JBPress連載コラム第35回目は、「今こそ日本が振り返るべき100年前の海軍の活躍-第1次世界大戦で地中海に派遣された帝国海軍、そのミッションとは?」⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54159
今回も、JBPressの編集部による「リード文」がついてますので、そのまま引用しておきましょう。
日本人の多くはあまり認識していないが、日本は第1次世界大戦に「連合国」の一員として参戦し、戦勝国となった。その際、日本が受け持った重要な作戦の1つに、ドイツの潜水艦「Uボート」から連合国の船舶を護衛するミッションがあった。『ビジネスパーソンのための近現代史の読み方』の著者、佐藤けんいち氏は、日本は100年前に「海を守った」経験を改めて振り返り今に役立てるべきだという。(JBpress)
帝国海軍は青島攻略作戦だけではなく、英国からの要請で2つの重要な作戦に参戦している。それは“太平洋全域とインド洋におけるドイツ艦隊の追跡”と、“地中海における護衛艦作戦”である。
前者は、青島港を母港とするドイツ東洋艦隊を太平洋全域とインド洋から駆逐して、船舶運航の安全を確保する作戦であり、後者は、日本から遠く離れた地中海で、ドイツの潜水艦「Uボート」と武装商船による「通商破壊作戦」から連合国の船舶を護衛する作戦であった。
今回はこの2つの作戦を取り上げて、英国や米国、そして日本のような「海洋国家」にとって海軍の存在意義がどこにあるのか、なぜ日本は「第2次世界大戦」で敗戦国となったのかについて、考えるヒントを提供したいと思う。
地政学的に考えれば、日本の生存にかかわる「シーレーン防衛」問題は、100年前も現在も変わらないのである。
(つづきは本文で) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54159
次回のコラム公開は、10月9日(火)です。お楽しみに!
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