「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?

◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

■■ 「むかし富士山八号目の山小屋で働いていた」全5回 ■■
 総目次はここをクリック!
■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
 総目次はここをクリック!
■■ 「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に ■■
 総目次はここをクリック!


「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

「個」と「組織」のよい関係が元気をつくる!
ビジネス寄りでマネジメント関連の記事はこちら。その他の活動報告も。最新投稿は画像をクリック!



ご意見・ご感想・ご質問 ken@kensatoken.com にどうぞ。
お手数ですが、コピー&ペーストでお願いします。

© 2009~2026 禁無断転載!



2026年2月27日金曜日

「りくりゅうペア」に凄い、凄すぎる、感動した「2026ミラノ・コルティナ冬期オリンピック」を振り返る(2026年2月27日)



「ミラノ・コルティナ冬期オリンピック」(2026年2月2日~22日)が終了した。リアルタイムでの視聴はしていなかたが、スノボやジャンプなど日本人選手の活躍ぶりにかんしては、SNSをつうじてチェックはしていた。

そのなかでも、ペアスケーティングの「りくりゅう」の氷上の演技は動画ではじめて視聴したが、それはもうなんど繰り返し見ても、凄い、凄すぎる、感動したとしか表現しかできないのがもどかしい。なんど視聴しても、目頭が熱くなってくる。




とりたててフィギュアスケートのファンというわけではないからから、的確に言語化することができないのだが、あえていえば「心技体の三位一体」が実現した希有なパフォーマンスだったといえるのではないだろうか。

パートナーとのあいだの完全なシンクロナイズが、ひとつひとつの技だけでなく、流れとしてシームレスに実現している。歴代最高得点をゲットしたメイクヒストリーであり、ショートプログラムで5位からの大逆転という、まさにメイクドラマとしかいいようがない。


(りくりゅうペアは、1時間28分42秒から1時間37分まで)


そんな「チームジャパン」の活躍ぶりに湧いた「ミラノ・コルティナ2026」の閉会式が、なんとヴェローナの野外劇場で開催されたことは、その昔のイタリア旅行の際に、夏に野外オペラを鑑賞したこともあって感慨深いものがあった。





間髪を入れずに『Number 臨時増刊号 ミラノ・コルティナ五輪のすべて。』(Kindle版、Number編集部、2026)が出版されていることを知り、さっそく購入。

 紙媒体の雑誌で買ってもいいかなと思ったが、ビジュアル系の雑誌は電子書籍のほうがいいかな、と。kindleで雑誌を購入するのは、はじめての経験。 




文字だけの書籍は、とくに横書きの英語のものは移動中にスマホで読んでいるが、ビジュアル系の雑誌はノートPCで「見開き2ページ」で見て、そして読む写真の美しさと文章がフィットしているのがいい。 

動画がメインの時代になっているが、動画とは違った、それこそ「モーメント」(瞬間)を切り取った写真の良さを堪能。 

冬期オリンピックというと、もう半世紀も前の1972年の札幌オリンピックから見始めたわたしだが、20年まえにおなじくイタリアで開催された「トリノ冬期オリンピック2006」では、メダルがイナバウアーの荒川静香のゴールドだけだったことを思い出す。

メイクドラマそのものだった「りくりゅうペア」は言うまでもなく、あらためて今回の「チームジャパン」の健闘を讃えたい。 


画像をクリック!




<関連記事>



<ブログ内関連記事>




(2025年1月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2023年11月25日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年12月23日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年6月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年11月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年10月22日発売の拙著です 画像をクリック!

 (2020年12月18日発売の拙著です 画像をクリック!

(2020年5月28日発売の拙著です 画像をクリック!

(2019年4月27日発売の拙著です 画像をクリック!

(2017年5月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2012年7月3日発売の拙著です 画像をクリック!


 



ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどう
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!







end

2026年2月23日月曜日

イランで生まれたミトラ神が西へ東へ。ミトラス教と弥勒菩薩に共通点あり!?

 

弥勒菩薩といえば、日本では広隆寺の半跏思惟像で有名だ。朝鮮の仏師による作品とされている。

弥勒菩薩は、大乗仏教において56億7千万年後(!)に出現する「未来仏」と位置づけられている。 

「救世主」としての性格をもたされた弥勒菩薩は、チベット各地でさかんに大仏サイズの仏像として建造されている。北京のチベット仏教寺院である雍和宮(ようわきゅう)には、写真に収めるのがきわめて困難なほど巨大な木彫りの弥勒菩薩像が鎮座している。


雍和宮の弥勒菩薩像 Wikipediaより


さらに東方の中国では、救世主待望から社会変革をもたらす宗教として民衆信仰化し、「白蓮教徒の乱」など王朝交替の原因をつくってきた。 

日本では「ミロク信仰」という形で、「ミロクの世」を待望する日本型ユートピア思想として一般民衆のあいだに浸透してきた。「ミロク船」の民間信仰は沖縄だけでなく、『利根川図志』にも記載があるように黒潮文化圏の房総半島にもある。 



■弥勒菩薩はイラン起源?

