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2023年8月18日金曜日

書評『ヴィーガン探訪 ー 肉も魚もハチミツも食べない生き方』(森映子、角川新書、2023)ー 「アニマル・ウェルフェア」をベースに日本における「ヴィーガン」の実態を探った本

 

ヴィーガン(Vegan)とは、完全なる菜食主義者のこと。ベジタリアンの極地である。タイトルの副題にあるとおりだが、段階に応じて4種類くらいに分類されるらしい。 

わたしもできるだけ肉は食べないようにしており(・・とはいっても、まったく食べないわけではない)、魚と野菜を中心の食事は心がけている。まあ、ベジタリアンになりきれないベジタリアン志望者くらいの位置づけか。 

ときどきヴィーガンも心がけるが、そばやそうめんもめんつゆは鰹だしなので、完全なヴィーガンではないそれほどヴィーガンはむずかしいのだ。 

著者によれば、ヴィーガンになった人たちの動機は、動物虐待がイヤだからという理由が多いらしい。家畜とはいえ、動物を殺すのはイヤだ。動物を殺して、その肉を食べるなんて耐えられないのだ、と。

そこで、ジャーナリストの著者は、ヴィーガン取材以前からつづけていた「アニマル・ウェルフェア」についての取材を深めている。 「アニマル・ウェルフェア」とは、動物の福祉、つまり動物の立場にたって、適切に飼育されているかについての問題意識である。

鶏卵の飼育と養豚の現状、とくに日本の現状と「アニマル・ウェルフェア」との大きなギャップについては、読んでいて気が遠くなってくるのを覚える。日本は先進諸国のなかでも、大いに後れているからだ。 

とはいえ、著者の立場はヴィーガン推進派のものではなく、あくまでも公平な立場から取材者としてヴィーガンをどう考えるかという点にある。したがって、その利害得失というか、メリットとデメリットの両面についても考察の対象とするのである。

著者は最終章で、栄養学の観点からのヴィーガンの評価を、栄養学者たちへの取材をつうじてまとめている。 その結論は、ヴィーガンだけでは栄養不足だということだ。とくに「ビタミンB12」と「ビタミンD」不足が問題。 

というわけで、つまるところ和食がベストということになるのだが、和食においてもアニマル・ウェルフェアを十分に意識した食事が望ましいというというのは、きわめて穏当であり、しかも真っ当な結論である。 

この本は、ヴィーガンのすすめではない。だが日本でもヴィーガンが意識されるようになっており、その現状をきちんと把握することは重要だ。

「アニマル・ウェルフェア」にかんする議論が本書の半分を占めているので、読む価値は大いにあるといえよう。 これこそが、現在の日本の問題なのだから。




目 次 
はじめに
第1章 ヴィーガンとは? 
第2章 ヴィーガン食の開発で世界を狙え 
第3章 なぜヴィーガンになったのか 
第4章 産業として扱われる動物(1)― 卵を産む鶏たち 
第5章 産業として扱われる動物(2)― 豚たち 
第6章 鶏卵汚職事件 ― 日本がアニマルウェルフェアに後ろ向きな理由 
第7章 ヴィーガンは健康的なのか 
おわりに
参考文献


著者プロフィール
森映子(もり・えいこ)
1966年、京都市生まれ。時事通信社記者。上智大学卒業後、1991年時事通信社入社。社会部、名古屋支社などを経て、1998年より文化特信部。2021年からデスク、編集委員。エシカル消費、動物福祉などをメインに取材している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)



<ブログ内関連記事>




・・「アニマル・ウェルフェア」をさらに越えて、「アニマル・ライツ」(動物の権利)までいくと、ちょっとついて行けないところもあるのだが、英語圏で流通している思想について


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2020年4月19日日曜日

「ベジタリアン」とのからみで「トルストイ主義」を振り返る ― そのけっして古びないチカラを思い起こせ!



肉食がすべての悪の根源だとする「ベジタリアン」の思想。肉食を否定し、大地から産まれた植物だけを食べることから「菜食主義」と訳されることもある。

だが、インドがその中心である「菜食主義」と、古代ギリシアのヘシオドスやピュタゴラスまでさかのぼることができる「ベジタリアニズム」は、イコールではないのだという。

ベジタリアン(vegetarian)と植物を意味するベジタブル(vegetable)は、いっけん見ているがもともと関係のないコトバなのだ。


■ベジタリアンの思想を知る

ベジタリアンの思想を知ることができるのが、ベジタリアンの実践者である鶴田静氏の『ベジタリアンの文化誌』(中公文庫、2002ベジタリアンの世界-肉食を超えた人々』(人文書院、1997)の2冊だ。

