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2016年3月14日月曜日

3月14日は「円周率の日」(2016年3月14日)



きょうは何の日? おそらく大方の人は「ホワイトデー」と答えるのでしょう。それは消費社会日本では穏当な回答というべきでしょうね。

でも本日3月14日は「円周率の日」円周率の 3.14 にちなんだ記念日ですね。

こんな日にふさわしいのが『円周率1,000,000桁表』(牧野貴樹、暗黒通信団、1996)。なんと百万桁ですよ! ネット記事で紹介されていたので興味を引かれて購入しました。

税抜きの定価はなんと 314円! しかもわたしが入手した版は、なんと第3.1415926刷。

さすがに、わたしが覚えている円周率は 3.1415926 まで。そのむかし中学一年生のときに聴いていた『NHK 基礎英語』で円周率を記憶するための英語のフレーズが紹介されていたから。 Can I ride a horse ? Certainly, of course. (=わたしが馬に乗れるって? たしかに、もちろん)というもの。英単語の文字数で円周率を表示しているわけです。中学一年生でも十分に理解できる英語のフレーズですね。

それ以上はアタマのなかにはありません。そんな円周率が百万ケタとは!!


ところが、3.1419426... は、この『円周率1000000桁表』では、最初の1ページの一番左の欄にすっぽり納まってしまうに過ぎないのです。

どのページをランダムに開いても、数字の羅列に目がクラクラとしてきます。まあ、著者がいうように乱数表くらいしか使用法が思いつきませんが・・・。 校正はとてつもなく大変な作業でしょうね。 なんせ、ほぼすべてのページが数字だけですから。

ちなみに著者は最後のページにこう書いています。

本書の一部または全部を無断で複写複製(コピー)することは、法律で認められた場合に相当し、著作者および出版者の権利の侵害となることはないので、やりたければ勝手にやって下さい。

つまり著作権は放棄しているわけですね。人を食ったような表現がイカシテマス。

この数表は、全部で100ページありますが、100万ケタというものはそんな分量になるわけですね。もちろん円周率はそこに完全に収まるわけではありません。無限∞に続くのです。

話題のネタのために1冊手元においておくといいかもしれません。あるいはホワイトデーのお返しにプレゼントするとか(笑)






<関連サイト>

じわじわ売れてる謎の本「円周率1000000桁表」の著者に直撃(前編)-何のために作ったんですか? (日経トレンディネット、2015年7月28日)

作っていくうちに尖っていった-謎のヒット本「円周率1000000桁表」 著者に直撃(後編) (日経トレンディネット、2015年7月29日)




<ブログ内関連記事>

「オックスフォード白熱教室」 (NHK・Eテレ)が面白い!-楽しみながら公開講座で数学を学んでみよう


3月11日、きょうが何の日か、あらためて語るまでもあるまい。(2016年3月11日)

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早いもので米国留学に出発してから20年!-それは、アメリカ独立記念日(7月4日)の少し前のことだった(2010年7月4日)

本日(2011年7月4日) は「アメリカ独立記念日」(Independence Day)-独立から 235年のアメリカは、もはや若くない!?

「日本のいちばん長い日」(1945年8月15日)に思ったこと(2009年8月15日)

「ニイタカヤマノボレ」 と 「トラ・トラ・トラ」-真珠湾攻撃(1941年12月8日)から70年!


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2014年11月9日日曜日

ベルリンの壁が崩壊した四半世紀前の1989年を振り返る ー それは日本においては「昭和時代」から「平成時代」への転換点でもあった

(ベルリン中央駅は、壁が崩壊した年には存在しなかった)

25年前のきょうベルリンの壁は崩壊した。1989年11月9日のことだ。四半世紀前ということになる。
   
25年前のこの日は、仕事で徹夜続きで職場にほとんど泊まり込み状態だったので、テレビなんか見ているヒマもなかった。だから、ベルリンの壁崩壊のニュース映像はリアルタイムでは見ていない。

ベルリンの壁が崩壊していたことは、あとから知った。25年前にはインターネットは普及しておらず(・・というかその存在も知らなかった)、ましてや携帯が普及していないどころか、スマホなど存在しなかったので、ニュース情報はテレビを見るのがいちばん早かった時代だ。まさに隔世の感だなあ。

