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2024年3月6日水曜日

書評『池田大作と創価学会 ― カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ』(小川寛大、文春新書、2024)― すでに成長後期にある「新宗教」の軌跡と行く末について考え、ついでに『私の履歴書』も読んで巨大組織をつくりあげた男の「昭和史」 を考える

 

先日(2024年2月)出版された『池田大作と創価学会 ー カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ』(小川寛大、文春新書、2024)を読む。これは面白い本だった。  

シンパでもアンチでもない、中立的な立ち位置の宗教ジャーナリストによるものだ。その意味では安心して読める本である。 

池田大作という、いい意味でも悪い意味でも巨大な存在感をもっていた人物を軸に、巨大宗教組織の過ぎ来し方を振り返り、今後について考える。そんな内容だ。 

著者の指摘で興味深いのは、創価学会という宗教組織は、「学会」というネーミングにもあるように、そもそもの出発点がその他の「新宗教」とは大きく異なるという点だ。 

天理教や大本教のように、教祖(それも女性が多い)の神がかりによって始まるのが、日本の新宗教の特色だが、創価学会はそうではない。

初代の牧口常三郎は教育者であり、創価とは価値創造のことだ。日蓮正宗の信仰に忠実だったゆえに戦時中は投獄され、獄中死している。 

宗教組織として出発したのは、戦後になってからである。実業家で牧口常三郎の弟子だった2代目の戸田城聖がその原動力であり、彼こそ実質的な創業者というのにふさわしい。そして、3代目の池田大作の時代に巨大組織となったわけだ。

著者による、2代目が「ゼロイチ」であったなら、3代目は「イチジュウ」という比喩が面白い。事業家としての力量が発揮されたわけだ。 

急拡大路線が「出版妨害事件」によるバッシングで挫折、それを機に「平和路線」へと転換。そのタイミングで日中国交前以来つづく中国共産党との win-win の関係、政治活動としては「政教一致」を断念し「政教分離」路線に転換するなど、紆余曲折を経てきた歴史をあらためて振り返るのも意味あることだろう。 

かつてほどの勢いはもはやなく、すでに成熟期に入って久しい創価学会。生老病死が最大のテーマであった時代は終わっている。成長のピークは2005年であったようだ。現在では信者数は、200~400万人と推計されている。 

となると、すでにピークを過ぎてから20年近くになる。攻めの姿勢から守りの姿勢に入っているということか。 

池田大作氏は昨年2023年に95歳で亡くなったが、公的な場に姿を見せなくなったのが2010年であり、組織としてはすでに「カリスマ」亡き後の実務家による体制がうまく機能しているようだ。 

すでに「過去の人」となっていた池田氏だが、それでも「昭和は遠くなりにけり」という感想を抱く。 

好き嫌いから離れて、距離を置いてその人物と時代について考えることのできる状況が、ようやく始まったということだろうか。 


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目 次
はじめに 
第1章 静かに去りぬ「永遠の師匠」 
第2章 ポピュリズムを先取りした「庶民の味方」 
第3章 「政教一致」から「平和の使者」へ 
第4章 「池田ファンクラブ」への変質 
第5章 「幸福製造機」公明党が与党である意味 
第6章 さまよえる創価学会・公明党の現在地と未来予想 
おわりに

著者プロフィール
小川寛大(おがわ・かんだい) 
1979年熊本県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。宗教業界紙「中外日報」記者を経て、2014年宗教専門誌「宗教問題」編集委員、2015年同誌編集長に就任。 


**********


『池田大作と創価学会 ー カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ』(小川寛大、文春新書、2024)を読んだついでに、池田大作氏自身の手になる『私の履歴書』(聖教ワイド文庫、2016)を読む。  




『私の履歴書』は、まさにあの『私の履歴書』である。現在なおつづく日本経済新聞の名物連載ものだ。

池田大作氏は、1975年に登場している。なんと47歳(!)だったという。「人生はこれからが正念場」(著者)という現役バリバリの時代である。 

池田氏自身、「私の履歴書」を書くには早すぎると思っていたようで、何回も依頼されながら固辞し続けていたという。 

日経が執筆を要請し続けたのは、間違いなく読者に受けるとみなしていたからだろう。経済人にとって、巨大組織を就任からわずか15年でつくりあげた男について知りたいと思うのは当然だ。その結果、「私の履歴書」として前半生の回想録が残されたわけだ。 

全部で32回の連載であったようだ。激動の昭和史を生き抜いたひとりの「庶民」の人生である。 

内容的には前半の 2/3 は面白い。具体的で読ませる内容である。東京湾沿いの海苔の栽培製造販売を行う家に生まれ、貧困ゆえに苦しみ、結核をわずらうという厳しい人生。 

