ドイツ表現主義の画家フランツ・マルクといえばタイガー。彼の作品をたくさん所蔵しているミュンヘンの「レンバッハハウス美術館」で買い求めたマグネット3点です。この美術館にはカンディンスキーの作品も多数あります。
フランツ・マルクといっても、日本ではそれほど知名度の高い画家ではありませんが、以前このブログでフランツ・マルクの「青い馬」を紹介しました。
作品数でいえば、「青い馬」のほうが「タイガー」よりも多いのは事実です。とはいえ、インパクトの強さからいえば、原色を巧みにつかったこのタイガーは、見る人に大きな印象を与えることは間違いないでしょう。
タイガーは1912年の作品。現在からちょうど110年前のものです。1914年に「世界大戦」が勃発したとき、ドイツ人のランツ・マルクは戦争に志願しますが、1916年3月4日にフランス戦線で戦死しました。
フランツ・マルクの作品を見る際にも、ヨーロッパ全体に壊滅的打撃をもたらした第一次大戦、戦場における36歳での戦死という事実。時代が生み出した「ドイツ表現主義」。精神的な不安感を漂わせながらも大胆な色使いが特徴の画家。戦死しなければ大戦後の世界でも活躍したであろうに・・・
フランツ・マルクの美術展が、日本で開催されないものかな、と切に願う。
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