1989年は平成元年であった。昭和64年が1週間つづいたので、昭和時代が終わり平成時代が始まった年でもある。日本においても天皇の代替わりという「変化の年」だった。明治憲法で「一世一元の制」が定められて以降、近代天皇制のもとでは時代区分は天皇陛下の在世と同期することになっている。
   
さすがにベルリンの壁崩壊の年の年末は余裕ができていたので、自宅のテレビでルーマニア動乱のニュースをフォローすることができた。体制が崩壊するというのはじつにあっけないという感想をもった。
  
天安門事件から始まった1989年の動乱は、ベルリンの壁崩壊で頂点に達し、そしてルーマニアの独裁者チャウシェスク大統領の処刑で幕を閉じたわけだ。短いようで、ものすごく内容豊富な一年だったような記憶がある。
  
(壁崩壊から15年後のベルリン中心部ウンターデンリンデン 筆者撮影)

月日が立つのは早い。25年前なんて、もはや遠い星で起こった遠い昔の話のようだが、意外なことに、きのうのことより鮮明に覚えていたりするから不思議だ。
  
冒頭に掲載した写真はベルリン中央駅(Berlin Hbf)。いまから10年くらい前にに撮影したもの。ベルリン中央駅ができる前は、しばらく西ベルリン側にあったベルリン動物園駅(ベルリン・ツォー: Berlin Zoologischergarten)が実質的に中央駅だった。壁が崩壊したことによって、ホンモノの中央駅が新装復活したわけだ。

ベルリン中央駅は、一国の首都の中央駅であるが、ヨーロッパにはよくある終着駅(「テルミナ)タイプではない。日本の東京駅のような東西南北への発着点的な存在ではなく、東西交通の通過点に過ぎない。
   
今年2014年は、第一次世界大戦が1914年に勃発してから100年。さらにいえばナポレオン戦争後の欧州の秩序を回復した1814年のウィーン会議から200年ベルリンの壁崩壊は、第一次大戦を起点にすると75年目の出来事だったことになる。つまり3四半世紀(=3/4世紀)後だったことになる。

百年という「世紀」(=センチュリー)単位で物事を捉える視点も必要だな、と思う次第だ。



<ブログ内関連記事>

ベルリンの壁崩壊から20年-ドイツにとってこの20年は何であったのか? (2009年ににアップ)

「第一次世界大戦」の勃発(1914年7月28日)から100年-この「世界大戦」でグローバル規模のシステミック・リスクが顕在化

「サラエボ事件」(1914年6月28日)から100年-この事件をきっかけに未曾有の「世界大戦」が欧州を激変させることになった

チャウシェスク大統領夫妻の処刑 1989年12月25日 (2009年にアップ)

天安門事件(1989年)から20年か・・  (2009年にアップ)

ドイツ再統一から20年 映画 『グッバイ、レーニン!』(2002) はノスタルジーについての映画? (2010年にアップ)


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2014年6月6日金曜日

「Dデイ」(1944年6月6日)から70年 ー『史上最大の作戦』であった「ノルマンディ上陸作戦」

(写真家ロバート・キャパによる「決定的瞬間」 wikipedia より)

本日(2014年6月6日)は、「Dデイ」(1944年6月6日)から70年になります。

「Dデイ」(The D-Day) とは「ノルマンディ上陸作戦」のこと。最終的に 300万人(!)近い「連合国軍」の兵員が、英国からドーバー海峡を渡ってフランスに上陸を行うことになった「史上最大の作戦」決行の日です。

それまで「枢軸国ドイツ」に対して劣勢に立っていた「連合国」が、アメリカの全面的コミットメントによって反転攻勢に転じるキッカケとなったきわめて重要な戦いでありました。

写真は、『ちょっとピンボケ』の著書で有名な、写真家ロバート・キャパによるもの。ピンボケした写真がかえって「現場」での迫真性を感じさせます。

「ノルマンディ上陸作戦」を描いた映画 『史上最大の作戦』(1962年)はマーチのテーマ曲が有名ですが、子どもの頃、TVで何度も再放送しているので繰り返し見た記憶があります。

『史上最大の作戦』の英語オリジナルタイトルは The Longest Day(いちばん長い日)。1944年6月6日が「いちばん長い日」とされているわけです。

「いちばん長い日」といえば、映画 『日本のいちばん長い日』(1967年)を想起します。「日本のいちばん長い日」とは、1945年8月15日のこと。大東亜戦争(=太平洋戦争)の「終戦の詔勅」がでて戦争が終わった日ですね。

