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2010年10月1日金曜日

書評 『沖縄本礼賛』(平山鉄太郎、ボーダーインク、2010)-本を買うのが好きな人、コレクター魂をもつすべての人に




沖縄が好きで沖縄にかんする本が好きな人はもちろん、とくに本を買うのが好きな、コレクター魂をもつすべての人に

 東京で「沖縄本」(おきなわ・ぼん)を収集するコレクターのつぶやき。「沖縄本」というのは著者の造語、沖縄に関連する本すべてのことを指す。

 しかし、これがめっぽう面白い。沖縄に関心がなくても、本の収集に関心がなくても、コレクター魂を語ったこの本は、同じような傾向をもつ者にとって、他人事ではないという共感を抱くはずだ。

 著者はふとしたキッカケで沖縄と出会い、沖縄にはまってしまった人。しかも、沖縄というテーマを、本という形から押さえたいという志向をもった人だから、ついには病がこうじて、沖縄にいく旅費を惜しんで「沖縄本」の購入に充ててしまうというところまでいってしまう。買って集めても一部しか読んでいないという告白が正直でいい。本末転倒が甚だしいのもコレクターというものの真骨頂

 私も、本は読むが、それよりも本を買って集めるのが何よりも大好きという人間なので、著者にはなんともいえない親しみを勝手に感じてしまった。
 もちろん私も沖縄には何回かいっているし、「沖縄本」もそれなりに収集したが、「沖縄本」礼賛者である著者のような一点集中型の情熱はない。しかも、引越の際にかなり処分してしまった。

 沖縄が好きで、しかも沖縄について知るのが好き、というよりも沖縄グッズとしての「沖縄本」(おきなわ・ぼん)が好きという人はもちろん(・・もし、そんな人がいるのなら)、そうでない人も、コレクター魂を共有する人、とくにリアル書店でもネット書店やヤフオクでも本を買うのが好きという人にはぜひすすめたい本。

 読んで得になるということは、それほどあるわけではないのですが。

 それよりも買った本の収蔵が・・・やれやれ。


<初出情報>

■bk1書評「沖縄が好きで沖縄にかんする本が好きな人はもちろん、とくに本を買うのが好きな、コレクター魂をもつすべての人に」投稿掲載(2010年9月12日)

*再録にあたって一部加筆した。
*amazon の取り扱いはないので、購入は bk1 その他のネット書店、あるいは沖縄県内のリアル店舗か沖縄圏街では沖縄関連のお店で。

PS amazonでの取り扱いがあることがわかりましたので情報掲載します。



目 次

まえがき

第一章 沖縄本集め、はじまりはじまり

沖縄本の定義 
沖縄本との出合い 
天久氏登場 
沖縄本収集、加速 
沖縄古書店ツアー 
ビセカツさん 

第二章 沖縄本の神様が舞い降りる

『詩集 みやらび』 
『比嘉春潮全集』 
『伊波普猷選集』 
『ゼンリン住宅地図』 
『沖縄大百科事典』 
《けーし風》 
《EDGE》 
『沖縄県庶民史』 
南大東島のアルバム 
『戦後沖縄の政治と法』 
『詩と版画 おきなわ』 

第三章 沖縄本-その豊饒なる世界

ゲタママで考える沖縄 
ネット時代の沖縄本収集 
コンプリート癖 
沖縄本本 
沖縄本界のスーパースター 
こんな書名に弱い   
本はこうして増えていく   
我が家の本棚事情 
沖縄本をもらった話 

著者プロフィール

平山鉄太郎(ひらやま・てつたろう)

1967年、東京都立川市生まれ。東京都国分寺市在住。東京工業大学工学部附属工業高等学校(現・東京工業大学附属科学技術高等学校)機械科卒業。編集プロダクション勤務を経て、現在はフリーランスの校閲者。2001年3月に沖縄を初めて訪れ、その魅力に取りつかれて、沖縄を研究しようと決意。しかし本を集めるばかりでロクに読みもせず、いつの間にか沖縄本コレクターに。沖縄本の蔵書は4000冊を超える。コザ独立国国分寺大使、キャンパスレコード東京駐在員、沖縄三板協会講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)。


<関連サイト>

沖縄の本ならココ! ボーダーインク (沖縄を彩る出版社のサイト)


<ブログ内関連記事>

書籍管理の"3R"
・・Rrduce, Reuse and Recycle ???

『随筆 本が崩れる』 の著者・草森紳一氏の蔵書のことなど
・・「本と戦う」人々? 本に埋もれて死んで本望?

『ちょっと本気な 千夜千冊 虎の巻-読書術免許皆伝-』(松岡正剛、求龍堂、2007)で読む、本を読むことの意味と方法
・・「とある機会に閲覧できた、琉球銀行調査部の図書室は沖縄本の一大コレクションだった」ことに、私の思い出として、ちょこっと触れている

「東洋文庫ミュージアム」(東京・本駒込)にいってきた-本好きにはたまらない!

「沖縄復帰」から40年-『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』(佐野眞一、集英社、2008)を読むべし!

(2014年1月18日 情報追加)






(2012年7月3日発売の拙著です)






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