金属加工の仕事についた「軍国少年」は、敗戦後の日本で学問への憧れからむさぼるように本を読む。文学作品が中心だが、そうとうの読書家であったようだ。 

読んでいて思ったのは、田中角栄の『わたくしの少年時代』を想起させるものがあるということだ。なるほど、池田大作と田中角栄は馬が合ったわけだと納得するものがある。 

田中角栄のほうが10歳年上で軍隊経験があること、建築土木関連の技術屋出身であることが違いではあるが、貧困からの脱出というテーマは共通している。 

そして2代目会長であった師匠との出会いと組織人としての道。そこから先は、あまり面白くない。というのは、分量的に少ないだけだけでなく、主観的な自分語りと、第三者的な分析とのズレがあるからだ。 

ちなみに、おなじく日経に連載された棟方志功の「私の履歴書」は『わだばゴッホになる』として書籍化されているが、池田氏の「私の履歴書」は、書籍化された際に独自のタイトルをつけずにそのままとしている。 

庶民出身だから、そっけないほうがいいとしたのだろうか?  とはいえ、面白い内容だった。

「昭和史」を人物を中心に語るうえで、重要な「自伝」のひとつとして扱われるべきであろう。 




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2019年8月3日土曜日

書評『大山倍達正伝』(小島一志/塚本佳子、新潮社、2006)―「戦前・戦中・戦後の昭和史」を生き抜いた朝鮮半島出身の男の骨太で波瀾万丈の人生



『大山倍達正伝』(小島一志/塚本佳子、新潮社、2006)を読了。出版されてすぐに購入した本だが、今回がはじめての通読。なんと13年間も寝かしたままだったことになる。600ページを越す大著である。 

大山倍達(おおやま・ますたつ)といってピンとくるのは、当然のことながら空手、しかも極真空手にかかわってきた人たちだろう。あるいは、子ども時代にアニメやマンガで『空手バカ一代』に熱狂した世代の人たちであろう。私は前者には該当しないが、後者の1人である。『空手バカ一代』は、いまでも大好きだ。 

大山倍達が亡くなったのは1994年、すでにもう25年も前のことになる。すでに四半世紀も過ぎているので「過去の人」になっているといえば、そのとおりだ。 だが、1994年に大山倍達が亡くなって直後に始まった極真会の後継組織の混乱ぶりは、少なくとも私にとっては記憶に新しい。武道界のなかのことであるが、男子直系相続で3代目の道主が率いる合気会とは、際だった違いを示していたからだ。 


『大山倍達正伝』は二部構成をとっている。「第1部 人間・崔永宜」(塚本佳子)と「第2部 空手家・大山倍達」(小島一志)。 

崔永宜と書いてチェ・ヨンイと読む。大山倍達の出生時の「本名」だ。大山倍達は「通名」である。大山倍達は、朝鮮半島出身者であった。戦時中に日本に密航してきのである。だから、空手家・大山倍達の人生とは、「戦前・戦中・戦後の昭和史」を生き抜いた半島出身の男の波瀾万丈の人生、ということになる。 

大山倍達が半島出身であることは、すでに1980年代後半には私も知っていた。「倍達」はハングルで「ペダル」と読み、朝鮮の古名であることもまた。 

だが、本書によれば、大山倍達のメンターであった民族運動家・曹寧柱(そう・ねいちゅう:この人は石原完爾の東亜連盟の中心人物でもあった)に命名されたが、大山倍達自身は「倍達」の意味を知らなかったようだ。故郷を捨て日本で生きることを決意し、民族運動からは完全に足を洗ったつもりだったが、皮肉なことに、最期の最期まで「民族」を背負い続けたことになる。 

極真空手の関係者ではないので、私にとって第2部はそれほど関心のある内容ではなかったが、大山倍達の信条である「力なき正義は無能なり、正義なき力は暴力なり」がパスカルの『パンセ』の一節から来ていることを知ったのは驚きであった。武器を取り上げられた沖縄で発達した空手(当時は唐手)が内地に導入されてとげた進化、また大山倍達が空手以外の武道からも貪欲に学び、柔道や合気道のエッセンスも取り入れていることは興味深い。 

とはいっても、興味深く読んだのは「第1部」である。日本の近現代史、そのなかでも「戦前・戦中・戦後にまたがる昭和史」そのものを熱く生き抜いた大山倍達=崔永宜を、日本と半島のあざなえる縄のごとき複雑なからみあいを丁寧に解きほぐしながら迫っているからだ。大山倍達もまた、力道山と似たような人生を歩んだことになる。 

とくに圧巻となるのは、「第1部第4章 民族運動-激動の日々」であろう。日本が無条件降伏によって敗戦したその瞬間間から活発化したのが、植民地として支配されていた朝鮮や台湾の人びとの動きだ。 

