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2023年12月8日金曜日

書評『修行の心理学 ― 修験道、アマゾン・ネオ・シャーマニズム、そしてダンマ』(石川勇一、コスモス・ライブラリー、2016)― 臨床心理学者自身の「一人称の体験」をその本人が「第三者的」に観察して分析する

 



臨床心理学の研究者自身の「一人称の体験」を、研究者本人が「第三者的」に観察して分析した内容の本だ。

その体験とはタイトルにあるように、日本の熊野の修験道アマゾン奥地のネオ・シャマニズム、そしてタイトルには「ダンマ」(仏法)として登場するミャンマーの上座仏教(テーラヴァーダ仏教)である。

ああ、この人はほんとうに「修行体験」が好きなのだなあと思う。おなじく「修行」が大好きなわたしは大いに共感するものを感じる。

修行によって得られる境地そのものはさることながら、人からみたら苦行としかいいようがない修行のプロセスが好きなのだな、と。

わたし自身、18歳から22歳まで集中的に合気道に打ち込んで修行し、フィジカル面だけでなく、メンタル面も、スピリチュアル面でも修行によって得たものが多いという実感をもっているし、成田山の断食道場における断食修行や、出羽三山の修験道の「山伏修行体験塾」にも参加している。

さすがにアマゾン奥地でシャマン体験をしようなどという気持ちも、カネもないが、その意味では著者自身の体験は大いに興味をひくものであった。

修行に限らず体験というものは、あくまでも第一人称的なものである。その本人が五感をつうじて体験したビジュアルなイメージや、精神的な変容といったものを、自分以外の他人に伝えることはきわめてむずかしい。

とはいえ、事例をあつめて第三者的に分析したところで、いわゆる隔靴掻痒(かっかそうよう)である。靴のうえから足を掻くようなものでもどかしい。

その意味でも、研究者本人の第一人称的な直接体験を、時間がたってから冷静に見つめ直し、自分自身の体験を第三者的に、俯瞰的に観察して分析を行うことは、研究方法としても意味のあることなのである。定量的なデータ分析と相補うものとなるはずだ。
 
もちろん、著者自身の直接体験であり、それはまさに一回限りの体験である。おなじ場にいても他人とは異なる体験であるし、自分自身でもおなじ体験が再現できる保証はない。というよりも、まずそれは不可能であろう。だが、似たような体験は、異なる修行によっても訪れることもある。

修行が好きな人、修行に多大な関心をもっている人、修行体験がいかなるものか知りたい人には、読むことを薦めたい本だ。

けっして特定の宗教や、宗派、自己啓発セミナーなどに誘導しようとしている本ではない。あくまでも臨床心理学の研究者としての一線は守っている。その意味では、この『修行の心理学』は、安心して読める本である。



目 次 
プロローグ
第1章 修行体験 
第2章 修験道療法 
第3章 修験道修行の心理と可能性 
第4章 アマゾン・ネオ・シャーマニズムとは何か 
第5章 異次元体験、地獄・天界・瞑想 
第6章 アマゾン・ネオ・シャーマニズムの効果と可能性 
参考文献一覧


著者プロフィール
石川勇一(いしかわ・ゆういち)
日本トランスパーソナル心理学/精神医学会会長。相模女子大学教授。法喜楽庵・法喜楽堂代表。臨床心理士。行者。専門は臨床心理学。瞑想、修行(初期仏教、修験道)、心身技法、ダンマ(法)を探求。神奈川県生まれ。早稲田大学卒・同大学院卒。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)


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2023年9月28日木曜日

「断酒千日行」達成(2023年9月28日)ー ついに満願成就!

 

2023年9月28日、ついに「断酒千日行」を達成した。酒をまったく飲まずに1000日間。3年弱である。本日で1001日目である。

比叡山の「千日回峰行」になぞらえてのネーミングだ。「断酒千日行満願成就」である。感慨もひとしおだ。


「三日・三月・三年」(みっか・みつき・さんねん というが、  「最初の3日」を達成すれば、つぎの「三月」は達成が可能になり、それがクリアできれば「三年」も不可能ではなくなるという先人の知恵だ。

