今年2021年は丑年なので、ウシにちなんだ神社に初詣にいってきた。
ネットを駆使して探し出したのが墨田区向島にある「牛嶋神社」。名前にウシが入っているだけでなく、撫牛(なでうし)があるのだという。
浅草から吾妻橋をわたって、隅田川の対岸へ。朝10時頃は人も少なく(・・というよりコロナだから?)、隅田公園のはずれにある牛嶋神社へ歩く。
(現在の撫牛は1825年頃の奉納だそうだ)
目指すは「撫牛」(なでうし)。ウシの置物。この像をなでると、なでた場所に対応する自分のカラダがよくなるというので、腰と背中を重点になでる。賓頭盧様(びんずるさま)みたいなものだな。もちろん、コロナ対策のためアルコール消毒液がおいてあるので安心。
ウシの像も、見る角度によってだいぶ印象が違うな。正面からみると(下記の写真)、ヒツジみたいな角だが、側面からみると(冒頭の写真)、いかにもウシらしいウシだ。
(同上)
牛嶋神社は、もともと明治維新前は「牛御前社」(うしのごぜんしゃ)とよばれていたそうだ。祭神は素戔嗚尊(すさのをのみこと)を中心に三柱。出雲系だな。包丁塚があるのは、お肉屋さん関係の奉納だろう。
(牛嶋神社の「包丁塚」 筆者撮影)
12年に1回、ウシのお守りを販売ということだが、自分はウシ年ではないので買わなかった。トラ年だからね。来年だ。
(ウシのお守りを買うため並んでいる人たち 筆者撮影)
さて、牛嶋神社をお参りしたあとは、ふたたび隅田川をわたって浅草へ。こんどは言問橋で。業平だな。伊勢物語。いざ言問はん都鳥。
次にお参りしたのは待乳山聖天。聖天様はウシではなくゾウ。インドの神様ガネーシャ。抱き合う2体のゾウ。いわゆる秘仏というやつだろう。ご開帳ではないので、当然ながら見ることあたわず。
そのあと、浅草神社と浅草寺をお参り。かなりガラガラだったなあ。この話はまた別途。 以上で、浅草初詣散策終了。初詣は分散すべしという要請に応えて本日実行。明日からは非常事態宣言だが、神社仏閣は関係ないので(・・ただし手水が使えない)、思い立ったときに実行されるとよろしいでしょう。
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