占領軍から「第三国人」とされていたこの人びとのなかでも、とくに動きが激しかったのが朝鮮半島出身者たちだ。民族独立に際して共産主義(・・のちの北朝鮮)か反共(・・のちの韓国)かという争点をめぐって、凄惨な内ゲバ状態がもたらされる。大山倍達もその渦中にあって、武闘派として暴れまくったわけだ。この時代は、ほとんど治外法権といってもよい状況でもあり、詳しいことは記録に残っていない。サンフランシスコ講和条約によって日本が主権を回復した1952年までの7年間のことである。 



(【公式】空手バカ一代 第1話「焼けあとに空手は唸った」(1973) 
(*もちろん『空手バカ一代』の主人公と大山倍達はイコールではない)


大山倍達は、現在風に表現をつかえばセルフ・プロデュースに長けた人だったということになる。日本武道である空手の世界でナンバーワンになるためには、作り上げたイメージを生き切ることが必要とした。そして、見事にイメージつくりに成功したといえる。さまざまなエピソードがあるが、かなりの部分が虚構であることは、著者たちによる探求で実証されている。 

『空手バカ一代』によって、空手の世界を超えた有名人となったわけだが、もちろん荒唐無稽といってもよい内容のマンガの主人公と、実物とはイコールではない。というよりも、原作者の梶原一騎の創作によってできあがった虚像があまりにも肥大化してしまったために、本人自身が苦しむことになってしまったようだ。 その意味では、大山倍達は、もちろん本人自身の血のにじむような努力がベースにあったが、セルフ・プロデュースによって成功をつかんだ一方、行き過ぎたセルフ・プロデュースの罠にはまってしまったといえるかもしれない。 

本書は、そんな大山倍達=崔永宜の人生を描いた大著だが、根底にあるのは愛だと感じさせられた。けっして真相を暴くといった姿勢ではない。なにごとであれ、真相というものは「虚実皮膜」のあいまにあるものだが、対象への愛があるからこそ、真相を明らかにしたい、本当のことを知りたいという気持ちがわき上がってくるのであろう。 

この本を読んだあとも、私は『空手バカ一代』が大好きだと気持ちにまったく変化はない。フィクションをフィクションとして受け入れて楽しむ。フィクションの主人公が、モデルとされた人物の実像とかけ離れたものであっても構わないではないか。歴史小説と歴史の違いといってもいい。 

人生とはパーソナル・ストーリーであり、パーソナル・ヒストリーである。大山倍達の人生もまた、「戦前・戦中・戦後にまたがる昭和史」そのものであった。「空手バカ一代」の人生は、波瀾万丈の骨太の人生であった。



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目 次

「はじめに」(塚本佳子) 
第1部 人間・崔永宜 (塚本佳子)  
 序章 極真空手と「大山倍達伝説」  
 第1章 誕生-世界のなかの朝鮮 
 第2章 少年時代-「虎の骨」と臥龍山の咆哮 
 第3章 渡日-翻弄された時代 
 第4章 民族運動-激闘の日々 
 第5章 頂点-世界の極真空手 
 終章 存在証明-崔永宜と大山倍達 
第2部 空手家・大山倍達 (小島一志) 
 序章 原点「力なき正義は無能なり」 
 第1章 伝説と虚飾の原風景 
 第2章 剛柔流と松濤館-修行時代(1) 
 第3章 第1回全日本大会と山籠り-修行時代(2) 
 第4章 謎に包まれたアメリカ遠征 
 第5章 伝説から極真会館建設へ 
 終章 晩鐘 
「エピローグ」(小島一志)  
おわりに」(小島一志) 
参考文献





著者プロフィール

小島一志(こじま・かずし) 
1959年、栃木県生まれ。早稲田大学商学部卒業。株式会社夢現舎(オフィスMugen)代表取締役。元『月刊空手道』『月刊武道空手』編集長。極真会館空手道、講道館柔道の有段者。武道・格闘技関係者との深い交友関係を持つ (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)


塚本佳子(つかもと・よしこ) 
茨城県生まれ。株式会社夢現舎(オフィスMugen)取締役副代表。元『新極真空手』編集長。編集者として多くの武道・格闘技関連媒体の制作を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)




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(2019年8月13日 情報追加)


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2014年4月29日火曜日

「昭和の働く女性-夢と希望と困難と-」(昭和館・東京九段下)は、見る価値ある企画展-「昭和」に限定されているのがちょっと残念だが・・


本日(4月29日)は「昭和の日」で国民の休日。もともとは先帝陛下(=昭和天皇)の「天皇誕生日」として休日でありました。

わたくしも「昭和時代・後期」に生まれ育ったので、「昭和時代」はリアルタイムで体験しております。

とはいっても自分が生まれる前の「昭和時代・前期」は親や教師の話を聞いただけで実体験をもっているわけではありません。いまいちリアリティをもっておりません。「平成時代」も26年目なので、平成生まれの若い世代ならなおさらでありましょう。

