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2011年2月3日木曜日

本日2月3日は日本では太陽暦の「節分」。 奇しくも太陰暦の「春節」(CNY) と重なった。 Happy Chinese New Year !



 今年(2011年)の「春節」は2月3日から。英語では Chinese New Year、略して CNY と表記することもある。

 今年の春節は、偶然だが日本の節分と重なっている。

 春節とは中国の旧正月のこと。中華文明圏の新年。日本以外では、中国や台湾では休日、その他シンガポール、マレーシア、タイなど華人居住地帯では国民の休日ではないが、華人は休みに入る。中華文明圏のベトナムや韓国も日本でいう旧正月が正月である。モンゴルもそのようだ。

 日本だけが、明治維新の際に「文明開化」のかけ声のもと、すべてをヨーロッパ文明にコンプライアンスしてしまった。変わり身の早い日本人である。

 東南アジアでは、とくに流通部門を握っているのは華僑華人であることが多いので、春節休みのあいだはモノの動きが止まってしまう。最初から春節をファクターに入れて計画をたてる必要がある。これは、タイで会社を立ち上げた際に、体験したことだ。

 春節は太陰暦(旧暦)なので、太陽暦(ソナー・カレンダー)による「節分」と、太陰暦(ルナー・カレンダー)の春節が重なったことになる。

 「節分」は、wikipedia 中文バージョン(维基百科)には、明確に日本のものだと書かれている(キャッシュは2011年2月3日現在のもの)

節分在日本是指各季節的分際,即立春、立夏、立秋、立冬的前一天。江戶時代後常特指立春的前一天。自1985年起節分為每年的2月3日,但隨著時曆的推移,此日期在未來也會變動。日本在節分之日有許多傳統的活動,例如撒豆子、吃惠方卷等等,各地寺廟與神社也有一些祭典。

 豆まきのことや、恵方巻のことまで書かれている。

 昨年もこのブログに書いたが、世の中で盛りあがっている「恵方巻き」に対しては、私はきわめて冷ややかだ。「創られた伝統」だからだ。

 今年も、中国からのインバウンド観光客が多いのだろう。
 日本の商売人にとっては、年間最大のかき入れ時となった。

 買い物が主目的であれ、日本に来るということが重要だ。

 自分の足で歩いて、自分の目で日本を見る。五感をフルに全開にして日本を体験する。報道やインターネットの情報ではなく、自分の感性を通して日本を把握する。こういったことで、中国人の日本に対する考え方は変化していくことだろう。

 モノやサービスはガンガン買って、カネを落として欲しいが、土地を買い占めるようなことはしてほしくない。
 もっとも土地に対する私的所有権の認められていない「社会主義国・中国」の人間からすれば、自由に土地売買の可能な日本は天国のようなものだということは、アタマでは理解できる。
 だが、心情としてはあまりうれしくない。

 外国人の土地所有に制限をかけるのは世界の常識である。
 日本の豊かな自然と国土を守るため、一定の制限をかけることは絶対に必要だと考えている。

 中国とのビジネスに際しては、「何でもあり」のスタンスは取るべきではない。原理原則は絶対に守るべきだ。中国人は日本人とは違って原理原則の民である。対話は可能である。

 なにわともあれ Happy Chinese New Year !



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