それにしても、主人公の久能整(くのう・ととのう)を演じてる菅田将暉はうまいねえ。
原作は、単行本だと第3巻と第4巻。下手な要約よりも、出版社による「内容紹介」を引用しておこう。内容的には主人公がクチにするとおり、『犬神家の一族』みたいな設定だ。
さまざまな真実の狭間で、誰かの思いも見えなくなる ― 代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るという、狩集(かりあつまり)家の相続人のひとりである、汐路(しおじ)に頼まれ、訪れた先の広島で、遺言書の開示に立ち会うことになった久能 整(くのう ととのう)。 そこには、失跡した犬堂我路(ガロ)の思惑が働いていた。 相続人候補は汐路と、いとこたち4人。整は次第に身に危険も及ぶ骨肉の争いに巻き込まれて…!?
整の解読が冴え渡り、Episode4の真実に迫る!! 新感覚ストーリー、第3巻!
久能整(くのう・ととのう)の日常は、ミステリアスだ!……なんて、決していわないでください…!
広島での狩集(かりあつまり)家の代々の相続争いで、過去をさかのぼるうちに、明かになった仕掛け人の存在。さらに、汐路(しおじ)の父母たちの以外な意思が明らかとなり…!?
追加ページ有りで広島編、ついに決着!そして、新章スタートの必見の第4巻!
ドラマ版もそうだったが、自分としては原作のマンガのほうがいいと思う。とはいえ、映画版だけ見ても楽しめる。
ドラマ版も映画版も楽しめるのは、役者としての菅田将暉のおかげであるのは間違いない。それにしても、ほんと役になりきっている。セリフもいいが、しゃべり方もいい。
汐路の父親役を演じている滝藤賢一だが、どうしても「楽楽精算のCM」で演じている部長のコミカルな演技を思い出してしまって笑いそうになるのだが・・。それにしても、柴崎コウの目ヂカラがすごいな、とあらためて思ったりして。
ドラマがヒットしたあと、映画版を製作して上映するというのは、最近よくあるパタンであるが、映画版として「広島編」を出したのは成功だろう。
「ミステリ」が解決されたあとが、映画版で見るとちょっと冗長だなと感じた。無理矢理にドラマの続編につなげようとする演出は、ちょっとアレかな、と。
とはいえ、ドラマの続編も大いに期待(^^) もう『自省録』がでてくることはないだろうが・・(^_^;)
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