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2011年7月1日金曜日

遅ればせながらスマートフォンに切り替えた-機種変更で SAMSUNG の 「GALAXY SⅡ」 にシフト


 ようやくスマートフォンに切り替えた。機種変更で「ギャラクシーS」シリーズの最新バージョンである「ギャラクシーSⅡ」から、スマホ・デビューすることにした。


なぜ「ギャラクシーSⅡ」なのか?

 スマ-トフォンの草分けである iPhone が 2007年に発売されてからすでに 4年、いままでわたしの導入が遅れたのは、そもそも early adopter ではないこと、いままで使っていた携帯電話のローンが終わっていなかったことと、ノートパソコン用のデータカードの契約拘束期間が残っていたためだ。つまりケチだということ。

 しかも、iPhone の公式キャリアであるソフトバンクモバイルは通信スピードが遅い(!)という評判をずっと聞いていたことも、導入をためらわせていた大きな理由の一つだ。

 カリスマであるアップルのスティーブ・ジョブスは尊敬はしてきたが、基本的にビジネスパーソンでさるわたしは、基本的にビジネスユースを最優先するので、アップルの製品を自分で購入したことはない。

 そんななか、Googleが開発した Android OS のスマートフォンがでたので、導入を検討し始めていた。しかもキャリアが DOCOMO であれば携帯もそうなので渡りに船である。というわけで、ようやく重い腰をあげて導入に踏み切ることにした。

 SAMUSUNG の製品を購入したのは今回がはじめて。マハトマ・ガンディーではないので、とくに国産品愛用(スワデシ)にこだわる理由はない。いいという評判の高い製品は、どこの国のメーカーであろうが購入する。

 どっちにしろ、SAMUSUNGの製品も部品の多くは日本製なので、たいした違いはない。「3-11」以後は日本製部品の調達比率は下げているようだが・・

 すでにGmailやカレンダーなど、グーグルによるクラウド化をかなりすすめていたので、Google が開発した Android OS によるスマートフォンは、Facebookも、Twitterも、Evernoteも同期しているのでほぼスムーズに動く。シームレレスというのがありがたい。

 いったん、スマホにしたら、もう携帯には戻れないな。これは正直な感想だ。


SAMUSUNG は原音ではサムソン、漢字でかくと「三星」

 ところで、韓国の SAMUSUNG は、日本人はローマ字つづりをそのまま読んでサムスンというが、ほんとうはサムソンが原音に近い。漢字でかくと三星だ。SAMSUNG もローカリゼーションの観点からであろう、日本ではサムスンとしている。

 同じく韓国の「現代グループ」の「現代」はローマ字でつづると HYUNDAI だが、原音はヒョンデ、日本ではヒュンダイ、英語ではハンデーと聞こえる。

 ローマ字読みも、言語によって異なるということだ。ちなみにわたしの名字 SATO は米国ではセイトーと呼ばれれていた。

 SAMSUNG は、イ・ゴンヒ会長の鶴の一声で、ブランド戦略には徹底的に邁進した。一時期はブランド力は向上したが、製品としてはイマイチという評価もなくはなかったが、現在ではすっかり日本メーカーを越える製品を世に出すようになってきている。

 しかも、日本メーカーよりもグローバル化を徹底的に推進しているので、世界各国で研究開発を同時に行うこともできるのは強みになっている。

 へんに国産メーカー愛用にこだわるのは、イデオロギーとしてはあったとしても、何よりもスペックで製品を評価するユーザーの立場に変更を迫るものではないだろう。

 むしろ国内メーカーには SAMSUNG を越えるべく奮闘してもらいたいものだ。


レファレンスとしておすすめ本

 「ギャラクシーSⅡ」については、いちはやくでた『GALAXY SⅡ できるポケット+-ドコモスマートフォンSC-02C GALAXY SⅡの基本から応用までわかる入門書-』(林 岳之/橋本 保/清水理史/白根雅彦/できるシリーズ編集部、インプレスジャパン、2011)が参考になる。

 操作方法はいじっていれば覚えるものだが、レファレンスとして一冊はもっておきたいものである。







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