2冊とも部分的に読んではいたが、今回はじめて通読してみた。入手してからずいぶん時間がたつ。 この2冊は重なる面もあるが、出版は前者のほうが早い。後者は、前者の積み残しの課題を解決したものとなる。
   
古代ギリシアのピュタゴラスやヘシオドスに発するベジタリアンの思想は、キリスト教世界の修道生活を経て、中世前期のアッシジのフランチェスコや、中世後期ルネサンス時代のレオナルド・ダヴィンチを経て、イタリアからフランスへ。両者はともに豊かな農業国だ。 そして19世紀の英国で一大潮流となった

「ベジタリアン」(vegetarian)というコトバが誕生したのは、1842年のことだそうだ。それまでは、「ピュタゴラス的食事法」と呼ばれていたらしい。そう呼ばれてきた歴史のほうがはるかに長いということだ。逆にいえば、思想として確立したのは近代になってからということになる。

以後、英国から米国、ドイツ、さらにはロシア、日本へとベジタリアンの思想と行動が拡がっていく。日本では、詩人で童話作家の宮沢賢治がもっとも有名だろう。賢治には「ビジテリアン大祭」という作品がある。


  


■ベジタリアン思想の系譜にあるトルストイ主義

このベジタリアンの系譜のなかにあるのが、19世紀ロシアの文豪トルストイ。土地貴族であったトルストイ伯爵は、自分の農地でみずから汗を流して農作業に従事、大地に根ざした生活を信条としていた。トルストイは、59歳で最終的にベジタリアンになった。肉食はいっさいしないことを決意し、実践するようになったのだ。

非暴力主義と平和主義を実践し、武器を焼き捨て兵役を拒否したのがドゥホボール教徒たちだ。カフカス地方に生まれたかれらについては、武器を焼け-ロシアの平和主義者たちの軌跡』(中村喜和、山川出版社、2002が最新の研究成果である。

ロシア帝国もその1つであった「近代国家」は、兵役を義務としていたが、その兵役義務を拒否したため、徹底的に弾圧されたドゥホボール教徒たち。カナダへの移住を資金援助するため、印税目的で執筆されたのがトルストイ晩年の大作『復活』だ。ああ、そうだったのだなと、あらためて深く感じ入る。ドゥホボール教徒たちの思想信条は、トルストイ主義ときわめて近い存在であったのだ。

いい機会なので、読まないままになっていたトルストイ晩年の思想を小説化した名作光あるうち光の中を歩め』(新潮文庫、1952を読む。

古代ローマの五賢帝時代のハドリアヌス帝時代、いまだキリスト教が迫害されていた時代を背景に描いた作品だ。この小説で、トルストイ主義について知ることができる。享楽にふけるローマ人一般とは異なる、額に汗水流して農作業に従事し、手作業を重視することから産まれる喜び、充実感。「原始キリスト教」の世界を理想としていたトルストイであった。

ドゥホボール教徒は19世紀末にカナダへの移住に成功するが、宗教に基づかないトルストイ主義者たちは、ロシア革命後のソ連で生きていくことになる。ロシア以外では、日本の「新しき村」もトルストイ主義の影響を受けた白樺派の作家・武者小路実篤がつくったものだ。


  


■ソ連に残った「トルストイ主義者」たちの運命

トルストイ主義者たちがソ連でつくった共同生活体(コミューン)に、「生活と労働」というものがあった。

かれらについては、愛と微笑みのパッションー西シベリアを目指したトルストイ主義者たち』(人見楠郎・油家 みゆき・小波宏全、新読書社、2000で、詳しく取り上げられている。

著者の筆頭に名を出しているのは、昭和女子大学の学長(当時)、この大学はトルストイ主義を理想として建学されたものであったことを今回はじめて知った。

コルホーズによる集団農場化が推進されたソ連で、モスクワ郊外にあった「生活と労働」は、さまざまないやがらせを受けるようになる。自由意志にもとづくコミューンが許されない状況となりつつあったのだ。

理想の地を求めてウラル山脈の先、アルタイ山脈の近くの西シベリアに移住を実行、苦労を重ねながらも定住に成功する。

しかし1930年代にはスターリンによる締め付けが厳しくなるなか、コミューンの指導者たちは逮捕され、強制労働の刑を受けたり、処刑された者もあった。そして、コミューンはコルホーズ化され、歴史から消えていった

まさに受難である。タイトルにある「パッション」とは、キリスト教用語で受難を意味する。






■インド独立の父ガンディーに受け継がれたトルストイ主義

ロシアでは息絶えたトルストイ主義だが、その思想はインド独立の父ガンディーにも影響を与えているのである。

南アフリカ時代のガンディーと晩年のトルストイが書簡を交わしており、弁護士として成功していたガンディーは、南アフリカ時代に現地で土地を確保して「トルストイ農場」を開いていた。