先日、ようやく東京・九段の「昭和館」にいってみました。近くにいく用事があったので立ち寄った次第です。 

「昭和時代」、とくに「戦前」と「戦中」そして「戦後復興期」が常設展示の中心です。入場料は300円。平日でしたのでかなりすいてました。


たまたま、同時に開催されていたのが昭和館特別企画展の「昭和の働く女性 夢と希望と困難と」(入場無料)。会期は、2014年3月15日~5月11日)。これはたいへんよい企画展でした。

「戦前」と「戦中」そして「戦後復興期」が展示の中心になるのは昭和館の常設展示と同じですが、戦時下の「総動員体制」のもとで女性の社会進出が促進されたことがよく理解できる内容になっています。

徴兵制のもと男が出征して不在となった労働現場に、代替労働力として女性が活用されたことによって、社会進出が進展したというわけですね。男子が大量に戦死し、男女比率が極端に隔たってしまった戦後ソ連も同じ状況でありました。

その後、戦後の「高度成長期」に「専業主婦」という形態が一般化したことは最近では一般的な知識になってきたと思いますが、基本的に日本女性は有史以来、一貫して働いてきたわけです。

戦争によってファッションなどライフスタイル変革が中断してしまったのは残念ですが、ワーク(労働)にかんしては戦時中の総動員体制のもとでかえって女性の社会進出が進展したということは記憶しておくべきことだと思います。

組織人事からビジネスキャリアを開始し、しかも「男女雇用機会均等法」施行一年前にその研究を命じられたということもある「均等法世代」のわたくしにとっては、大いに関心のある内容の企画展でありました。

「戦時中」の勤労動員については常設展もあわせて見るとよいでしょう。勤労動員で旋盤の前で働く女学生の写真はけっこうインパクトありますね。常設展で勤労奉仕の女学生たちの写真をみると、なんと工作機械や溶接作業までそこまでやっていたのかというオドロキも!

「昭和の働く女性-夢と希望と困難と-」(昭和館・東京九段下)-「昭和」に限定されているのがちょっと残念ですが、ぜひ見ておく価値のある企画展です。会期は、2014年3月15日から5月11日まで。




<企画展概要>

特別企画展 「夢と希望と困難と~昭和の働く女性~」
開催期間:  3月15日(土)~5月11日(日)まで
 ※月曜日休館(4月28日(月)、5月5日(月)は開館)、5月6日(火)は 開館、5月7日(水)は休館
時間: 10:00~5:30(入館は5:00まで)
場所:  昭和館3階(東京都千代田区九段南1-6-1)
地下鉄「九段下」駅4番出口から徒歩1分
入場料 : 無料(常設展示室は有料)





<参考>

『モダンガール論』(斎藤美奈子、文春文庫、2003)の単行本初版(2000年)は、副題に「女の子には出世の道が二つある」とあった。

立派な職業人になることと、立派な家庭人になること。職業的な達成(労働市場で自分を高く売ること)と家庭的な幸福(結婚市場で自分を高く売ること)は、女性の場合、どっちも「出世」なのである。したがって、女の子はいつも「二つの出世の道」の間で揺れてきた(単行本 P.8)

なお、『モダンガール論』(斎藤美奈子)でも指摘されているが、「良妻賢母」は前近代のものではないのだ。あくまでも「近代イデオロギー」の産物だということには注意しておく必要がある。「良妻賢母主義」を国是とすべしと提唱したのは、伊藤博文内閣で初代文部大臣となった森有礼である(1885年)。






<関連サイト>

フォトレポート 来館者から「戦中、戦後の女性の力強さを感じることができた」との声も。「夢と希望と困難と~昭和の働く女性~」特別企画展開催中。(厚生労働省)

昭和館 公式サイト


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『聡明な女は料理がうまい』(桐島洋子、文春文庫、1990 単行本初版 1976) は、明確な思想をもった実用書だ


「移動図書館」-これもまたぜひ後世に遺したい戦後日本の「昭和遺産」だ!

電気をつかわないシンプルな機械(マシン)は美しい-手動式ポンプをひさびさに発見して思うこと

これがバキュームカーだ!-下水道が整備される以前の「昭和遺産」である

書評 『村から工場へ-東南アジア女性の近代化経験-』(平井京之介、NTT出版、2011)-タイ北部の工業団地でのフィールドワークの記録が面白い





(2012年7月3日発売の拙著です)






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