3ヶ月は約100日、3年は約1,000日である。100は10の二乗、1000は10の3乗である。なるほど対数で表示可能である。

*****


痛風発症は 2020年9月29日。あすで「痛風発症から3年」になる。

起床時に「右足かかとに激痛」が走ったのであった。「親指の付け根」ではなく、「右足かかと」であったため、しばらく「痛風」とわからなかったのだ。最初は外科にいってしまった。

医療機関において、正式に「痛風」だと判明したのは10月2日のことである。わたしはこの日を正式に「痛風元年」と定めた。Google calendar に記入して、リマインダーとして毎年10月2日に自分に警告することにしている。

現在もなお「尿酸値」を下げるための治療中である。「フェブリック」の「ジェネリック」を毎日1錠服用している。それも3年近い。

それと同時のことだ。「いっそのこと、酒なんか飲むのはやめてしまえ」と思ったのだ。オール・オア・ナッシングである。40年分飲んだからな。未練は無用だ。

おかげさまで、総合健康診断の結果は良好だ。「尿酸値」はつねに7を切っている。状態良好!

数字がすべてではないが、基本的に数値が低いとうれしい。成績は高い方がいいが、放射能の値は低いほうがいい。それとおなじだ。

しかも、酒を飲んでいないので、尿酸値とは直接関係ない項目も下がっているのはうれしい。

 端的にいったら「γ-GT」の数値。なんと「25」。男性としてはきわめて低い数値で安定している。

肝臓よし! 一日抜いたくらいでは、この数値はでないだろう。この数値は高校生なみか?
 



とはいうものの、経営診断もそうだが、局所的な数値だけみていても意味はない。「部分最適のワナ」にはまってしまうからだ。あっち立てれば、こっち立たず。栄養でバランスとるのはむずかしい。 

健康は英語では health というが、全体を意味する whole の関連語だという。後者から holistic という派生語が発生した。 

局所的な部分最適ではなく、全体最適を意識したいものだ。現状は、心技体の三拍子はそろっている。

 *****

たまにビールなど飲んでしまう夢を見る。この1000日間で4~5回だろうか。記憶に残っていないだけで、もっと見ているかもしれない。

「ヤバイ、せっかく断酒記録伸ばしているのに・・」
「あ~あ、もうすこしで1000日達成なのに飲んでしまった・・・」

この夢をどう解釈するべきか、わからない。ほんとうは飲みたいのに、ということもあるだろう。

だが、かならずしもそうではなないような気がする。ムリを敷いていたという気持ちはないが、40年間という、あまりにも長く飲んでいたので、生活習慣化していたためではないかという気もする。

じつはけさ目覚める前も「宴会?」で飲んでしまう夢をみてしまった。「千日も達ししたし、いいかな」、と。そんなことでは、いかんねえ。

*****

千日の稽古を「鍛」とし、万日の稽古を「錬」とすというフレーズがある。宮本武蔵のものだという。「鍛」と「錬」をあわせて「鍛錬」。「修行」の道は長い。なにごとも継続である。

とはいえ、「断酒万日」達成には30年、いまから27年後のことになる。はたして、そこまで生きているという保証はない。そこまでやる必要があるのかどうかもわからない。

「千日行満願成就」したから、もうこれ以上つづける必要もないのかもしれない。では、「部分的に解除」していくことにするか

だが、そうはいっても、なんだか飲むのがおそろしい。

「自己暗示」によって「酒は有害という意識」がすり込まれてしまっているからだ。「飲み始めると止まらないのではないか」という恐怖もある。

もちろん、酒を飲もうが飲むまいが、痛風対策の「フェブリック」(のジェネリック)は飲み続けなくてはなるまいが・・・


  




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2018年11月20日火曜日

JBPress連載コラム第39回目は、「最初の一歩が肝心だ!火渡りの修行に挑戦してみた-焼けた炭の上を裸足で歩いた成田山での体験記」(2018年11月20日)


JBPress連載コラム第39回目は、「最初の一歩が肝心だ!火渡りの修行に挑戦してみた-焼けた炭の上を裸足で歩いた成田山での体験記」(2018年11月20日)
⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54683

やらなければならないと分かっているのだが、思い切って一歩踏み出せない。そういう人は少なくないはずだ。

だからこそ、「最初の一歩」を踏みだすことをテーマにした自己啓発書は、昔から根強い人気があるのだろう。もちろん、本を読んだからといって、すぐに行動に移せるとは限らないのであるが・・。

今回の「体験修行記」は「火渡り修行」。すでに火は消されて熾火(おきび)になっているとはいえ、焼けた熱い炭の上を裸足で(!)歩く修行のことだ。

さあ、足裏が熱いのを我慢して「最初の一歩」を踏み出そうではないか!