言うまでもなく、インド出身でヒンドゥー教徒のガンディーは子どもの頃から「菜食主義」の生活習慣をもっていた。菜食主義を貫くジャイナ教徒たちとの接点があったことも大きい。

このガンディーが、留学中のロンドンで誕生した「ベジタリアン」の思想と出会うことになった。生活習慣としての「菜食主義」と、思想としての「ベジタリアン主義」の出会いである。

ここにおいて、古代インド以来の「菜食主義」と、古代ギリシア以来の「ベジタリアン思想」(=ベジタリアニズム)が融合することになったのである。ガンディーという、インド出身で、近代西欧思想の影響をどっぷりと受けた生身の人間の心身において。

こういう思想の流れがあることを知っておきたい。また、こういう観点からガンディーの思想についても考えて見る必要があるだろう。


  


PS ベジタリアンを実践するのはむずかしい

ただし、私自身は「ベジタリアン」を理想としていながらも、なかなか徹底できないヘタレであります。肉食はできるだけ減らすように努力しておりますが、昔に比べたらあまり肉を食べたいという気持ちは、なくなってきましたけどね。野菜中心の食事を心がけております。もちろん、魚も卵も食べますよ。


<関連サイト>

「コミューン 生活と労働」について
Life and Labor Commune - Wikipedia(英語版。日本語版はなし)
https://en.wikipedia.org/wiki/Life_and_Labor_Commune


<ブログ内関連記事>

「生命と食」という切り口から、ルドルフ・シュタイナーについて考えてみる

書評 『食べてはいけない!(地球のカタチ)』(森枝卓士、白水社、2007)-「食文化」の観点からみた「食べてはいけない!」

JBPress連載コラム第36回目は、「楽園ビーチリゾートの衝撃的「奇祭」を知っているか 今年も始まったプーケットの「ベジタリアンフェスティバル」(2018年10月9日)

タイのあれこれ(9)-華人系タイ人の"キンジェー"(齋)について

エコノミー(=サード・クラス)利用で、お金を一銭もかけずに、ちょっとだけ特別扱いされる方法

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「半日断食」のすすめ-一年つづけたら健康診断結果がパーフェクトになった!

JBPress連載コラム第37回目は、「苦しいのは最初だけ、3泊4日の「断食修行」体験記-成田山新勝寺で挑戦した本格的断食」(2018年10月23日)

成田山新勝寺「断食参籠(さんろう)修行」(三泊四日)体験記 (総目次)

文豪トルストイの『アンナ・カレーニナ』を「緊急事態宣言」から3ヶ月かかってやっと読了(2020年7月4日)-あくまでも「現代小説」として読むべき長編小説だ

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2016年10月24日月曜日

映画『奇蹟がくれた数式』(英国、2015年)を見にいってきた(2016年10月23日)― 天才数学者ラマヌジャンもまた夭折した「神に愛された天才」



映画『奇蹟がくれた数式』(英国、2015年)を見にいってきた(2016年10月23日)。

ヒンドゥー教の神に愛されたインド人天才数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの短い生涯を描いたヒューマンドラマ。第一次世界大戦を挟んだ時期の英国とその植民地であったインドに生きた二人の数学者の「友情」がテーマである。

英国人とインド人。いまでこそ対等の関係であるが、100年前の第一次世界大戦の時期はそうではなかった。衰退傾向にあったとはいえ大英帝国、第一次世界大戦後の「民族自決」の流れのなかで独立志向を高めていったインド。

帝国と植民地という真逆の関係。ケンブリッジ大学教授と、無名で学歴もないインド人の若者という真逆の関係。信仰にかんしては無神論者と熱烈なヒンドゥー教信者という真逆の関係。そんな真逆の関係でありながら、英国人の天才数学者と無名の天才インド人を結びつけたのは、ただ一つ、「数学愛」であった。




英語のオリジナル・タイトルは、The Man Who Knew Infinity(無限を知っていた男)「無限∞」を知っていた男とは、この映画主人公、夭折の天才ラマヌジャンのことである。

この英語のタイトルに注目する必要がある。「無限を知った男」(The Man Who Got to Know Infinity)ではない、「無限を知っていた男」(The Man Who Knew Infinity)なのである。「無限」につづく「素数」のなかで生きていた人なのである。

熱烈なヒンドゥー教信者であったラマヌジャンにとって、「無限」とは当然のことながら神が創ったものである。だから、ラマヌジャンが「発見」した数多くの公式は、彼みずから編み出したものではなく、神に教えられたものなのだという発言につながるのだ。これは嘘偽りのない発言だと受け取るべきだろう。

