「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2009~2024 禁無断転載!



2020年1月5日日曜日

千葉県立現代産業科学館(市川市)に行ってみた(2020年1月5日)-「電気・石油・鉄鋼」を中心にした近代産業史のミュージアム

(千葉火力発電所タービンローター 筆者撮影)

千葉県立現代産業科学館(市川市)に初めて行ってみた(2020年1月5日)。初詣のついでの3軒目の立ち寄りである。

これまた初めて訪問した市川市文学ミュージアムはメディアセンターのなかにあるのだが、その隣の建築物が「千葉県立現代産業科学館」であることを Google Map で知った。地図を表示すると出てくるからだ。気になって当然だ。

「千葉県立現代産業科学館」は名前だけは知っていたが、訪れるのは今回が初めてだ。もともと予定には入れてなかったが、なにごとも思い立ったら実行すべきである。この機会を逃したら、行く機会はなかなか訪れないだろう、ということで訪問実行

千葉県の工業というテーマで一貫しているのかなと思ったが、むしろ現代の産業社会を成り立たせている「電気・石油・鉄鋼」を軸に(このいずれも京葉工業地帯のからみではある)、その他の先端産業について、子どもから大人まで啓蒙するのが目的のミュージアムであった。


(ベッセマー転炉 筆者撮影)

(上記の説明書きの拡大)

メインの展示は2階の「電気・石油・鉄鋼」で、工業史、産業史といった観点での展示が楽しめる。ベッセマー転炉は、1/2サイズの模型だが、はじめて実物を見た。なるほど、こういうものか、と。

一昨年のことになるが、「韮山反射炉」を見に行ってきた 際に気になっていたのがベッセマー式だ。幕末に日本各地で反射炉が建設された時点では、すでに最先端の鉄鋼製造はベッセマー式になっていたことを知ったので気になっていたのだ。

京葉工業地帯にある川崎製鉄の高炉もある。1953年に建設当時は世界最先端の製鉄設備で、1977年まで現役で使用されていたらしい。「技術史的にも、世界の大型一貫製鉄所の先駆けとなった鉄鋼業発展の記念碑的存在」とある。


(川崎製鉄千葉製鉄所1号高炉 筆者撮影)

(上記の説明書きの拡大)

メインの展示は2階だが、1階には「放電体験コーナー」がある。現代産業の中心にあるのは電力だが、自然現象である雷と電力ネットワークを守る避雷という観点から、放電現象を目の前で見せてくれる10分間の体験。大音響で火花が散るのを見るのは、なかなかの体験だ。

今回は、いろいろ回ってから立ち寄ったので(なんせ立ち寄りの3軒目だ)、すこし歩き疲れたこともあって見学はだいぶ省略したが、次回以降はもっとじっくり見学してみたいと思った。









<ブログ内関連記事>

「韮山反射炉」を見に行ってきた(2018年4月21日)-日本人なら一度は見学しておきたい反射炉は、まさに「百聞は一見にしかず!」の産業遺産
・・この当時すでに英国ではベッセマー転炉が開発されていた

書評  『「夢の超特急」、走る!-新幹線を作った男たち-』(碇 義朗、文春文庫、2007 単行本初版 1993)-新幹線開発という巨大プロジェクトの全体像を人物中心に描いた傑作ノンフィクション

ドイツが官民一体で強力に推進する「インダストリー4.0」という「第4次産業革命」は、ビジネスパーソンだけでなく消費者としてのあり方にも変化をもたらす

書評 『自動車と私-カール・ベンツ自伝-』(カール ベンツ、藤川芳朗訳、草思社文庫、2013 単行本初版 2005)-人類史に根本的な変革を引き起こしたイノベーターの自伝


鎮魂!戦艦大和- 65年前のきょう4月7日。前野孝則の 『戦艦大和の遺産』 と 『戦艦大和誕生』 を読む



 
(2019年4月27日発売の拙著です)



(2017年5月18日発売の拙著です)


   
(2012年7月3日発売の拙著です)







Clip to Evernote 


ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどうぞ。
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!









end