今週のことだが、15年超にわたって借りていたコンテナ倉庫(ストレージ)から退去した。書類や書籍などを収容するスペースを確保するために賃貸していたのである。
退去することになったのは、自発的なものではない。そうすることを余儀なくされたからだ。コンテナ倉庫が立地する土地が、新駅開発のために立ち退きを迫られたからである。昨年9月のことだ。ついに来るものが来たなと、受け止めるしかない。
立ち退きを求められた土地の所有者には経済的な補償があるが、当然のことながらその土地にある上物の賃貸人には補償は行われない。
ストレージの管理会社からは代替施設を紹介されたが、熟慮の末に契約解除し、今後はストレージは賃貸しないことにした。引っ越しなどという、こんな機会でもない限り、徹底的にモノの処分などできないからだ。
つまるところ、コンテナ倉庫のなかにあった荷物を運び出さなくてはならないわけだが、問題はそのすべてを自宅に持ち帰ることは、物理的なスペースの問題から不可能だということだ。
したがって、大規模な「断捨離」が必要となる。仕事が一段落した昨年11月の終わりから作業を開始することにした。ほぼ毎週末にストレージに通って、選別作業を行ってきた。
そうして選別されたのは、ネットオフへの売却が段ボール箱4箱、廃棄処分が11箱である。前者は自宅に持ち帰ったうえで引き取りにきてもらい、後者は清掃工場に持ち込むことにした。書類関係は焼却処分にする必要を感じたためである。
「便利屋」に依頼して、廃棄処分11箱を船橋南部清掃工場に持ち込んだが、計量したらなんと 160kg(!)もあった。家庭ゴミ扱いなので「無料」であったのは、幸いであった。段ボール箱は資源ゴミなので受け入れてくれないことは、今回はじめて知った。
余談だが、東京湾の三番瀬に面した清掃工場からの眺めは絶景だ。クルマで向かうゴミの焼却炉への入口は高層階にあるからだ。キラキラ光る海が美しい。
(参考)船橋市南部清掃工場
さて、自宅に持ち帰った段ボール箱は 30個近くある。この段ボールの中身については、さらに選別を行い、売却するものと廃棄するものを選別しなくてはならない。
気が遠くなるような話だが、まだまだ気力と体力があるうちに作業に取りかからなくてはならないな、とため息をつきながら思う、きょうこの頃である。
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