「神に愛された者は若死にする」というフレーズがあるが、天才数学者ラマヌジャンもまたそうだったのだろうか。

もちろんラマヌジャンが短命に終わった理由はいくつでもならべることができる。

―  出身地の南インドのマドラス(・・現在のチェンナイ)と英国の気候風土の違い。
―  バラモンの家系に生まれたためにベジタリアンであったものの当時の英国では菜食主義にかんする理解が一般的に乏しかったこと。
―  結核に感染していたがベジタリアンのため十分な栄養が取れなかったこと。
―  無理解な英国人社会のなかでのマイノリティとしての苦痛。
―  第一次世界大戦の最中であり、故郷に残してきた妻と再会できなかったことによる孤独。
などなど。




だが、100年かかって、現在ようやっとラマヌジャンの公式の証明が進みつつあるという事実が示すように、あまりにも時代の先をいっている内容であったことに、夭折の理由があったような気もする。数学者のコミュニティ内部での無理解にもとづく癒やされることのない孤独感。

天啓によって数学の公式を知ったラマヌジャン自身の認識においては、熱烈に神を信仰していた彼は、また同時に神の加護にもとにあったというものだったのではないだろうか。日本人の天才数学者・岡潔(おか・きよし)もまた、晩年は熱烈な念仏信者となっていたことを想起する。

天才の脳内の仕組みは、正直いってよくわからない。数学の天才も、宗教の天才もまた、常人の理解を超えた存在である。だから、「神に愛された天才は若死にする」といっても、かならずしも的外れな指摘とは言えないのではないか。

いまから100年前の話だが感動的な内容の映画である。そしてこの映画をみたあとは、天才数学者ラマヌジャンが生きた存在として、映画を見た人の脳内に生き続けることになるであろう。


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<関連サイト>

映画 『奇蹟がくれた数式』 公式サイト(日本公開版)

The Man Who Knew Infinity – Official Trailer

現代の数学者を悩ませ続ける「100年前の数学の魔術師」シュリニヴァーサ・ラマヌジャン(WIRED.jp、2016年10月21日)



<ブログ内関連記事>

最近ふたたび復活した世界的大数学者・岡潔(おか・きよし)を文庫本で読んで、数学について考えてみる


数学関連

「オックスフォード白熱教室」 (NHK・Eテレ)が面白い!-楽しみながら公開講座で数学を学んでみよう

月刊誌 「クーリエ・ジャポン COURRiER Japon」 (講談社)2013年11月号の 「特集 そして、「理系」が世界を支配する。」は必読!-数学を中心とした「文理融合」の時代なのだ

資本主義のオルタナティブ (3) -『完全なる証明-100万ドルを拒否した天才数学者-』(マーシャ・ガッセン、青木 薫訳、文藝春秋、2009) の主人公であるユダヤ系ロシア人数学者ペレリマン

映画 『イミテーション・ゲーム』(英国・米国、2014年)をみてきた(2015年3月14日)- 天才数学者チューリングの生涯をドイツの暗号機エニグマ解読を軸に描いたヒューマンドラマ


ケンブリッジ大学

日本語の本で知る英国の名門大学 "オックス・ブリッジ" (Ox-bridge)

書評 『イギリスの大学・ニッポンの大学-カレッジ、チュートリアル、エリート教育-(グローバル化時代の大学論 ②)』(苅谷剛彦、中公新書ラクレ、2012)-東大の "ベストティーチャー" がオックスフォード大学で体験し、思考した大学改革のゆくえ

書評 『名門大学スキャンダル史-あぶない教授たちの素顔-』(海野弘、平凡社新書、2010)-奇人変人の巣窟である大学を人物エピソードで描いた英米名門大学史


インド関連

書評 『インドの科学者-頭脳大国への道-(岩波科学ライブラリー)』(三上喜貴、岩波書店、2009)-インド人科学者はなぜ優秀なのか?-歴史的経緯とその理由をさぐる
・・「著者は、とくに知識層としてのバラモン階級がヒンドゥー教徒としての「心の内なる規制」が足かせになっていたことを、実例をもって指摘している。 同時に、宗教上の理由から行われてきた詠唱(チャンティング:chanting)がインド人科学者たちの論理的能力のバックボーンにあることも著者は指摘している。詠唱によって、まとまった長い文章を記憶する訓練。 そして、サンスクリット語の論理的厳密性が、現在でもインド人科学者たちの論理的思考能力の支えになっている」

・・ガンディーもまた英国で学んだ人。英国で法曹資格を取得した弁護士で、英国滞在中に神智学との接触でみずからのルーツであるヒンドゥー教に覚醒

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