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2015年3月5日木曜日

「もっと知りたい!イスラーム展」(東洋文庫ミュージアム)に行ってきた(2015年3月4日)-地球規模でカバーした目配りがうれしい展示の数々


「もっと知りたい!イスラーム展」(東洋文庫ミュージアム)に行ってきた(2015年3月4日)。

自称「イスラーム国」によるテロがニュースになっている現在、そうと意識したわけではないだろうが、結果としててきわめて時宜にかなった企画である。本来のイスラームがどういうものであるか知るための、すぐれた入門となっている。

さすが東洋文庫だけあって、中東以外のアジア・アフリカ全般への目配りがうれしい展示の数々だ。中東から中央アジア、南アジア、そして東南アジアと中国まで、地球規模でカバーしている。イスラームは、まさにグローバル宗教なのである。

これは、14世紀の大旅行家イブン・バットゥータの旅の軌跡そのものである(下図参照)。

(イブン・バットゥータの大旅行の軌跡)

展示の中心は、東洋文庫が所蔵するクルアーン(=コーラン)やその他の書籍や絵画資料である。実物をもって語らしめるという手法が貫徹している。

14世紀にシリアで書写されたクルーアンが展示されている。これは貴重な所蔵品だ。いまシリアが戦乱状態にあるが、こういった貴重な文化遺産の保存はどうなっているのか心配である。

(14世紀にシリアで書写された秘蔵のコーラン貴重本)

とくに興味深いのは、あまり紹介されることのない中国のムスリムについての展示である。なかでも中国のイスラーム書家によるカリグラフィー(=書道)作品はめずらしい。本来はゆるされない「にじみ」を活かしたアラビア文字は、中国書道の影響下にあるものらしい。

(中国の書家によるイスラーム書道)

このほか、いま世界中で大きな問題を引き起こしているイスラーム主義にかんする原典も、所蔵図書として展示んされている。イブン・タイミーヤの『論理学者ったいへの反論』(1949年)、ラシード・リターの『マナール聖典注釈』(1954年、カイロ)、イランのホメイニ師の『イスラーム統治論』(1978~1979年、テヘラン)である。

ミュージアムショップでは、現地で収集されたイスラーム関連グッズも多数販売されている。イスラーム世界を、地球的ひろがりのなかで捉える企画展である。


(パンフレットの裏面)


<関連サイト>

東洋文庫ミュージアム 公式サイト






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・・ウイグル族や回族などの中国のムスリムへの関与政策




(2012年7月3日発売の拙著です)










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