今回の出張は、バンコクでの宿泊は BTSオンヌット駅の近くだったが、たまたま駅改札口をでたところで店を開いている甘いもの屋の売店で「かぼちゃプリン」を売っているのを見つけたので、さっそく買って帰り、ホテルの冷蔵庫で冷やして食べてみた。
日本でいう「かぼちゃプリン」(パンプキンプリン)は、かぼちゃ風味のプリンのことだが、東南アジアの「かぼちゃプリン」は、日本でいえば「坊ちゃんかぼちゃ」くらいの大きさの小さめのかぼちゃの種を取り除き、中をくりぬいて、あひるの卵で作ったプリンを流し込んでフタをしてから蒸した東南アジアならではのスイーツである。
かぼちゃプリンはカンボジアでもタイでもごくごくありふれたスイーツだが、なんといってもかぼちゃの皮ごと食べられる、きわめてナチュラルで素朴な味わいがうれしい。
坊ちゃんかぼちゃの 1/3 サイズで B40、日本円でいえば100円もしない。タイでは、社員食堂(キャンティーン)や、フードコートにもおいてある、ごくごくフツーの一品デザートである。
タイ料理は、食事はピリ辛、いや激辛だが、デザートはひたすら甘い。
このコントラストがいいのである。
もちろん、この「かぼちゃプリン」、坊ちゃんかぼちゃの 1/3 サイズでも、けっこうお腹が一杯になる。
甘いもの好きな人は、一度は試して欲しいものだ。
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