そんな弥勒菩薩だが、古代ヨーロッパに拡がった「ミトラス教」とは、見えない糸でつながっている存在だという説がある。

ミトラ神はペルシア生まれの太陽神西は地中海東岸に拡がってミトラス教を生み出し、東はインドに拡がって弥勒菩薩を生み出したという説だ。 

もちろん、確たる証拠があるわけではなく、弥勒菩薩=ミトラ神でもない。だが、両者に「救世主」という側面での共通性があることは否定できない。 

そんなワクワクするような面白いテーマに、知的好奇心のかたまりのような自分に関心がないわけがないのだが、喫緊のテーマではないのでアタマの片隅においたまま、長いあいだほったらかしにしていた。 



(大英博物館所蔵の「雄牛を屠るミトラス」 Wikipediaより)


先日、森羅万象について語り合う同好の士の松下氏のFBに、『異教のローマ  ―  ミトラス教とその時代』(井上文則、講談社選書メチエ、2025)を読んだという投稿があり、いくつかやりとりのあとリアルでの対面による「読書談義」で語り合おうという話に発展、その直前に駆け込みで同書を読了。  

そして、「読書談義」のあと、積ん読のままだった(というより段ボール箱のなかで10年以上眠っていた)、『弥勒の来た道』(立川武蔵、NHKブックス、2015)を引っ張りだしてきて読了した。  

その結果わかったのは、もちろんミトラス教と弥勒菩薩がイコールではないことは言うまでもないが、古代ヨーロッパでのミトラス教が男性に限定されていたものの「個人単位での救世主としての性格」を有しており、ローマ帝国におけるキリスト教普及の地ならしをしたこと、一方の「未来仏」としての弥勒菩薩が、キリストのような「救世主」的性格をもっていること、である。 

仏教学とインド哲学の権威である立川武蔵氏は、『弥勒の来た道』で、弥勒菩薩はミトラ教やキリスト教など西方の宗教の影響を受けているのではないかと、仮説的であるが述べている。 

自覚があるにせよないにせよ、その多くが仏教徒である東アジアの住人である日本人にとっては、弥勒菩薩の意味合いが大きいことは言うまでもない。そんな弥勒菩薩が、西方のミトラス教との関係がまったくないわけではない。そんなことを考えるのはじつに興味深いことではないか! 

もちろん、このテーマは自分の専門とは直接関係ないので、今後も深入りすることはないだろう。とはいえ、ペルシア(=イラン)を起点として東西に拡がった事物は果樹のザクロだけでなく、ミトラ神もまたそうだったことを知ることは、ユーラシア大陸の東西文化交流を考えるうでじつに意義深いことである。 

内的動機にもとづく書籍の購入は、ややもすれば「積ん読」に陥りがちだが、外的動機というキッカケさえあれば、「積ん読」にも効用があることがわかる。 10年、20年くらい、けっして長いとは言うまい。

本というものは、買ってすぐに読まなくてもいい。もちろん kindle版 など電子書籍も同様。書籍購入にカネを惜しむ勿れ! 


画像をクリック!

画像をクリック!




<ブログ内関連記事>





(2025年1月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2023年11月25日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年12月23日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年6月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年11月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年10月22日発売の拙著です 画像をクリック!

 (2020年12月18日発売の拙著です 画像をクリック!

(2020年5月28日発売の拙著です 画像をクリック!

(2019年4月27日発売の拙著です 画像をクリック!

(2017年5月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2012年7月3日発売の拙著です 画像をクリック!


 



ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどう
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!







end

2026年2月22日日曜日

『きのう何食べた?㉕』(よしながふみ、講談社、2026)が届いたのでさっそく読んだ(2026年2月22日)― マンガの主人公たちと一緒に歳を重ねていく一読者として思うこと

 

発売されたばかりの 『きのう何食べた?㉕』(よしながふみ、講談社、2026)が届いたのでさっそく読んだ。  

単行本の第1巻から読み始めて、なんと18年! TVドラマ化されてブームになる前から読み続けてきた。

この一話完結型のストーリーマンガは、連載も200回を迎えている。

 マンガの主人公たちも、すでに還暦過ぎて60歳台前半。「後期中年」である。主人公たちと一緒に歳をとってきた一読者として、なんだか感慨深いものがある。 

おお、なんと198話では「高校の同窓会」のシーンから始まっているではないか! つい先週のこと、卒業から45年たってはじめて参加した自分は、なんだかシンクロ感を感じて不思議な気分だな。 

すでに60歳を越えて高齢者へと向かっていくわけだが、つい先日読んだばかりの『老いを読む 老いを書く』(酒井順子、講談社現代新書、2024)のテーマともろに重なっているなあ、と。 