天皇陛下がマイクの前で録音した「玉音放送」のレコードディスク争奪戦をめぐる「長い一日」の記録ですね。原作者の大宅壮一は、英語タイトルをもじってつけたのでしょうか。

『史上最大の作戦』も 『日本のいちばん長い日』も、いまでは知る人も少ないかもしれません。戦争が終わってから20年くらいに製作された映画には、たとえモノクロ映画でもあっても、まだまだ戦争のリアリティがにじみ出ているような気がします。

第二次大戦では「枢軸国」として戦い、敗戦にとって壊滅的な被害を被った日本ではありますが、アメリカによる占領後は、『史上最大の作戦』のような「連合国」の勝利を高らかに歌い上げた映画が、なんどもTVで再放送されていたわけです。とにかくナチスは悪である、という刷り込み。

まあ、こういうエンターテインメント大作をつうじて、わたしのような「戦後生まれの日本人」は知らず知らずのうちに「教育」(=洗脳?)されていったのかもしれません。映画というエンターテインメントのもつ影響力は、想像以上に大きなものがありますね。

戦勝国となったのはアングロサクソン、なかでもアメリカの存在感がきわめて大きかったことです。これは「太平洋戦争」だけではなく、「欧州戦線」においても同様だったわけです。以後、米英アングロサクソン中心の世界が現在まで続いているわけです。

本日は、「ノルマンディ上陸作戦」のDデイ(1944年6月6日)から70年であります。70年前というのは、あまりにも昔の話のように感じますが、それでも歴史的事実としてアタマのなかに入れておかねばなりません。

フランス北部のノルマンディで開催された「ノルマンディ上陸作戦70年記念式典」には日本とイタリアは招待されていませんが、ドイツは招待されています。これは直接の交戦国として、敵味方を超えた和解の意味からでしょう。

ドイツがはじめて招待されたのは1984年の「40年記念式典」ですが、はじめて出席したのは2004年の「60年記念式典」から。敗戦国にとっても、わだかまりがなくなるのは二世代はかかるということなのでしょう。


(ノルマンディー上陸作戦の作戦計画図 wikipedia より)


<関連サイト>

70th D-Day anniversary in Normandy (The Battle of Normandy 公式サイト DDay-Overload.com)

Normandie 1944-2014 (facebookページ)

D-Day ノルマンディー上陸作戦カラー映像 (YouTube)

The Longest Day trailer (映画 『史上最大の作戦』トレーラー 英語のオリジナルタイトルは The Longest Day(いちばん長い日)




映画 『日本のいちばん長い日』 予告編

Saving Private Ryan (1998) - Official Trailer (ノルマンディ上陸作戦を描いた映画としてはスピルバーグ監督による映画『プライベート・ライアン』(1998年)のほうが現在では有名かもしれない)


野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断

なぜ、今、ノルマンディー上陸作戦を取り上げるのか(野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第1回) (野中郁次郎、ダイヤモンドオンライン、2014年5月30日)
・・軍事戦略につうじた世界的経営学者が「史上最大の作戦」のリーダーシップについて徹底分析

Dデイ70周年~史上最大の作戦の意義(野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第2回)  (野中郁次郎、ダイヤモンドオンライン、2014年6月6日)

もしノルマンディー上陸作戦が1年早く敢行されていたら(野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第3回) (野中郁次郎、ダイヤモンドオンライン、2014年6月13日)
・・「歴史から教訓を得るには、史実の背後にある関係性を洞察する力が不可欠である。「歴史のif」、すなわち、史実に基づくシミュレーションは、その力を養う最良の方法だ。そこで今回は、ノルマンディー上陸作戦における3つのifを挙げてみたい」  凡庸な歴史家にはない発想

連合軍の勝利を決定づけた分岐点-消耗戦と機動戦を統合する (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第4回)

実践知リーダーとしてのチャーチル (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第5回)
・・「フロネティック・リーダーシップ」 ← 「フロネシス」(実践知 アリストテレス)

偉大な凡人、アイゼンハワー (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第6回)
・・「実践知リーダー」としてのアイゼンハウアー。同じく「実践知リーダー」としてのチャーチルとの違いは?

