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2025年6月7日土曜日

「エマソン韓国版」のサンプルが到着!(2025年6月6日)ー 韓国語版出版までの超速の仕事ぶりに驚嘆

 


それから1ヶ月もたたない本日(2025年6月6日)に、「エマソン韓国語版」のサンプルが到着! 韓国での出版日は5月22日とある。日本語版もステキだが、韓国語版のカバーはカッコいいなあ。 

それにしても、ケンチャナヨー精神の韓国にしては、超速の仕事ぶりだなと驚いている。日本語の原本がでたのは、ことし1月26日なので、韓国語版の出版はそれから4ヶ月もたっていないのだ。




韓国語版のタイトルは、《내가 원하는 것은 이미 내 안에 있다 자기신뢰의 창시자 에머슨의 성공 철학 148》。日本語に直訳すると、『わたしが望むものは、すでにわたしのなかにある 創始者エマソンの「成功哲学」148』) となる。

韓国ではあたらしい大統領が選出されたばかりだが、分断状況が解消されたわけではない。アメリカにおいてと同様に、党派性にとらわれることなく、広く読まれてほしいと思う。 



<関連サイト>

以下のネット書店で「エマソン韓国語版」が販売されている。レビューも掲載されている。

教保文庫(キョボ・ブック)

YES24



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2025年5月9日金曜日

ことし2025年1月に出たばかりの『エマソン 自分を信じる言葉』の韓国語版の出版が決定(2025年4月)ー もしかすると、韓国人のほうがエマソンに熱心なのかもしれないな・・



ことし2025年の1月に出版したばかりの『エマソン 自分を信じる言葉』(佐藤けんいち編訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)。 なんと韓国版がでるそうで、韓国での出版契約も結んだという連絡が入ったのが先月のことだ。

昨年の『超訳自省録』につづいて、韓国語版の出版は2冊目となる。それにしても早いな、日本での出版からまだ3ヶ月しかたっていないし、まだ重版もかかってない。それだけじゃない、およそ翻訳版がでるなど予想だにしなかった著作だからだ。 

もしかすると、エマソンにかんしては、韓国人のほうが熱心なのかもしれないな。 

まあ、韓国でも日本と同様に『自己信頼』(セルフ・リライアンス)の翻訳ばかりだから、著作からまんべんなく抜粋してきた拙著には、韓国市場で売れるだろう、そんな商売人の直観がはたらいたのかもしれない。 

なんてことを考えていたら、もうはや「表紙」のサンプルができあがったということで、Pdfファイルで送られてきた。カバーに記載されている、韓国語の文言を「監修」 してくれという依頼だ。 

韓国語を自動翻訳にかけて検分してみたが、なかなか面白いことが書いてある。なんとC.G. ユングもエマソンを読んでいるのださうだ。さすがに、それは知らんかったな(^_^; 

それにしても、日本の固有名詞の訳の間違いが多い。 たとえば、著者であるわたしのプロフィールにかんしてだが、一橋大学を「いちばし・てはく」(表記はハングル)としている。基本的な常識に欠けているねえ、困ったことだ。いや、一橋大学の知名度は慶應や早稲田と比べて、まだまだ低いのか・・・ 

ハングルだけで表記された韓国語の文章を「校正」するのは、なかなか辛気くさい作業ではあるものの、やらないわけにはいかない。なにごとも「ケンチャナヨ~」では済ませないのが、日本人の職人魂ってもんだ。 


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2025年1月15日水曜日

『超訳 自省録』の韓国語版がついに出版(2024年12月)ー 韓国語版の校正はテクノロジーの進歩で可能となった!

 (ソウルの「教保文庫カンナム店にて 禁無断転載)


『超訳 自省録』の韓国語版がついに出版された。タイトルは、『초역 명상록』(超訳冥想録)。ハングルをあえてカタカナで表記すれば、「チョヨク ミョンソンロク」となる。

原本は、2021年発売の『超訳 自省録エッセンシャル版』(ディスカヴァー社)。現地での出版日は、昨年2024年の12月15日。1ヶ月遅れでサンプルが権利関係いっさいを仕切っている日本の版元を経由して送られてきた。 

 当初の出版予定日は2024年9月であり、しかも当初の韓国語版のタイトルは『초역 자성록(超訳 自省録)』であった。「チョヨク チャソンロク」である。

どうやら、『自省録』の韓国版は多数あるので、差異化を図るため『冥想録』に変更したようだ。日本でも、明治時代には『冥想録』として流通していたから、とくに問題はない。

韓国においては、16世紀の李朝朝鮮時代の儒者で1000ウォン札に肖像画のある李退渓(イ・テゲ)に『自省録』があるので、混乱を避けることもあるのかもしれない。ちなみに、李退渓(イ・テゲ)の『自省録』は日本語訳され、平凡社東洋文庫から刊行されている。


(李退渓の『自省録』 画像をクリック!)


