(ブラシノキの花 筆者撮影)
いまこの時期に南国っぽい真紅の花を咲かせているのは「ブラシノキ」。花の形がブラシに似ているから「ブラシの木」なのだとか。
オーストラリア原産だそうだが、どうせなら日本名は「タワシノキ」でよかったのではと思うのだが・・・。 タワシであれブラシであれ、どちらも日本語として定着しているから問題ないのかな? ちなみにタワシは漢字で書けば束子(たばし)。もともとは明治時代になってからの新製品で、亀の子束子は登録商標です。
ブラシノキもまた、明治時代に渡来したそうで、キンポウジュともいうそうだ。漢字では金宝樹あるいは錦宝樹。その心は、長く伸びた雄しべの先が金色の玉のようだからだとか(・・写真参照)。
とはいえ、ブラシノキのほうが、庶民的な即物性というか、ベタではありますが、なるほど(!)なネーミングでありますね。わたしはこの花木の名前をいままで知りませんでしたが、ブラシノキというネーミングなら忘れることはなさそうです。
いまが旬の花木です。
「天使のトランペット」は、秋に咲く黄色で下向きのラッパ状の花
タチアオイは、トルコ原産の夏の花
朱色になる前の「ほおずき」はピーマンみたいだ!?-身の回りの「観察」から「直観 ⇒ 仮説 ⇒ 検証」のサイクルを回す生活習慣を身につけよう!
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