アイゼンハワーのリーダーシップ (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第7回)
・・「一言で言ってしまえば、アイゼンハワーは、「最も普通ではない状況に置かれた最も普通の人」だった」、「観念論を排して、リアリズムを重視する姿勢は、このような数々の経験知に裏打ち」

軍事技術・戦術におけるイノベーション【1】電撃戦  (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第8回)
・・「適切な目標設定をしたとき、ドイツ人は能力を発揮する。第2次世界大戦においても、ドイツ軍は新たな戦い方を生み出した」

【特別版】日本の敗戦から69年目に想う<前編> (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第9回) (2014年8月15日) 

【特別版】日本の敗戦から69年目に想う<後編> (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第10回) (2014年8月22日)

軍事技術・戦術におけるイノベーション【2】 水陸両用作戦<前編> (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第11回) (2014年9月19日)

軍事技術・戦術におけるイノベーション【3】水陸両用作戦<後編> (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第12回) (2014年10月24日)

軍事技術・戦術におけるイノベーション【4】水陸両用作戦<米国海兵隊編> (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第13回) (2014年10月31日)

歴史は繰り返すのか ~22年ぶりのノルマンディー再訪記  (野中郁次郎のリーダーシップ論-史上最大の決断 第14回) (2014年11月7日)








<ブログ内関連記事>

「日本のいちばん長い日」(1945年8月15日)に思ったこと
・・「日本のいちばん長い日」とは昭和の代表的ジャーナリスト・大宅壮一によるドキュメンタリーである

書評 『未完のファシズム-「持たざる国」日本の運命-』(片山杜秀、新潮選書、2012)-陸軍軍人たちの合理的思考が行き着いた先の「逆説」とは

書評 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(加藤陽子、朝日出版社、2009)-「対話型授業」を日本近現代史でやってのけた本書は、「ハーバード白熱授業」よりもはるかに面白い!

書評 『自爆する若者たち-人口学が警告する驚愕の未来-』(グナル・ハインゾーン、猪俣和夫訳、新潮選書、2008)-25歳以下の過剰な男子が生み出す「ユース・バルジ」問題で世界を読み解く
・・「ユース・バルジ」という「人口爆発」による若年層男子の行き場の無さがファシズムにつながったと説く著者の見解は、なによりも「青春」を礼賛したムッソリーニやヒトラーユーゲントとして「若者」を組織化したヒトラーを考えると納得がいく

『「経済人」の終わり』(ドラッカー、原著 1939)は、「近代」の行き詰まりが生み出した「全体主義の起源」を「社会生態学」の立場から分析した社会科学の古典

映画 『ハンナ・アーレント』(ドイツ他、2012年)を見て考えたこと-ひさびさに岩波ホールで映画を見た
・・ドラッカーとは異なる「政治思想」という観点から「全体主義の起源」を思想的に解明した哲学者アーレント

書評 『国際メディア情報戦』(高木 徹、講談社現代新書、2014)-「現代の総力戦」は「情報発信力」で自らの倫理的優位性を世界に納得させることにある
・・第二次世界大戦の勝者はアングロサクソンを中心とした「連合国」


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2014年5月4日日曜日

ブログ開設から五周年!(2014年5月4日) 


本日(2014年5月4日)で、このブログを開設してから五周年になります!

5月3日の憲法記念日と5月5日のこどもの日に挟まれた本日5月4日は、私にとっては記念すべき日なのです。

当初は「つれづれなるままに」という、可もなく不可もない平凡なブログ名で書いていました。Google の Blog を利用したのも、偶然の結果にすぎません。Google検索に引っ掛かりやすいと考えたというよりも、その当時はGoogleに絶大な信頼を置いていたからでしょう。いまでもそうですが。

この投稿が通算1,360本目。今年中に1,500本を超えることでしょう。

姉妹編のビジネス関係ブログ「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!」の投稿は334本。あわせて合計1,694本になる。われながら、よく書きも書いたりという感じですね。

5年前の2009年5月4日に同時にアップしたのが「円安バブル崩壊」という記事。2008年のリーマショック後の記述です。5年たった現在、日銀の国債買い取りによる人為的な「円安政策」が一年前から実行され、デフレ経済がようやく終止符が打たれつつます。

