NHK大河ドラマ「べらぼう」の第2回、18時からBSで視聴。今回も面白かった。
「男一筋」(!?)という平賀源内が登場、そもそも舞台が吉原であり、子ども向けの番組ではない(はずな)ので番組的にとくに問題はない。
とはいえ、源内先生が総髪だったのはよしとして、黒髪だったのは違和感あり。 若白髪だったので「しらが源内」(笑)とよばれていたと『平賀源内』(水谷不倒、中公文庫、1977)に書かれていたのだが・・ 。
もっとも、この『平賀源内』ですら、カバー装画には黒髪で総髪姿の画像が掲載されているという、この締まりのないチグハグさ(笑)
ちなみに平賀源内はベンジャミン・フランクリンとは同時代。その件は、拙著の『フランクリン 人生を切り拓く知恵』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022)に長い解説文を書いているので、ご参照いただきたく。
ただし、雷が静電気であることを発見し、避雷針を発明したフランクリンとくらべたら、せいぜいオランダ製のエレキテルを修理した程度の源内はでは、日本人としては残念なことながら、フランクリンとは比較するのも野暮というべきか。
「万能の天才」であったフランクリンが、あまりにも「べらぼう」だったわけでありましてねえ・・。源内は「器用貧乏」としかいいようがなかったな、と。
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