ようやく韓国での出版が実現することになった。韓国語版は、これが人生初となる。

『ビジネスパーソンのための近現代史の読み方』(ディスカヴァー社、2017年)の韓国語版は、残念ながら途中で立ち消えになってしまったからだ。

ちなみに、台湾で発売された『超譯沉思錄』(方舟文化、2020年)は、単行本版の『超訳自省録』の中文繁体字版だ。 

これで『超訳自省録』は、台湾版につづいて韓国版も登場。翻訳された拙著は、これで総計3冊(台湾2冊、韓国1冊)となった。



■韓国語版の校正はテクノロジーの進歩で可能に。「自分史」における韓国語との取り組みについて

韓国語版の校正を開始したのは、昨年7月31日のことだ。韓国語で書かれた文章の内容をチェックする必要が生じたわけだが、仕事でかかわるのは20年ぶりくらいかな? 

韓国語は、語順が日本語とほぼおなじだし、初級文法はいちおう自学自習した(つもりな)ので、韓国語の文章を「自動翻訳」にかければ、だいたいのところは理解できる。「自動翻訳」のおかげで、著者本人による韓国語版の校正が可能となったわけだ。

韓国語版の校正段階で日本側の窓口をつうじて何度もやりとりをしたが、それにしても、同音異義語の多い韓国語はややこしい。漢字語の読みは、日本語と違って韓国語では1通りしかないのだが、ほぼ漢字を廃絶してしまった現在、ハングル表記の漢字熟語は文脈のなかで判断しないと正確に理解できないのだ。

とはいえ、ケンチャナヨ~(=ドンマイ)と済まさせるわけにはいかない。日本人として「職人意識」が目覚めてくるのでね。日本語の訳にしっくりこなければ、英語に訳してみる。そうすれば、だいたい近似値を得ることができる。逆もまたしかり。 

特定の外国語に精通しているわけではない者にとって、テクノロジーの進歩はじつにありがたい。それにしても、いい時代になったものだと思う。テクノロジーの進歩には感謝(カムサ)ハムニダ!

というわけで、韓国語版の「はじめに」は、かなりローカライズした内容に書き換えることが可能となったわけだ。


(1994年前期のテキスト マイコレクションより)


そんなこともあって、その昔に自学自習した『NHKラジオ アンニョンハシムニカ? ハングル講座』のテキストをコンテナ倉庫(ストレージ)から引っ張り出してきた。 

1994年の放送である。もう30年も前になるのか。当時は「韓流ブーム」など存在すらなかった。K-POPS なるものも存在しなかった。 

ラジオの語学講座の利点は、ちゃんと勉強できるということにある。テレビの語学講座は「お遊戯」のようなものなので、語学に親しむにはいいが、腰を据えて自学自習する人には向いてない。 

当時の『NHKラジオ アンニョンハシムニカ? ハングル講座』の講師は、慶應義塾大学の渡辺キルヨン先生。4月から9月まで半年間の講座。 


(1994年前期のテキスト マイコレクションより)


なんといっても、この先生が良かったのは、韓国語を母語としていて、しかも日本語に堪能なだけでなく、講座が開講されていた1990年初頭に流行していた韓国の歌を毎週取り上げてくれたことだ。 


(1994年前期のテキスト マイコレクションより)


これが縁でファンになった韓国の歌手は3人いる。カン・スジ や シン・スンフン、そしてユン・ジョンシンなど。いずれも1960年代生まれで、わたしと世代の近い人たちだ。

韓国社会は、1988年のソウルオリンピックを境に劇的に変化していったのだった。 

そんなラジオ講座のテキストだが、あらためて眺めてみると、かなり韓国語については忘れてしまっていることに気がつく。

漢字語はハングルで表記されていても理解できるが、それ以外の固有語や細かい文法はかなり、いや、ほとんど忘れている。 韓国語は、ちゃんと勉強し直そうかな? 

さすがに、いまから語学で飯を食おうなどとは思わないが、初級文法くらいは復習しておきたいものだ。 


■韓国の書店で「平積み」!

さて、韓国語版の『超訳自省録』の話題に戻るが、韓国側の出版社からリアル書店の店頭に「平積み」になっている「『超訳 自省録』の韓国語版」の写真を送付していただいた。リクエストに応えていただき、感謝ハムニダ! 


(禁無断転載)


撮影場所は、ソウルの「教保文庫」(キョボムンゴ)の江南店にて。「教保文庫」は韓国最大の書店チェーン。江南(カンナム)は、東京でいえば港区のような存在。江南店は、韓国最大の売り場面積の大型書店である。日本でいえば、丸善ジュンク堂書店のようなもの。

撮影日は、昨日(2025年1月14日)午後のことだが、昨年12月3日に「戒厳令」が発令され、「大統領による上からのクーデター」が不発に終わってから1ヶ月後になる。

本日(2025年1月15日)には、現職の大統領が拘束されるなど、政治の混乱状態がつづいているが、ソウルの書店のなかの空間はいたって平穏なようだ。 

瞬間的に熱くなる傾向のある韓国の人たちも、書店のなかでは平静を取り戻すことができるのだろう。まさに本のもつ効用、さらにいえばストア派の古典のもつ効用といえるのかもしれない。

韓国最新情報でした。いや、正確にいえば、韓国の書店と書籍情報でした。 


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