『世界史で読み解く「コロナ後」の現代』(ディスカヴァー携書、2020)が12月18日に発売されます。出版者は、ディスカヴァー・トゥエンティワン。私にとっては、初の新書本となります。これで、ソフトカバーとハードカバーの単行本、文庫本、新書本と、ほぼすべての判型の著作をもったことになります。
「グローバリゼーションが強制終了した「中世から近世の移行期」を振り返り激動の「新・鎖国時代」の乗り越え方を学ぶ」というコンセプトの世界史の本であり、また自己啓発書でもあります。ビジネス書のフォーマットによる歴史書です。
「目次」は以下のとおりです。
はじめに第1章 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で「第3次グローバリゼーションが終わった」第2章 「第1次グローバリゼーション」がもたらした地球規模の大動乱(16世紀)第3章 「第1次グローバリゼーション」の終息(17世紀)終章 ビジネスパーソンはグローバリゼーションが終わった「17世紀の世界史」から何を学ぶべきか終わりに
判型は異なりますが、もちろん『世界史で読み解く「コロナ後」の現代』は独立した書籍として製作されておりますが、前著『ビジネスパーソンのための近現代史の読み方』(2017年)の続編、あるいは姉妹書と考えていただいて問題ありません。
今年は、5月に『ガンディー 強く生きる言葉』、おなじく5月に『超訳 自省録』の中文繁体字版が『超譯 沉思錄』として台湾で発売されており、合計3冊新著が出たことになります。いずれも、新型コロナ感染症(COVID-19)のパンデミック状況を生き抜くために役に立つ内容の本になっているはずだと考えております。
『世界史で読み解く「コロナ後」の現代』は、ぜひ冬休みの読書計画に咥えていただきたく思います。
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(2020年5月28日発売の拙著です)
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