つづきは、本文にて http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54683

次回のコラム公開は、12月4日(火)です。お楽しみに!




<ブログ内関連記事>

JBPress連載コラム第38回目は、「山伏になって「死からの再生」を体験してみよう-山形・出羽三山で参加した「山伏修行体験塾」(2018年11月6日)

JBPress連載コラム第37回目は、「苦しいのは最初だけ、3泊4日の「断食修行」体験記-成田山新勝寺で挑戦した本格的断食」(2018年10月23日)

成田山新勝寺の 「柴灯大護摩供(さいとうおおごまく)」に参加し、火渡り修行を体験してきた(2014年9月28日)

不動明王の「七誓願」(成田山新勝寺)-「自助努力と助け合いの精神」 がそこにある!

「シャーリプトラよ!」という呼びかけ-『般若心経』(Heart Sutra)は英語で読むと新鮮だ





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2018年11月6日火曜日

JBPress連載コラム第38回目は、「山伏になって「死からの再生」を体験してみよう-山形・出羽三山で参加した「山伏修行体験塾」(2018年11月6日)


JBPress連載コラム第38回目は、山伏になって「死からの再生」を体験してみよう-山形・出羽三山で参加した「山伏修行体験塾」(2018年11月6日)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54560

今回は、成田山の「断食参籠修行」に引き続き、同じ年(2010年)の秋に参加した出羽三山での「山伏体験塾」について紹介したいと思う。 

これもまた「断食」と同様、「非日常体験」であり、しかも意図的に心身に厳しい制約条件を課すことによって精神的な覚醒を促す、日本型修行の一つの形でもある。 

このコラムが、「一度くらいは山伏を体験してみたい」と考えている人、日本型修行のあり方に、なんらかのヒントを得たいと思っている人に参考になれば幸いである。 

(つづきは本文で) ⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54560

次回のコラム公開は、11月20日(火)です。お楽しみに!







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JBPress連載コラム第37回目は、「苦しいのは最初だけ、3泊4日の「断食修行」体験記-成田山新勝寺で挑戦した本格的断食」(2018年10月23日)

「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α - 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に (総目次)

カラダで覚えるということ-「型」の習得は創造プロセスの第一フェーズである




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2018年10月23日火曜日

JBPress連載コラム第37回目は、「苦しいのは最初だけ、3泊4日の「断食修行」体験記-成田山新勝寺で挑戦した本格的断食」(2018年10月23日)


JBPress連載コラム第37回目は、「苦しいのは最初だけ、3泊4日の「断食修行」体験記-成田山新勝寺で挑戦した本格的断食」⇒ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54425

私自身が8年前に実体験した「断食修行」について具体的に語ってみたい。


断食を体験した場所は、千葉県成田市にある成田山新勝寺の参籠堂である。ダイエットとデトックスだけならファスティングで問題はない。これに、それに加えてスピリチュアルが加わると断食になる

「断食修行」に関心のある方に参考となれば幸いである。

(つづきは本文で) ⇒ 
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54425


次回のコラム公開は、11月6日(火)です。お楽しみに!








<関連サイト>

(参考)大本山成田山の公式サイト「断食修行」  https://www.naritasan.or.jp/lecture/danjiki.html を参照

   

<ブログ内関連記事>

成田山新勝寺「断食参籠(さんろう)修行」(三泊四日)体験記 (総目次)


「成田山開基1080年記念大開帳」の初日に成田山新勝寺に参詣(2018年4月28日)-運の良いことに「お練り行列に遭遇!

   
成田山新勝寺の 「柴灯大護摩供(さいとうおおごまく)」に参加し、火渡り修行を体験してきた(2014年9月28日)

不動明王の「七誓願」(成田山新勝寺)-「自助努力と助け合いの精神」 がそこにある!




