「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

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2025年1月27日月曜日

日本を代表する世界的経営学者の野中郁次郎・一橋大学名誉教授が89歳で死去(2025年1月27日)ー この40年間いかに影響を受けてきたかあらためて痛感

 

 大学で直接教えを受けたことはないが、ちょうどいまから40年前の大学卒業の1985年から書籍や講演を通じて、さまざまな知見を頂いてきた野中郁次郎教授。

1月25日にお亡くなりになったという訃報を知った。享年89歳。 

一般には共著の『失敗の本質』(中公文庫)がもっとも有名で、もちろんわたしも読んで大いに影響を受けている。組織論を専攻する経営学者たちと戦史の研究者たちによる共同研究の成果である。

(『失敗の本質』新装改版にあたり、書き下ろしていただいた「文庫版あとがき(2024年) 中央公論新社の X投稿より)


だが、経営専門家にとってもっとも重要なコンセプトは、なんといっても「知識創造」(knowledge creation)であろう。 

それまで経営学では主流だった「情報」ではなく、その上位概念である「知識」をベースに展開する経営論。現在ではドラッカーの「知識社会」(knowledge society)とならんで重要な概念となっている。 

野中教授の主著となるのが、一橋大学で同僚だった竹内弘高教授との共著『知識創造企業』(東洋経済新報社、1996)。原題は The Knowledge-Creating Company: How Japanese Companies Create the Dynamics of Innovation, Oxford Univ. Press, 1995  この本はオリジナルの英語版で読んだ。いまからもう30年前の出版なのだなあ。

絶頂期の日本企業の事例研究をベースに生まれた「日本発の経営コンセプト」である。イノベーション研究の古典的名著である。 

大学卒業後にはじめて読んだ野中教授の経営専門書が『経営進化論 ー 情報創造のマネジメント』(日本経済新聞社、1985)であった。講演会ではじめてナマの話を聴いたのも、それから2年後のことだった。




「経営学ってそんなに面白い学問だったのか、それなら大学で専攻すればよかった」と思ったことを思い出した。野中以前と以後で、経営学はすっかり変容したのである。

『経営進化論』の段階では、まだ「知識」は全面に打ち出されていなかったが、1987年の講演会のメモがノートして残っていたので見てみると、「暗黙知」の話はすでに示されていた。

日本を代表する世界的経営学者がついに逝った。あらてめてご冥福を祈ります。合掌






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2025年1月26日日曜日

新刊の『エマソン 自分を信じる言葉』(佐藤けんいち編訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン) が、なんと発売2日目で「ベストセラー1位」!(2025年1月25日)

 


なんと、いきなり amazon で「ベストセラー1位」!  カテゴリーは「イギリス・アメリカの思想」。サンデル教授を抜きました。(2025年1月26日現在)
 




いつまでつづくのかわかりませんが、たとえ「瞬間風速」とはいえ、ありがたいものです(^o^) 






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2025年1月25日土曜日

「コンテナ倉庫」からの「退去」にともなう「断捨離」を断行(2025年1月23日)

 

 今週のことだが、15年超にわたって借りていたコンテナ倉庫(ストレージ)から退去した。書類や書籍などを収容するスペースを確保するために賃貸していたのである。 

退去することになったのは、自発的なものではない。そうすることを余儀なくされたからだ。コンテナ倉庫が立地する土地が、新駅開発のために立ち退きを迫られたからである。昨年9月のことだ。ついに来るものが来たなと、受け止めるしかない。


立ち退きを求められた土地の所有者には経済的な補償があるが、当然のことながらその土地にある上物の賃貸人には補償は行われない。 

ストレージの管理会社からは代替施設を紹介されたが、熟慮の末に契約解除し、今後はストレージは賃貸しないことにした。引っ越しなどという、こんな機会でもない限り、徹底的にモノの処分などできないからだ。 

つまるところ、コンテナ倉庫のなかにあった荷物を運び出さなくてはならないわけだが、問題はそのすべてを自宅に持ち帰ることは、物理的なスペースの問題から不可能だということだ。 

したがって、大規模な「断捨離」が必要となる。仕事が一段落した昨年11月の終わりから作業を開始することにした。ほぼ毎週末にストレージに通って、選別作業を行ってきた。 

そうして選別されたのは、ネットオフへの売却が段ボール箱4箱廃棄処分が11箱である。前者は自宅に持ち帰ったうえで引き取りにきてもらい、後者は清掃工場に持ち込むことにした。書類関係は焼却処分にする必要を感じたためである。 

「便利屋」に依頼して、廃棄処分11箱を船橋南部清掃工場に持ち込んだが、計量したらなんと 160kg(!)もあった。家庭ゴミ扱いなので「無料」であったのは、幸いであった。段ボール箱は資源ゴミなので受け入れてくれないことは、今回はじめて知った。

余談だが、東京湾の三番瀬に面した清掃工場からの眺めは絶景だ。クルマで向かうゴミの焼却炉への入口は高層階にあるからだ。キラキラ光る海が美しい。


さて、自宅に持ち帰った段ボール箱は 30個近くある。この段ボールの中身については、さらに選別を行い、売却するものと廃棄するものを選別しなくてはならない。 

気が遠くなるような話だが、まだまだ気力と体力があるうちに作業に取りかからなくてはならないな、とため息をつきながら思う、きょうこの頃である。 



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2025年1月23日木曜日

白鷺を見たり ー シラサギ、しらさぎ



悠然と飛び来たりて
欄干に着地せる白鷺(しらさぎ)
美しきそのたたずまい

・・船橋市地方卸売市場内の海老川にて



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