「となると、今後しばらくは円安になることは考えられない現在、製造業もまた復活にはかなりの時間がかかるということだ」と記事に書いていますが、「円安」になっても製造業が復活する見込みがないどころか総崩れの状態にあるのが現状です。先を見通すということは、たった5年であっても難しいものでありますね。

「継続はチカラ」なりのモットーのもと、初年度と世の翌年は、とにかく毎日アップするということをみずからに課し、有言実行で目標達成しました。現在では不定期の投稿に変化してますが、なにごとも臨機応変にフレクシブルに対応すべきだからです。

すでに執筆していながらブログにアップしていない記事も多々あります。投稿のアップにはタイミングというものがあるからです。アップを予定していながらも時機を失したり、他に投稿すべきテーマが時事問題として割り込んでくることもあります。

それにしても多岐にわたるテーマで書き続けているなあという実感をもちますね。その一端は、拙著『人生を変えるアタマの引き出しの増やし方』(こう書房、2012)に反映させてありますが、ブログ記事の大半は書籍という形にはなっておりません。

すでに発表した投稿をさらにふくらませて書籍してみたいという気持ちもあります。どなたかこのリクエストに応えていただけないものだろうかな、と。

ブログを書くことの意味とは何か?  ブログ開設から一周年 継続はチカラなり 5月4日(2010年5月4日) で確認した内容をふたたび「再録」しておきましょう。

●書くことによって自分が見えてくる、ということが最大の収穫
●書いているうちに、書きたいことが次から次へと出てきた
●書くためには、ネタも探すことも必要になってくる
●書くことによって自分を発見する。再発見する
●ブログは「人生の軌跡」として記憶だけでなく、記録として残る

ブログは「人生の軌跡」であり、わたしの「アタマの引き出し」を「見える化」したデータバンクでもあります。

今後も書き続けたいと思いますので、乞うご期待!



<ブログ内関連記事>

ブログはじめました (2009年5月4日)

ブログ開設から一周年 継続はチカラなり 5月4日(2010年5月4日)

単独記事でアクセス数1万突破!(2012年9月22日)-フェイスブックもさることながら、なんといってもブログが大事だなと思う

単独でアクセス数3万を越えた記事が出現!(2013年12月9日)

「三日・三月・三年」(みっか・みつき・さんねん)




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2011年3月10日木曜日

3月10日は「佐藤の日」(笑)-『リアル鬼ごっこ』という小説を知ってますか?


 これをいま読んでいる全世界の「佐藤さん」、生まれながらの「佐藤さん」も、婚姻や養子縁組で「佐藤さん」になった方も、本日が「佐藤の日」であることをご存じですか?

 3月10日を 3・10 と書いて、3(さ)10(とう)と読ませる、かなり強引な語呂合わせのような気がしますが、まあ、昨日3月9日も、一部では「サンキューの日」として特売などもやっていたようですからね(笑)。

 ところで、日本全国の「佐藤さん」が、「佐藤」という名字であるというその一点だけで、迫害にあうという荒唐無稽な設定のホラー小説があります。

 それは『リアル鬼ごっこ』(山田悠介、文芸社、2001)です。最初は自費出版本として刊行され、発行部数100万部を超える話題作となったものです。改訂新版が幻冬舎文庫から 2004年に出版されています。累計170万部を売ったベストセラー小説。2008年には映画化もされています。

 内容は、「国王」が気まぐれから、「佐藤」という名字が多すぎるので数を減らせと命じることから始まる、不条理な状況を描いたホラー小説。とにかく迫害を逃れて生きのびるという、プロレスでいえばバトルロイヤルのような内容。単なる「鬼ごっこ」ではない、捕まれば殺されるという「リアル鬼ごっこ」。捕まらないように、ひたすら逃げて逃げる切迫感。
 
 ある意味では、RPG(ロールプレイイングゲーム)のような小説なので、小説よりも、映画などの映像作品にしたほうがよりフィットしているでしょう。その意味では、よくできたエンターテインメントといってよい。

 amazonレビューでは膨大な量の酷評(!)がなされてますが、なんといっても「佐藤」である私は、この小説は文庫版で、けっこう不条理を感じながら読んでしまいました。数年前のことです。この気持ちは、あなたが「佐藤さん」なら、きっとわかってもらえると思います(笑)。

