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2010年9月28日火曜日

「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α ー 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に (総目次)




 現在までに、47都道府県のほぼすべてにいっている私が、いまだ訪れたことがなかったのが山形県。その日本海沿岸部に拡がる庄内平野と背後になだらかな山容をしめしている出羽三山。

 「庄内平野と出羽三山への旅」と題した今回の旅のテーマは以下のとおりであった。

① 「山伏修行体験塾」(二泊三日)に参加すること
② 出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)をすべて歩くこと
③ 即身成仏による「ミイラ仏」を実際に見ること
④ 庄内地方が生んだ 大川周明、石原完爾ゆかりの地をまわること


 1週間にしてはかなり盛りだくさんの旅であったが、かなり充実したものとなった。

 記憶が失せてしまわないうちに、旅の記録を紀行文風に綴ってみたのが、「庄内平野と出羽三山への旅」全12回である。
 紀行文あり、修行体験記あり、背景解説のコメントあり、書評あり。これまた盛りだくさんの内容になっている。

 編集長兼ライターという特権を享受できるのが、このブログという「個人雑誌の」の強みであり、面白さでもある。

 この文章が、みなさんのお役に少しでも立つのであれば、執筆者冥利に尽きるというものです。どうぞご覧あれ。

 ボナペティ(Bon Appetit !)


(1) はじめに

(2) 酒田と鶴岡という二つの地方都市の個性

(3) 「山伏修行体験塾」(二泊三日)に参加するため羽黒山方面に移動

(4) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 初日の苦行は深夜まで続く・・・

(5) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 二日目は早朝から夜中まで実に長い一日だった・・・

(6) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 最終日の三日目が終了! 精進落としの楽しみとは・・・

(7) 「神仏分離と廃仏毀釈」(はいぶつきしゃく)が、出羽三山の修験道に与えた取り返しのつかないダメージ

(8) 月山八号目の御田原参籠所に宿泊する

(9) 月山八号目から月山山頂を経て湯殿山へ縦走する

(10)松尾芭蕉にとって出羽三山巡礼は 『奥の細道』 の旅の主目的であった

(11) 湯殿山で感じる「出羽三山の奥の院」の意味

(12) 庄内平野の湯殿山系「即身仏」(ミイラ仏)を見て回る


<番外編>

書評 『世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られたのか』(岡田芳郎、講談社文庫、2010 単行本 2008)

「山伏修行体験塾 2011 東京勧進」 に参加-ヤマガタ・サンダンデロ(銀座)にて山形の食材をふんだんにつかった料理とお酒を存分に楽しんできた(2011年11月11日)



<参考サイト>

山伏(体験)wikipedia

「いでは文化記念館」(羽黒山)の「山伏修行体験塾」

宿坊・大聖坊が主催する山伏修行体験・・民俗写真家・三好祐司が日本各地の民俗・風習を訪ね歩いた記録。「いでは文化記念館」以外が主催する「山伏修行体験塾」以外の山伏修行。


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2010年9月8日水曜日

庄内平野と出羽三山への旅 (1) はじめに

(鶴岡市から見た出羽三山)


                          
 遅い夏休みをとって、生まれて初めて庄内地方と出羽三山を旅してきた。2010年9月1日から7日までの六泊七日間である(・・うち夜行の高速バスで車中一泊)。
 こんな円高状況なのに、なんで円高メリットを享受しないで国内旅行なんかしているのか(?)、という気がしないでもないのだが・・・

 恥ずかしながら、いままで仕事でもプライベートでも、庄内平野だけでなく、そもそも山形県には一度もいったことがなかったのだ。これで、東北地方はすべての県を訪れたことになる。日本国内でまだ一度もいったことのない都道府県は、愛媛県と高知県のみとなる。

 大川周明や石原完爾を生んだ庄内平野の風土を、やはり身をもって体感することが必要と感じていた。すでに20年以上感じてきたことである。
 このように感じていながらも機会に恵まれなかったのである。やはり、何事も機縁というか、機会と縁を作るためには、自分の内部で熟して発酵させることが必要なのだろう。そしてあとはタイミングだ。

 今回のキッカケは、出羽三山の「山伏修行体験塾」(二泊三日)への参加である。これを中核(コア)にして、前後の数日を使って庄内平野(酒田と鶴岡周辺)と出羽三山すべてを回る計画をたてた。山歩きをする私にとって、山伏修行も子供のときから憧れていたものである。

 今回の旅のテーマは、重要度の順番で、以下のとおりになる。

① 「山伏修行体験塾」(二泊三日)に参加すること
② 出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)をすべて歩くこと
③ 即身成仏による「ミイラ仏」を実際に見ること
④ 庄内地方が生んだ 大川周明、石原完爾 ゆかりの地をまわること

 庄内平野といえば、アカデミー外国映画賞を受賞した、映画『おくりびと』のロケ地として、すっかり有名になったようだ。実は、原作の『納棺夫日記』(青木新門、文春文庫、1996)の舞台は、門徒地帯の北陸・富山県である。私はこの本を、映画化前と映画をみたあとの2回読んだ。
 映画はバンコクから成田に戻る全日空の機内で小さなモニターで見たが、飛行機のなかなのかかわらず、思わず目頭が熱くなるのを感じた。正直、静かな感動を感じたからだ。

 修験道とミイラ仏(=即身仏)で有名な出羽三山を背景にもつ庄内地方に目をつけた、脚本家の小山薫堂は、さすがいいセンスをもっている。
 この地は、「死と再生」を濃厚に感じ取ることのできる風土をもった土地柄なのだ。
 この感覚を身をもって体感できたこと、これが今回の旅の最大の収穫だろう。
  
 では、次回以降、できるだけ時系列にそって、旅のあらましと、旅の収穫について書いてみたいと思う。

 庄内平野と出羽三山への旅 (2) 酒田と鶴岡という二つの地方都市の個性



<関連サイト>
                
映画『おくりびと』予告篇(YouTube)



<ブログ内関連記事>

「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に (総目次)

書評 『世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られたのか』(岡田芳郎、講談社文庫、2010 単行本 2008)

「山伏修行体験塾 2011 東京勧進」 に参加-ヤマガタ・サンダンデロ(銀座)にて山形の食材をふんだんにつかった料理とお酒を存分に楽しんできた(2011年11月11日)

「お籠もり」は何か新しいことを始める前には絶対に必要なプロセスだ-寒い冬にはアタマと魂にチャージ! 竹のしたには龍がいる!

成田山新勝寺「断食参籠(さんろう)修行」(三泊四日)体験記 (総目次)




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