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2018年10月23日火曜日

JBPress連載コラム第37回目は、「苦しいのは最初だけ、3泊4日の「断食修行」体験記-成田山新勝寺で挑戦した本格的断食」(2018年10月23日)


JBPress連載コラム第37回目は、「苦しいのは最初だけ、3泊4日の「断食修行」体験記-成田山新勝寺で挑戦した本格的断食」⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54425

私自身が8年前に実体験した「断食修行」について具体的に語ってみたい。


断食を体験した場所は、千葉県成田市にある成田山新勝寺の参籠堂である。ダイエットとデトックスだけならファスティングで問題はない。これに、それに加えてスピリチュアルが加わると断食になる

「断食修行」に関心のある方に参考となれば幸いである。

(つづきは本文で) ⇒ 
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54425


次回のコラム公開は、11月6日(火)です。お楽しみに!








<関連サイト>

(参考)大本山成田山の公式サイト「断食修行」  https://www.naritasan.or.jp/lecture/danjiki.html を参照

   

<ブログ内関連記事>

成田山新勝寺「断食参籠(さんろう)修行」(三泊四日)体験記 (総目次)


「成田山開基1080年記念大開帳」の初日に成田山新勝寺に参詣(2018年4月28日)-運の良いことに「お練り行列に遭遇!

   
成田山新勝寺の 「柴灯大護摩供(さいとうおおごまく)」に参加し、火渡り修行を体験してきた(2014年9月28日)

不動明王の「七誓願」(成田山新勝寺)-「自助努力と助け合いの精神」 がそこにある!




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2018年10月9日火曜日

JBPress連載コラム第36回目は、「楽園ビーチリゾートの衝撃的「奇祭」を知っているか 今年も始まったプーケットの「ベジタリアンフェスティバル」(2018年10月9日)


JBPress連載コラム第36回目は、「楽園ビーチリゾートの衝撃的「奇祭」を知っているか 今年も始まったプーケットの「ベジタリアンフェスティバル」⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54300

今回も、JBPressの編集部による「リード文」がついてますので、そのまま引用しておきましょう。 


世界的なビーチリゾート、タイのプーケット島で、知る人ぞ知る「奇祭」が開かれていることをご存じだろうか。宗教者たちが顔や体に刃物や串を突き刺し、血を流しながら練り歩く。この危険きわまりない過激な祭りは、実は「ベジタリアンウィーク」のイベントだ。想像の上をいく東南アジアの多様なベジタリアンライフを紹介する。(JBpress)

10月8日から、タイやマレーシアなど東南アジアの華人世界で「九皇爺誕」が始まった。英語では、「ベジタリアンウィーク」と呼ぶ。10月17日までの9日間、肉食を断ち菜食を行うことになる。

「九皇爺誕」は、華人世界の民間信仰である道教にもとづく祝祭だ。信仰の対象は「九皇大帝」という神様。北斗七星に補弼(ほひつ)二星を加えた「北斗九星」を神格化した神様である。その生誕日にちなみ、九皇爺誕は太陰太陽暦である農事暦9月の一番はじめの9日から始まる。

九皇爺誕は、中国南部の沿海部の福建地方からの移民とともに、東南アジアの華人世界に受け継がれてきた。タイでは、これを「キンジェー」と呼んでおり、華人世界の道教信仰を超えた拡がりを見せている。

今回は、タイの「キンジェー」を取り上げて、東南アジアのベジタリアンライフについて紹介したいと思う。現在の日本では、カタカナ表現の定着に現れているように、ベジタリアンというと先端的な欧米風ライフスタイルという通念が一般にできあがっているが、菜食生活のべジタリアンライフは、もともとインドを中心にしたアジアで生まれたものである。


(つづきは本文で) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54300


次回のコラム公開は、10月23日(火)です。お楽しみに!



<ブログ内関連記事>

「タイのあれこれ」 全26回+番外編 (随時増補中)

タイのあれこれ(9)-華人系タイ人の"キンジェー"(齋)について

書評 『食べてはいけない!(地球のカタチ)』(森枝卓士、白水社、2007)-「食文化」の観点からみた「食べてはいけない!」

「生命と食」という切り口から、ルドルフ・シュタイナーについて考えてみる

エコノミー(=サード・クラス)利用で、お金を一銭もかけずに、ちょっとだけ特別扱いされる方法




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2018年10月4日木曜日

映画『クレイジー・リッチ!』(2018年、米国)を見てきた(2018年10月3日)ー 21世紀は英語を話す新世代「アングロ・チャイニーズ」の世紀である


映画『クレイジー・リッチ!』(2018年、米国)を見てきた(2018年10月3日)。米国では大ヒットだという。オリジナルのタイトルは Crazy Rich Asians、本年2018年の製作公開のハリウッド映画だ。じつに面白い映画だった。

この映画の特徴は、なんといってもハリウッド映画であるにかかわらず、登場人物のほぼ100%が中国系のアジア人であることだ。 しかも彼らは、完璧なアメリカ英語を話す。