 『リアル鬼ごっこ』(山田悠介、文芸社、2001)は、170万部を売ったベストセラー、読んだ人のうち「佐藤さん」はどのくらいの割合になるのか、知りたい気もします。おそらく、ふだん本なんか読まないような「佐藤さん」がかなり読んだのではないでしょうか? 最初からマーケティングを意識してしていたような気も。

 まあ、だからどうってこともないのですが、もしあなたが「佐藤さん」なら、ぜひ一度はこの不条理な状況を味わってみるといいと思いますよ。怖いもの見たさで・・・

 なお、映画版は2010年に製作されています。私は、映画版はみていませんが・・




<関連サイト>

リアル鬼ごっこ (YouTubeトレーラー)

リアル鬼ごっこ 2(YouTubeトレーラー)

リアル鬼ごっこ 公式サイト (音声注意!)

リアル鬼ごっこ 2 公式サイト (音声注意!)


<ブログ内関連記事>

幕末の日本で活躍した英国の外交官アーネスト・サトウは日本人?-きょうは「佐藤の日」 ② (2016年3月10日)

(2016年3月16日 項目新設)





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2010年12月8日水曜日

ジョン・レノン暗殺から30年、月日の立つのは早いものだ・・・




 ジョン・レノンが、1980年12月8日にニューヨークで狙撃による暗殺で亡くなってから 30年、月日の立つのは早いものだ。

 そのとき、私はまだ高校生だった。米国はレーガン大統領の時代である。ジョン・レノン暗殺の翌年の 1981年にはレーガン大統領も、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世も狙撃された。幸運なことに両者ともに一命をとりとめ、暗殺は未遂に終わった。1980年はそういう時代であった。

 1942年生まれのポール・マッカートニーは現在68歳、1940年生まれのジョンも生きていれば今年70歳になる。
 35歳の若さで死んだ、アマデウス(Amadeus)とミドルネームをもっていたモーツァルトのように、「神に愛された」(アマデウス)天才は薄命とはよくいわれるのはけっして例外的な事例ではない。ジョン・レノンが射殺されたときまだ40歳だったのだ。いまの私の年齢よりも若いのだ。

 私は、いわゆる「ビートルズ世代」より後の人間なので、熱狂的なビートルズ・ファンというわけではなく手放しで礼賛することもない。むしろ英国のロックでは、「クイーン」の世代に属するので後者のほうが好きなのだが、ビートルズも同時代人としてドップリと浸かっていたのは否定しない。

 「パワー・トゥー・ザ・ピープル」(Power to the People)という思想は、ビートルズ世代のもの。「人民にチカラを」。

 アップル・コンピュータの創業経営者ステーブ・ジョブスが社名をアップルにしたのは説明するまでもない。もちろんビートルズの楽曲を出版していたアップルレコードの連想もあろう。
 これは米国留学中に気がついたことだが、米国で出回っているリンゴの銘柄にマッキントッシュ(McIintosh)というものがある。1970年代に、ジョブスがいちばん最初に出した PC(=personal computer:パソコン)は Apple Macintosh という名前であったが、このネーミングの意味がここからとったものなのだ。その心は、ごくごくありふれたリンゴのような存在になってこそ、「パワー・トゥー・ザ・ピープル」が実現するのだということだ。
 日本ではリンゴの銘柄が減ってしまって、ふじに画一化しているのは憂慮すべきことである。私が子どもの頃は、国光とか、デリシャスとか、スターキング、インドリンゴなどたくさんあったのだが。

 「レット・イット・ビー」(Let it be)は、正しい人生の態度を教えてくれた曲。「トラブルに遭遇したとき、聖母マリアが来て僕にこう言う、そのままにしておきなさい、と」という内容の歌詞だが、仏教でいう執着するなという教えにも似ている。中学校の頃は、let it be というフレーズが LP としか聞こえないので、レコードのことを歌っていると思っていたというのも恥ずかしい思い出の一つ。

 「イマジン」(Imagine)は、「暇人に天国なし」と勝手に替え歌として脳内でつぶやいている。もとは Imagine, there's no heaven.(=天国がないと想像してみてごらん)。平和主義の歌として礼賛される一方、一部ではニューエイジ思想の歌だといって批判されている。「もし・・・なら」(what if)思考の内容として意味あるものだと私は思うのだが・・

