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2015年6月2日火曜日

ITALIA のロゴをつけたコンテナを見かけた


先週のことだが、めずらしいものを見かけたので写真に撮っておいた。ITALIA(=イタリア) の文字が入ったコンテナである。日本ではめったに見ないものだ。

日本でみるコンテナは、日本の海運会社の NYK(日本郵船)や MOL(三井大阪商船)、K-LINE(川崎汽船)のほか、デンマークの世界最大の海運会社 Maersk(マースク)、その他に韓国の Hanjin(韓信)、Cosco(中国遠洋運輸集団)などが一般的である。
   
調べてみたら、Italia Marittima(イタリア・マリッティーマ) 社のコンテナとわかった。イタリアの海運会社である。営業の中心はレヴァント(=東地中海)なので、極東アジアではめったに見ないわけだ。

もともとはオーストリア=ハンガリー帝国(=ハプスブルク帝国)時代の1833年に、アドリア海に面した港湾都市トリエステでオーストリア・ロイド(Österreichischer Lloyd)として設立された。第一次世界大戦によるハプスブルク帝国の崩壊により、所有権は1919年イタリアに移転し、社名もLloyd Triestino となった。2006年から現在の社名となっている。


トリエステといえば、イタリア文学者で作家であった須賀敦子の名作『トリエステの坂道』の舞台である。ヴェネツィアの対岸に位置しており、スロヴェニア国境にも近い。残念ながらまだ一度も訪れたことがないのだが・・・・

Italia Marittima(イタリア・マリッティーマ) 社は現在、「世界一周航路」をもっている台湾の長栄海運(=エバーグリーン:Evergreen)が運行させているようだ。コンテナは世界中をめぐっているので、イタリアの港町トリエステのコンテナが思わぬところで遭遇することもあるわけだな、と。
     
ふだん見慣れないものを目にしたら、まずは写真にとっておく。そのあと調べてみる。「アタマの引き出し」を増やすコツでありますね。







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(2012年7月3日発売の拙著です)











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