」(2025年4月2日)は、現地情報を伝えてくれる数少ない報道のひとつである。
わたしは、ミャンマーにはこれまで合計3回訪問しており、15年前に新首都ネーピードー、30年前には震源地に近い古都マンダレーにもいっている。ミャンマー情勢は、断続的だがずっと継続して関心を持ち続けてきた。
そうでなくてもサイクロンなど大規模自然災害に見舞われやすいミャンマー、さらに今回は内戦状態下で人災として拡大している。日本にいてはなず術もなく、もどかしく心苦しいが、関心をもちつづけることが大事だと強く思っている。
仏教国で、気質的にも日本人とも近いのがミャンマーの人たちでなのだ。
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