 「レボリューション」(Revolution)の歌詞には Chairman Mao(毛澤東主席)がでてくるが、聞き取り能力のなかった頃は Chinaman Mao だと思い込んでいたのも、恥ずかしい思い出である。

 「スターティング・オーバー」(Starting Over)はビートルズ解散後の曲。やり直すという意味の歌。

 「ウーマン」(Woman)という歌が好きだ。Woman !(オンナよ)という呼びかけは日本語にはないので新鮮な響きがある。格変化をとうの昔に喪失した英語だが、ラテン語の呼格の痕跡のある用法だ。シェイクスピアのハムレットの有名なセリフ Frailty, thy name is woman. をもじったのだろう、

 ベン.E.キングのカバー曲「スタンド・バイ・ミー」(Stand By Me)もいい。スティーブン・キングの原作が映画化された際は、ジョン・レノンの歌唱が採用されている。
 

 ついでに書いておくが、ジョン・レノンもポール・マッカトニーも英国出身のミュージシャンだが、リヴァプールという西岸の港町に生まれた彼らはともにアイルランド系である。つまるところ欧州の縄文人といわれるケルト系である。港町出身のビーチルズがいちばん最初にデビューしたのは、ドイツの港町ハンブルクであったというのも面白い。

 ジョン・レノンがプロデュースしたアップルレコードから出た、メアリー・ホプキンが私は好きなのだが、とくに彼女の母語であるゲール語(ウェールズ語)のみで構成したアルバム(・・写真右)は貴重である。英語とはまったく異なる、先住民ケルト系の言語であるからだ。

 こういう視点からビートルズについて考えてみるのも面白いことだろう。現在に英国は植民地の出身者も多いが、それ以前から国内に住む「異文化」の先住民たちによって支えられてもきたのである。


 ヨーコ・オノは会ったことはないが、銀座のカレー店内で目撃したことがある。1990年代の前半のことである。
 さいたま市の「ジョン・レノン・ミュージアム」には結局一回もいかずに閉館してしまったのは残念だった。契約期間終了で閉館というのも残念な話であった。

 「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」(Strawberry Fields Forever)は、ついついクチずさみたくなる名曲。苺畑よ永遠に。





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書評 『大英帝国衰亡史』(中西輝政、PHP文庫、2004 初版単行本 1997)
・・衰退する英国で文化とビジネスの両方でビートルズは評価され叙勲された。ビートルズ以前の英国史は本書を読むべき







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2009年7月4日土曜日

アメリカ独立記念日(7月4日)


          
 本日7月4日は、アメリカ独立記念日である。
 Independence Day といって、米国では祝日である。

 1776年7月4日、アメリカ独立宣言が発布された。
 ちょうど1976年7月4日、「アメリカ建国200年祭」にあたり盛大な祝祭が行われたのを記憶している。
 いまはなきNHKラジオ教育番組 『続・基礎英語』では、教材として取り上げており、その際 Bicentennial という単語を覚えた。めったに使う英語ではないが、その当時の記憶とともに思いだされる、なつかしい英単語である。マーシャ・クラカウワーがレギュラー出演していた番組である。

 いまから思えば1976年は平穏無事な年であった。ベトナム戦争もすでに終結し、厭戦ムードの高まる中、民主党から出馬したジミー・カーターは本当は海軍兵学校卒業の潜水艦乗り出身なのだが、アトランタのピーナツ農園の農場主としての側面を強調されていた。
 3年後の1979年イラン革命が勃発、サウジアラビアのメッカ占拠事件、そして年末のソ連によるアフガン侵攻と、情勢は一気に激動モードに突入していった。
 イランの米国大使館人質事件解決の不手際を責められたジミー・カーターは再選されることなく大統領職から去り、以後共和党による政権が、ロナルド・レーガン、ブッシュ・シニアと続くこととなった。

 『インデペンデンス・デイ』というとハリウッド映画でしょ、というのがいまの反応だろう。私としては、トム・クルーズ主演の『7月4日に生まれて』を挙げたいところだが。

 時差があるから現時点ではアメリカではどういう反応なのか知らないが、いずれにせよ本日は建国223年目である。
 建国200年の頃に比べると、日本でも手放しで礼賛する人もはるかに減ったような気もする。それだけ米国のパワーにも翳りが見えるということなのだろうか。

 私自身、自分の国ではないので、特に祝うつもりはないが。






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(2016年5月12日 情報追加)




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