先日(2021年2月23日)に比較的大きな地震があったこともその理由の1つだが、「非常食」として試しに購入してみた缶詰の「牛めし」(SUNYO食品)を食べてみることにした。
賞味期限切れまでだいぶあるが、いつまでも置いておいても仕方ないからだ。 内容量375g、税込み430円。
結論は、この商品にはメリットはほとんどない、ということ。デメリットだらけである。
◆理由(その1)
お湯で温めなくてはならないこと。しかも、なんと20分! あまりにも長すぎる。「非常事態」で電気もガスも止まった状態で、どうやってお湯を沸かすというのだ???
◆理由(その2)
缶詰の開け方だが、プルトップではないというのも致命的だ。幅が20cm以上もある、このでかい缶詰を缶切りで開けたら、くたびれてしまった。缶切りで缶詰あけるなんて、最近は滅多にしないからね。
◆理由(その3)
正直いって味が旨くないということだ。これは決定的に致命的だ。「非常事態」でほかに食べるものがないならまだしも、そうでない状態で食べるものではなかった。
もし非常食としてそろえるなら自衛隊の「ミリ飯」(=ミリタリー飯)のほうがはるかにマシだろう。
その昔、大学2年の頃だが、陸上自衛隊の隊員から余った缶詰をもらって富士山の山小屋で食べたことがある。
温める必要がないというのがまず第一のメリット。肉体を酷使する自衛隊員向けなのでやや塩気が強いものの、食事としては悪くなかったという記憶がある。
来るべき「非常事態」(・・といっても、なんだかよくわからない新型コロナウイルス感染症対策の「非常事態」のようなヤワなものではない、物的損害が発生するハードなもの)に備えて、いろいろ研究しなくてはならないなと、高校時代はワンゲル部員だった私は思った。
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