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2009年12月29日火曜日

書評 『経営者、15歳に仕事を教える』(北城格太郎、文春文庫、2008)-とくに、子供をもつ親、そして教育者によんでもらいたい本




とくに、子供をもつ親、そして教育者によんでもらいたい本

現在IBM最高顧問で経済同友会代表幹事をつとめた、「サラリーマン経営者」が15歳に向けて平易に語った、会社で仕事をするとはどういうことなのか、という内容の本。

 この本は、文庫本として活字として読むなら、15歳よりもむしろ大人が読むべき本である。音声として耳から聴くなら、15歳に向けであってもいいだろう。15歳は話のディテールがわからなくても、「感じて」もらえばいいからだ。

 この本は大人が読むべきだといったが、ビジネスパーソンなら、男性であれ女性であれ、第一章から第三章までは、ある程度まで理解できるはずだろう。自らのキャリアを考える上で、先輩の話として虚心坦懐に聞けばいい。サラリーマン経験のある経営者が何を考えているのかがわかる。

 本当に読まなければならないのは、15歳の子供をもつ親、そして教育者である。日本の就労人口のうち8割が、なんらかの形で会社で働いている以上、その会社というものが何をやるところで、会社で仕事をするとはどういうことなのかを、15歳からイメージさせておくことが必要だからだ。

 親は、自分の子供に語るためのコトバを、この本から得ることができるだろう。

 教師が子供に語るためには、会社の実態を自分自身が知っておく必要があるのだが、この本を読めば少なくとも脳内で「疑似体験」はできるはずだ。

 教育も、社会人になってからの基礎作りになるようなものでなければ意味がない。私自身、ある私立学園の諮問委員をここ数年仰せつかっているが、まだまだ企業社会と学校教育のあいだには埋めがたいギャップが存在することを痛感している。
 
 企業は、「自ら課題を見つけ、他人と違った発想ができ、それを人に説得できる人」を求めている。そして仕事は、「明るく、楽しく、前向きに」取り組んで欲しいものである。

 このための必要な教育を、家庭教育にも、学校教育にも求めたいのである。子供は、何のために働くのかがわかれば、何のために学ぶのか自ずから理解して、取り組むはずである。

 この本は、そのキッカケとなるであろう。

              
■bk1書評「とくに、子供をもつ親、そして教育者によんでもらいたい本」投稿掲載(2009年12月27日)
■amazon書評「とくに、子供をもつ親、そして教育者によんでもらいたい本」投稿掲載(2009年12月24日)


         





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