主人公の女性レイチェル・チューはニューヨーク大学(NYU)で教鞭を執る中国系アメリカ人の経済学教授で、専攻はいま流行の行動経済学。完璧なアメリカ英語を話すニューヨーカー。恋人役の男性ニコラス・ヤンは彼女の同僚で、なんとスーパーリッチなシンガポールの不動産王の跡取り息子であった、という設定。つまるとことはロマンティック・コメディ。 

同じチャイニーズであっても、個人重視の中国系アメリカ人と家族重視の華人系シンガポーリアンではカルチャーが違い、一般ピープルとスーパーリッチでは当然のことながらカルチャーが違う。そのカルチャーギャップと、そこから生じるカルチャーショックによるゴタゴタが面白いのだ。 

基本的にシンデレラストーリーというべきなのだが、山あり谷あり、そしてまた大どんでん返しの結末で、最後の最後まで大いに楽しめる120分。本日はTOHOシネマズの「レディースデー」だったからかどうかはわからないが、観客は圧倒的に女性が多かった。ある意味、嫁(候補)と姑(候補)戦争のような普遍的ストーリーでもあるからだろうか。 だが、この映画はいろんな見方が可能だ。



米国のトランプ大統領が仕掛けた「米中経済戦争」がいま旬のトピックだが、それはあくまでも中国共産党が支配する大陸中国の話。チャイニーズは、中国大陸以外にも世界中に分散しており、とくに東南アジアとアメリカに集中していることは「常識」にしておくべきことだろう。いわゆる「華僑華人」である。英語でいえば Overseas Chinese だ。

経済力をもち英語を話すチャイニーズが、世界の主流になっていることは間違いない。「アングロ・チャイニーズ」と言い換えていいかもしれない。そしてこの映画にでてくるような華人系「スーパーリッチ」が実際に存在することも「常識」にしておきたい。だから、こんな映画が製作可能なのだ。 

もちろんコメディなのでやたら誇張や戯画化も多いとはいえ、この映画が描き出している世界は、「日本人が知らない世界」として見ておくべきなのだ。 そういった観点から、ビジネスパーソンも見ておくべき映画だと言っておきたい。

まあ、そんな話はさておき、ロマンティック・コメディとして大いに楽しめる娯楽映画である。こんな映画が、人種も民族にも関係なく米国で大ヒットしていているのだ。実際に映画館で見て、その理由がよくわかった。

すでに2017年には、登場人物のほとんどすべてがアフリカ人とアフリカ系アメリカ人の ハリウッド映画 『ブラックパンサー』(2017年、米国)が米国で大ヒットしている。そして、登場人物のほとんどすべてが中国系アメリカ人と華人系新がポーリアンのハリウッド映画が大ヒットした。

つぎは、インド系アメリカ人とインド人が登場人物のほとんどを占めるハリウッド映画が大ヒットすることになるのだろうか?






<関連サイト>

映画『クレイジー・リッチ!』公式サイト(日本語版)

Crazy Rich Asians トレーラー(英語版)(YouTube)


<ブログ内関連記事>

■シンガポール

書評 『中国は東アジアをどう変えるか-21世紀の新地域システム-』 (白石 隆 / ハウ・カロライン、中公新書、2012)-「アングロ・チャイニーズ」がスタンダードとなりつつあるという認識に注目!

書評 『プラナカン-東南アジアを動かす謎の民-』(太田泰彦、日本経済新聞出版社、2018)-東南アジアに関心のある人は必読!

巨星墜つ リー・クアンユー氏逝く(2015年3月23日)-「シンガポール建国の父」は「アジアの賢人」でもあった

書評 『ハーバードの「世界を動かす授業」-ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方-』(リチャード・ヴィートー / 仲條亮子=共著、 徳間書店、2010)

書評 『アマン伝説-創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命-』(山口由美、文藝春秋、2013)-植民地解体後の東南アジアで生まれた「アマン」と「アジアン・リゾート」というライフスタイルとは?

「タイガーバーム」創業者の「タイガー・カー」(改造車)

「タイガー・ビア」で乾杯!!

華人世界シンガポールの「ハウ・パー・ヴィラ」にも登場する孫悟空-2016年の干支はサル ③


■米国の中国系アメリカ人

エスニシティからアメリカ社会を読み解く-フェイスブック創業者ザッカーバーグというユダヤ系米国人と中国系米国人のカップルが写った一枚の結婚写真から

JBPress連載コラム16回目は、「「米中G2時代」の現実から目をそらしてはいけない-日本人が想像する以上に長くて深いアメリカと中国の関係」(2018年1月2日)


■白人がほとんど登場しないハリウッド映画が大ヒットした


映画 『ブラックパンサー』(2017年、米国)を見てきた(2018年4月1日)-アフリカの架空の国を舞台にしたこのスーパーヒーローものSFアクション娯楽大作映画は、時代の流れを間違えなく変える想像を絶する傑作だ!


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