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2013年1月17日木曜日

『武道修行の道 ー 武道教育と上達・指導の理論』(南郷継正、三一新書、1980)は繰り返し読み込んだ本 ー 自分にとって重要な本というのは、必ずしもベストセラーである必要はない



『人生でもっとも重要なことは●●で学んだ』、こういうタイトルの本は、あるときから目につくようになりましたよね。

わたしの場合は、「●●」に入るのが、「合気道」です。

大学時代、合気道の技(わざ)を習得するために稽古に打ち込んでましたが、ほとんどテキストを読んだことはありません。

実技系というのは、本を読んで「畳の上の水練」をするよりも、実際にカラダを動かして、カラダに覚えさせることのほうがはるかに重要だからです。

カラダが自然に動くまで鍛え上げなければ、技を習得したとはいえないからです。とくに武道はそうですね、ブルース・リーの名言 "Don't think, feel" ではないですが、考えていては遅いのです。しかし、そう言えるようになるのは、考えるステージを超えて、「達人」の域に近づいてからでしょう。

大学三年の夏になって主将に指名されてからは、技(わざ)以外に、下級生を指導し、リーダーシップを発揮して、合気道部をマネジメントする必要に迫られました。マネジメントするということは、技は技でも、異なる性格の技ですね。スキルでありマインドセットです。

幸いなことに、もともと商科大学から発展した、学部が4つしかない小規模大学であったために、学部をこえた友人関係があり、商学部経営学科の人間からは「耳学問」で、いろんな知識を仕入れていたのが、じつに役に立ちました。

まさに「門前の小僧習わぬ経を読む」、ですね。「耳学問」で得た知識を実践で試してみる。こういう習慣は、この頃に身につけたものです。

マネジメント体験の原点もまた、必要に迫られて、実際に試行錯誤しながら身につけていったことにあったわけです。

社会人になってからは、銀行系のコンサルティングファームに入社したので、多忙な業務のなかで泥縄的に勉強せざるをえないはめになりましたが、いわゆる「ビジネス書」よりも、はるかに影響を受けたのが、『武道修行の道』という本です。

『武道修行の道』(南郷継正、三一新書、1980)は、副題が「武道教育と上達・指導の理論」というもので、著者の南郷継正(なんごう・つぐまさ)氏は、武道理論家というめずらしい存在。空手の実践家ですが、一般的な知名度は高くないと思います。わたしも、社会人になってから、たまたま書店の店頭で手にとって、はじめてその存在を知りました。

とくに重要なのは、「負けの構造を知る」、「技の量質転化」、「心と技の相互浸透」などなど。これは、武道に限らず、技の習得にかんしてはすべての分野で適用可能なものだと実感しています。他分野への「ヨコ展開」が可能ということですね。

とかく精神主義や右寄りとみなされがちな武道の世界で、左寄り(?)な唯物弁証法で武道を理論的に解明するという試みは、きわめて異質な印象を受けるかもしれません。

武道館関係者でも知らない人も少なくないと思いますが、自分にとって重要な本というのは、必ずしもベストセラーである必要はないのです。

この本もまた、なんども繰り返し読んで、自分の血肉となったものです。


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目 次

まえがき

第一編 現代武道論批判-上達の過程と方法
 第一章 少林寺拳法の欠陥を論ず-技の発展とは何か
 第二章 大相撲の欠陥を輪島に見る-上達の科学的解明とは何か
 第三章 合気道の欠陥は何か-総合武道論の横行
 第四章 始祖嘉納から見る柔道の欠陥-何故に柔には極意がないのか
 第五章 現代空手道批判-科学としての空手道の探求によせて
第二編 修行と指導の論理
 第一章 指導の論理性とは何か-組織の原理と指導の論理
 第二章 歴史性ある指導者とは何か-我が組織における指導と発展について

あとがき

著者プロフィール

南郷継正(なんごう つぐまさ)
日本の空手家、日本武道空手玄和会創始者および師範、日本弁証法論理学研究会主宰。1933年、宮崎県生まれ。日本武道空手玄和会を創設後、半世紀にわたって武道・武術を指導する。自ら築き上げた「唯物論的弁証法」「認識論」を媒介とすることで、武道・空手を科学として人類史上初めて説き、武道哲学および武道科学を確立した。自らを各学問領域を網羅した哲学者と称する。1969年の冬、初めて面談の機会をえた師である哲学者・三浦つとむの紹介で吉本隆明主宰の不定期雑誌『試行』に連載「武道の理論」を掲載するようになる。著書多数。(wikipedia の記述から作成)。



<ブログ内関連記事>

カラダで覚えるということ-「型」の習得は創造プロセスの第一フェーズである・・東洋だけではなく、西洋でもじつはすべてが模倣から始まるのである

書評 『狂言サイボーグ』(野村萬斎、文春文庫、2013 単行本初版 2001)-「型」が人をつくる。「型」こそ日本人にとっての「教養」だ!

