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2022年3月29日火曜日

映画『キリングフィールド 極限戦線』(2019年、ジョージア)ー不法占領された「シンディシ」。繰り返される「ロシアは停戦協定を守らない」という事実

 
『キリングフィールド 極限戦線』(2019年、ジョージア)という映画を amazon prime video で視聴。101分 。

「本国で記録的大ヒット!2020年アカデミー賞®国際長編映画賞ジョージア代表作品。“南オセチア紛争”の真実と負傷兵を救った村人たちの《驚愕》の実話」と宣伝文にある。 

2008年以降「ジョージア」と呼ぶように要請したこの国は、かつてグルジアと呼ばれていた。グルジアはロシア語だから使用したくない、と。

タイトルと予告編を見てから視聴することを決めたが、リアルな戦闘シーンは映画の冒頭だけだった。むしろ、映画の9割は、ロシア軍の侵攻後にその占領下に入った住民たちの苦難が描かれる。これこそが、この映画のテーマである。 


原題は、SHINDISI(ジョージア語で   შინდისი さすがにこれは 読めないな)。舞台となった「シンディシ」村のことだ。いたってシンプルなタイトルだが、現代に生きるジョージア人にとっては、日本人にとっての「エトロフ」や「クナシリ」に該当する地名である。 


内容解説にこうある。amazon prime video の解説をそのまま引用していこう。

2008年8月11日、ロシア・ジョージア戦争の休戦2日目。南オセチア自治区を巡るジョージアとロシアの衝突。同月12日には停戦が宣言されていたが、首都トビリシから60キロ離れた農村シンディシ付近では、ロシアの第58部隊と22名からなるジョージアの小隊が激しい戦闘を繰り広げていた。 
ロシア軍は戦車や戦闘機まで駆使し、圧倒的な軍事力でジョージア軍に迫っていく。戦闘の結果、ジョージア軍は17名が死亡、5名が重傷のまま戦場に取り残された。 
戦火を逃れ、ほとんどの住民が避難した中、村に残っていた農民一家は、戦場に取り残された重傷のジョージア兵を家に匿い、手当てをする。しかし、そこへロシア兵がジョージア兵探索にやってきて…。 

映画の最後に、「ジョージアの国土の 20% がロシアに占領された」と字幕にでてくる。ジョージアの自治州アブハジアと南オセチアは、現在なおロシアに占領されたままだ。 

「エトロフ」や「クナシリ」とおなじく、「シンディシ」もまた、ロシアに「不法占領」されたままになっている。


ロシアは停戦協定を守らない。これは何度も繰り返されてきた事実だ。 

「ロシア・ジョージア戦争」についてもそうだし、第二次世界大戦末期のポツダム宣言受諾後の「北方領土」もまたそうだった。ソ連軍による火事場泥棒的な占領行為は絶対に忘れてはならない! 

(ジョージア版のオリジナル予告編)

ロシアの占領下に生きるジョージアの住人たち。リアルな戦闘シーンもさることながら、あらたな支配者のもとで生きる苦難に目を向ける必要がある。

ウクライナにおいてもまた、「ロシアのウソ」が繰り返されている。




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