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2024年5月17日金曜日

「東国三社参詣」5万歩ウォーク 体験記 その7(最終回) 「鹿島立ち」と塚原卜伝(2024年5月11日)

 

「東国三社」とよばれる香取神宮・息栖(いきす)神社・鹿島神宮を歩いて回る参詣がついに完了した。あとは帰宅するのみである。 

いよいよ「鹿島立ち」となる。香取神宮から回ってきたからこそ、最後が鹿島神宮となったからだ。

鹿島神宮では当然のことながら「武運長久」を祈願「武運」は「勝運」、そして「商運」につながると勝手に解釈。 

満願成就ののちのあらたな「旅立ち」である。気合いを入れ直して、自分を叱咤しながら歩く。 

鳥居をくぐって境内の外に出ると、門前に土産物を中心とした商店街が形成されている。だが、すでにみな閉まっている。終わるのが早いねえ。 

少し歩いていくと右手には、カップルの「顔はめパネル」がある。塚原卜伝とその妻か?(上掲の写真)。

そうか、鹿島は塚原卜伝の出身地だったのだな。なるほど、武道の聖地たるゆえんである。 


「剣聖」と仰がれる塚原卜伝(つかはら・ぼくでん)は、戦国時代末期から江戸時代前期にかけて生きた剣術使いの武芸者。実在の人物であるが、伝説的なスーパースターである。 

鹿島神宮駅まで歩いて行くのだが、坂を下ることになる。鹿島神宮もまた、香取神宮と同様に小高い山というか丘の上にあるのだ。鹿島神宮駅の反対側から歩いてきたから気がつかなかったのだ。


(鹿島神宮から鹿島神宮駅までは坂を下る)


「足が棒のように」なっている自分には、下りはけっこうつらい。 




その途中に「剣聖 塚原卜伝誕生之地」という看板が立っている。


(塚原卜伝の銅像)


公園となったその場所には、塚原卜伝の銅像が立っている。その裏がマンションになっているのは、ちと興ざめではあるが・・・ 


(鹿島神宮駅)


さらに下ると、ようやく鹿島神宮駅。ここでJR鹿島神宮線に乗って佐原駅まで向かう。鹿島神宮線は電化されている。始発だから座れるのはありがたい。

だが、ここから先がまだ長いのだ。JR成田線で成田までいって、そこで乗り換えなくてはならない。 

*****

というわけで、歩いて回った「東国三社参詣」は終わったのである。

帰宅したら歩数は「5万歩」を超えていた。スマホアプリを利用した、自分観測史上で最高値をマークしたのであった。 



(おわり) 






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