『鉄人を創る肥田式強健術 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)』(高木一行、学研、1986)-カラダを鍛えればココロもアタマも強くなる!

What if ~ ? から始まる論理的思考の「型」を身につけ、そして自分なりの「型」をつくること-『慧眼-問題を解決する思考-』(大前研一、ビジネスブレークスルー出版、2010)

書評 『プロフェッショナルを演じる仕事術』(若林計志、PHPビジネス新書、2011)-「学ぶとは真似ぶなり」という先人の知恵を現代風にアレンジした本

書評 『模倣の経営学-偉大なる会社はマネから生まれる-』(井上達彦、日経BP社、2012)-「学ぶとは真似ぶなり」とは、個人でも会社でも同じこと

「学(まな)ぶとは真似(まね)ぶなり」-ノラネコ母子に学ぶ「学び」の本質について


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2010年9月28日火曜日

「庄内平野と出羽三山への旅」 全12回+α ー 「山伏修行体験塾」(二泊三日)を中心に (総目次)




 現在までに、47都道府県のほぼすべてにいっている私が、いまだ訪れたことがなかったのが山形県。その日本海沿岸部に拡がる庄内平野と背後になだらかな山容をしめしている出羽三山。

 「庄内平野と出羽三山への旅」と題した今回の旅のテーマは以下のとおりであった。

① 「山伏修行体験塾」(二泊三日)に参加すること
② 出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)をすべて歩くこと
③ 即身成仏による「ミイラ仏」を実際に見ること
④ 庄内地方が生んだ 大川周明、石原完爾ゆかりの地をまわること


 1週間にしてはかなり盛りだくさんの旅であったが、かなり充実したものとなった。

 記憶が失せてしまわないうちに、旅の記録を紀行文風に綴ってみたのが、「庄内平野と出羽三山への旅」全12回である。
 紀行文あり、修行体験記あり、背景解説のコメントあり、書評あり。これまた盛りだくさんの内容になっている。

 編集長兼ライターという特権を享受できるのが、このブログという「個人雑誌の」の強みであり、面白さでもある。

 この文章が、みなさんのお役に少しでも立つのであれば、執筆者冥利に尽きるというものです。どうぞご覧あれ。

 ボナペティ(Bon Appetit !)


(1) はじめに

(2) 酒田と鶴岡という二つの地方都市の個性

(3) 「山伏修行体験塾」(二泊三日)に参加するため羽黒山方面に移動

(4) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 初日の苦行は深夜まで続く・・・

(5) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 二日目は早朝から夜中まで実に長い一日だった・・・

(6) 「山伏修行体験塾」(二泊三日) 最終日の三日目が終了! 精進落としの楽しみとは・・・

(7) 「神仏分離と廃仏毀釈」(はいぶつきしゃく)が、出羽三山の修験道に与えた取り返しのつかないダメージ

(8) 月山八号目の御田原参籠所に宿泊する

(9) 月山八号目から月山山頂を経て湯殿山へ縦走する

(10)松尾芭蕉にとって出羽三山巡礼は 『奥の細道』 の旅の主目的であった

(11) 湯殿山で感じる「出羽三山の奥の院」の意味

(12) 庄内平野の湯殿山系「即身仏」(ミイラ仏)を見て回る


<番外編>

書評 『世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られたのか』(岡田芳郎、講談社文庫、2010 単行本 2008)

「山伏修行体験塾 2011 東京勧進」 に参加-ヤマガタ・サンダンデロ(銀座)にて山形の食材をふんだんにつかった料理とお酒を存分に楽しんできた(2011年11月11日)



<参考サイト>

山伏(体験)wikipedia

「いでは文化記念館」(羽黒山)の「山伏修行体験塾」

宿坊・大聖坊が主催する山伏修行体験・・民俗写真家・三好祐司が日本各地の民俗・風習を訪ね歩いた記録。「いでは文化記念館」以外が主催する「山伏修行体験塾」以外の山伏修行。


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