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2021年1月23日土曜日

書評『三体Ⅱ 黒暗森林 上下』(劉慈欣、早川書房、2020)-400年後に迫る地球の危機を前にして、はたして人類は一丸となることができるのか?

 
昨年(2020年)の年末のことだが、ようやく『三体Ⅱ 黒暗森林 上下』(劉慈欣、早川書房、2020)を読了。圧倒的なスケール感の超大作SF作品。これはすごい!  

驚異の技術力をもつ異星文明である「三体世界」(Three Body)400年後(!)に迫る地球の危機を前にして、地球が発動した前代未聞の「面壁計画」。はたして地球は一丸となって戦うことができるのか? 

「400年前」の17世紀初頭に、400年後の「現在」が想像もつかなかったのと同様、「現在」から「400年後の世界」である25世紀も想像がつきにくい。だが、あえてイマジネーションを駆使して、まずは「200年後の世界」について考え尽くす著者。 

人類は進化しているのか、それとも・・。 

第Ⅰ部も壮大なスケールだったが、この第Ⅱ部もすごい。とくにこの第Ⅱ部は映画化したい人が多いだろうなあ。だが、はたして2時間の尺での映画化は難しいような気もする。 

思考力を鍛えるためにも、ぜひ読むことを薦めたい。圧倒的な読書体験となることだろう。




著者プロフィール
劉慈欣(りゅう・きじん、リュー・チーシン)
1968年、山西省陽泉生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。『三体』が、2006年から中国のSF雑誌《科幻世界》に連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。中国全土のみならず世界的にも評価され、2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。今もっとも注目すべき作家のひとりである。


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