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2023年9月28日木曜日

「断酒千日行」達成(2023年9月28日)ー ついに満願成就!

 

2023年9月28日、ついに「断酒千日行」を達成した。酒をまったく飲まずに1000日間。3年弱である。本日で1001日目である。

比叡山の「千日回峰行」になぞらえてのネーミングだ。「断酒千日行満願成就」である。感慨もひとしおだ。


「三日・三月・三年」(みっか・みつき・さんねん というが、  「最初の3日」を達成すれば、つぎの「三月」は達成が可能になり、それがクリアできれば「三年」も不可能ではなくなるという先人の知恵だ。

3ヶ月は約100日、3年は約1,000日である。100は10の二乗、1000は10の3乗である。なるほど対数で表示可能である。

*****


痛風発症は 2020年9月29日。あすで「痛風発症から3年」になる。

起床時に「右足かかとに激痛」が走ったのであった。「親指の付け根」ではなく、「右足かかと」であったため、しばらく「痛風」とわからなかったのだ。最初は外科にいってしまった。

医療機関において、正式に「痛風」だと判明したのは10月2日のことである。わたしはこの日を正式に「痛風元年」と定めた。Google calendar に記入して、リマインダーとして毎年10月2日に自分に警告することにしている。

現在もなお「尿酸値」を下げるための治療中である。「フェブリック」の「ジェネリック」を毎日1錠服用している。それも3年近い。

それと同時のことだ。「いっそのこと、酒なんか飲むのはやめてしまえ」と思ったのだ。オール・オア・ナッシングである。40年分飲んだからな。未練は無用だ。

おかげさまで、総合健康診断の結果は良好だ。「尿酸値」はつねに7を切っている。状態良好!

数字がすべてではないが、基本的に数値が低いとうれしい。成績は高い方がいいが、放射能の値は低いほうがいい。それとおなじだ。

しかも、酒を飲んでいないので、尿酸値とは直接関係ない項目も下がっているのはうれしい。

 端的にいったら「γ-GT」の数値。なんと「25」。男性としてはきわめて低い数値で安定している。

肝臓よし! 一日抜いたくらいでは、この数値はでないだろう。この数値は高校生なみか?
 



とはいうものの、経営診断もそうだが、局所的な数値だけみていても意味はない。「部分最適のワナ」にはまってしまうからだ。あっち立てれば、こっち立たず。栄養でバランスとるのはむずかしい。 

健康は英語では health というが、全体を意味する whole の関連語だという。後者から holistic という派生語が発生した。 

局所的な部分最適ではなく、全体最適を意識したいものだ。現状は、心技体の三拍子はそろっている。

 *****

たまにビールなど飲んでしまう夢を見る。この1000日間で4~5回だろうか。記憶に残っていないだけで、もっと見ているかもしれない。

「ヤバイ、せっかく断酒記録伸ばしているのに・・」
「あ~あ、もうすこしで1000日達成なのに飲んでしまった・・・」

この夢をどう解釈するべきか、わからない。ほんとうは飲みたいのに、ということもあるだろう。

だが、かならずしもそうではなないような気がする。ムリを敷いていたという気持ちはないが、40年間という、あまりにも長く飲んでいたので、生活習慣化していたためではないかという気もする。

じつはけさ目覚める前も「宴会?」で飲んでしまう夢をみてしまった。「千日も達ししたし、いいかな」、と。そんなことでは、いかんねえ。

*****

千日の稽古を「鍛」とし、万日の稽古を「錬」とすというフレーズがある。宮本武蔵のものだという。「鍛」と「錬」をあわせて「鍛錬」。「修行」の道は長い。なにごとも継続である。

とはいえ、「断酒万日」達成には30年、いまから27年後のことになる。はたして、そこまで生きているという保証はない。そこまでやる必要があるのかどうかもわからない。

「千日行満願成就」したから、もうこれ以上つづける必要もないのかもしれない。では、「部分的に解除」していくことにするか

だが、そうはいっても、なんだか飲むのがおそろしい。

「自己暗示」によって「酒は有害という意識」がすり込まれてしまっているからだ。「飲み始めると止まらないのではないか」という恐怖もある。

もちろん、酒を飲もうが飲むまいが、痛風対策の「フェブリック」(のジェネリック)は飲み続けなくてはなるまいが・・・


 




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