『老いを読む 老いを書く』は、さすがプロのエッセイストだけに文章がうまいし、内容もあいまって、ついつい先へ先へと読ませる本だった。「老い」をテーマにした、1957年から現在にいたるまで日本で出版されてきた本の紹介も兼ねていて面白かった。 

 取り上げられているのは、基本的に小説やエッセイなどが中心で、マンガとしては長谷川町子の『いじわるばあさん』など数点しかた取り上げられていなかったが、よしながふみの『きのう何食べた?』も、「料理本」と「ライフスタイル本」としてだけでなく、「老い本」としてカテゴライズすることも可能だろう。

「老い本」は成長分野である以上、マンガもまたその成長分野(!)を開拓していくことになるのだろうなあ。 


画像をクリック!


画像をクリック!


<ブログ内関連記事>



(2025年1月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2023年11月25日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年12月23日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年6月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年11月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年10月22日発売の拙著です 画像をクリック!

 (2020年12月18日発売の拙著です 画像をクリック!

(2020年5月28日発売の拙著です 画像をクリック!

(2019年4月27日発売の拙著です 画像をクリック!

(2017年5月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2012年7月3日発売の拙著です 画像をクリック!


 



ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどう
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!







end

2026年2月18日水曜日

太陽太陰暦の「春節」と太陰暦の「ラマダン」が同時に進行する西暦2026年(2026年2月18日)



冒頭に掲載した画像は、マレーシアの海峡都市ペナンの Penang Food & Travel のFB投稿に掲載されていたもの。CNY(=Chinese New Year:春節)と Ramadan(イスラームの断食月)が、2026年には奇しくも重なることを示したものだ。

ムスリムのマレー系と華人系の人口対比が、約6万人弱と2万人強と両者がマジョリティとして構成しているマレーシアならでは、といえるだろう。マレー系と華人系以外はインド系など。

ハラールフードやイスラーム金融のハブを目指すなど、社会経済のイスラーム化が進行している2000年代のマレーシアだが、わたしが訪れたことのあるペナンでもマラッカでも、首都のクアラルンプールでも、マレーシアでは華人とマレー人は共存している。

中華文明圏でもある東南アジアでは CNY と略称されることの多い「春節」は、正確にいえば「太陽太陰暦」にもとづくものであり、イスラームの断食月である「ラマダン」は「太陰暦」にもとづくものだ。

両者がともに「太陰暦」(lunar calendar)であれば重なるのは当然だろうが、「太陽太陰暦」(Lunisolar calendar)は太陰暦をベースとしながらも「太陽暦」の要素を加味しているので、太陰暦とは一致しないのである。

だからこそ、「春節」と「ラマダン」がほぼ同時に重なる太陽暦の2026年は、きわめてめずらしいのである。だが、明治維新後に西欧近代化政策に舵を切った日本は、太陽暦を採用しているので、この意味がなかなか理解しにくくなっている。




Tabular Islamic calendar Wikipediaより)


しかも、「1863年以来初めて、旧正月、四旬節、ラマダンの期間がすべて重なる」(SortiraParis.com)という記事には、「2026年2月17日から18日にかけては、旧正月、ラマダン、レントがわずか24時間の間隔で重なる、まさに奇跡の瞬間です。1863年以来となるこの異例の現象は、次回は2189年まで起こらないと予測されており、約163年ぶりの再現となります」とある。

華人系の「春節」とイスラームの「ラマダン」だけでなく、なんとキリスト教の「レント」(Lent:四旬節)までほぼ同時期になるというのだ。

「レント」(四旬節)は、「イースター」(=復活祭の日曜日)の46日前の「灰の水曜日」から、イースターの前日(聖土曜日)までの期間を指すキリスト教用語であり、ことし2026年は2月18日から4月2日までとなる。

惑星直列ではないが、儒仏道の三教が中心の華人、ムスリム、キリスト教徒で「特別な月間」が重なるというのは偶然の一致であり、じつに興味深いことではないか!



<関連記事>



<ブログ内関連記事>






(2026年3月18日 情報追加)


(2025年1月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2023年11月25日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年12月23日発売の拙著です 画像をクリック!

(2022年6月24日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年11月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2021年10月22日発売の拙著です 画像をクリック!

 (2020年12月18日発売の拙著です 画像をクリック!

(2020年5月28日発売の拙著です 画像をクリック!

(2019年4月27日発売の拙著です 画像をクリック!

(2017年5月19日発売の拙著です 画像をクリック!

(2012年7月3日発売の拙著です 画像をクリック!


 



ケン・マネジメントのウェブサイトは

ご意見・ご感想・ご質問は  ken@kensatoken.com   にどう
お手数ですが、クリック&ペーストでお願いします。

禁無断転載!







end