子どもの頃は平気で野っ原で腹ばいになるので、ツクシなんて簡単に見つけたものだ。だが、大人になるとそんな機会もなくなってしまう。
たまたま通りかかった石垣が目線の高さで、目線の先にスギナが生えているのを見た。
スギナあるところツクシあり。もしやツクシがあるらんと思って目をこらしてみたら、すでに旬は過ぎているもののツクシ発見!
生えているツクシを見るのは、ほんとうにしばらくぶりだ。ひさびさにツクシを見たので写真に撮ってみた。
サクラばかりが春にはあらず。
ツクシが伸びきって枯れ始めた頃、スギナが生えてくる。なぜなら、ツクシはスギナの胞子をまき散らすために生えてくるものだからだ。
スギナあるところツクシあり。これは、自然観察が好きな少年少女なら「常識」として知っていることだ。似ても似つかぬスギナとツクシだが、別の植物ではないのである。
春の風物詩であるフキノトウには「フキ」ということばが入っているので、それがフキであることはすぐにわかるが、ツクシにはスギナということばが含まれない。だから、別物だと思っている人が多いのだろう。
スギナとツクシは対(つい)として記憶しておくべきなのだ。
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